2022年09月03日
庵野秀明展に行ってしまった
同じ事を繰り返していると思われるのがタローマンには耐えられないように、
ミーハーなブームライダーと思われるのがあいあんには耐えられません。
ということで庵野秀明展は見送ろうかと思ったのですが、庵野秀明とは同学年、かつ庵野作品とはDAICON3のOPアニメ以降40年のお付き合いなので、他人の目は気にせずに行ってみることにしました(実は気にする他人の目などは無かったりしますが)。

最初コーナーは庵野秀明に大きな影響を与えた昭和の作品展示。

今回の展示の中ではこのコーナーが個人的に最も良かったと思いました。
庵野秀明の原点ではあるが、直接的な関係はないので他の人はひと通り見たのみでさっさと次のコーナーに行ってしまい、割と空いているのも良かったりします。
ここの展示は東宝特撮映画の中でも素人さんにはなじみの薄い作品があったりします。
初代「轟天(海底軍艦)」(手前)と二代目「轟天(惑星大戦争)」(向こう)

惑星大戦争なんて来場者のうち見たことがある人って何人いるんだろう?
ムーンライトSY3号(怪獣総進撃)

このメカ大好きなんですよね(可変翼がカッコいい!)
伊福部昭の「怪獣総進撃マーチ」が似合います。
戦闘ロケット(宇宙大戦争)

敵のナタール円盤は発射角度が変えられるビーム砲を装備していましたが、戦闘ロケットは前方にしかビームを発射できないんです。
しかし伊福部マーチが流れる中、果敢に立ち向かいついに地球の勝利をつかみ取りました!(涙)
カプセル1号(妖星ゴラス)

なんて超マイナーなメカにまで光を当ててくれるんだ!
小型ブラックホールであるゴラスを観測するため、軽量な機体に高出力ロケットエンジンを搭載しています。
しかし、ゴラスの驚異的な姿を間近に見たパイロット(久保明)は意識朦朧として危機に陥ります。
JX-2鳳号から「カプセル1号!カプセル1号!」と呼び掛ける佐原健司の絶叫が耳に焼き付いています。
(この後、パイロットのレバー操作ひとつで隼号まで自動で帰投するという素晴らしい機能で無事帰還)

DVDのスナップショット
JX-1隼号(妖星ゴラス)

ゴラスの重力に捉えられ脱出不可能となった状況の中最後まで貴重なゴラス観測データを送り続けました。
園田艇長(田崎潤)の名指揮官ぶりが素晴らしい!
こういう細かいところが泣かせます

ところで、壁に掲示された妖星ゴラスの映画看板をじっくり見ると...

「え、これってマグマ?」(なんか、お茶目)
マグマっていうのはシリアスなストーリの妖星ゴラスに取ってつけたように現れた怪獣です。

DVDのスナップショット
ストーリー的には出る必要は全くなかったんで、けっこう酷評&冷遇されている東宝怪獣の典型です(着ぐるみは後にウルトラQのトドラになったようです)。
科特隊のビートルの原型とも言える小型のVTOL機のレーザー砲であっさりやっつけられちゃうので、ますます登場した意味不明。
あれ?なんか東宝特撮だけでけっこうな内容になってしまったんで、つづきはまた今度。
「妖星ゴラス」好きな作品なんで繰り返し見てたりします。
地球とほかの天体が衝突するという映画はいくつかありますが、地球を動かして逃げちゃおう!
なんて、岡本太郎が絶賛しそうなべらぼうな発想はこの妖星ゴラスのみです。
ミーハーなブームライダーと思われるのがあいあんには耐えられません。
ということで庵野秀明展は見送ろうかと思ったのですが、庵野秀明とは同学年、かつ庵野作品とはDAICON3のOPアニメ以降40年のお付き合いなので、他人の目は気にせずに行ってみることにしました(実は気にする他人の目などは無かったりしますが)。
最初コーナーは庵野秀明に大きな影響を与えた昭和の作品展示。
今回の展示の中ではこのコーナーが個人的に最も良かったと思いました。
庵野秀明の原点ではあるが、直接的な関係はないので他の人はひと通り見たのみでさっさと次のコーナーに行ってしまい、割と空いているのも良かったりします。
ここの展示は東宝特撮映画の中でも素人さんにはなじみの薄い作品があったりします。
初代「轟天(海底軍艦)」(手前)と二代目「轟天(惑星大戦争)」(向こう)
惑星大戦争なんて来場者のうち見たことがある人って何人いるんだろう?
ムーンライトSY3号(怪獣総進撃)
このメカ大好きなんですよね(可変翼がカッコいい!)
伊福部昭の「怪獣総進撃マーチ」が似合います。
戦闘ロケット(宇宙大戦争)
敵のナタール円盤は発射角度が変えられるビーム砲を装備していましたが、戦闘ロケットは前方にしかビームを発射できないんです。
しかし伊福部マーチが流れる中、果敢に立ち向かいついに地球の勝利をつかみ取りました!(涙)
カプセル1号(妖星ゴラス)
なんて超マイナーなメカにまで光を当ててくれるんだ!
小型ブラックホールであるゴラスを観測するため、軽量な機体に高出力ロケットエンジンを搭載しています。
しかし、ゴラスの驚異的な姿を間近に見たパイロット(久保明)は意識朦朧として危機に陥ります。
JX-2鳳号から「カプセル1号!カプセル1号!」と呼び掛ける佐原健司の絶叫が耳に焼き付いています。
(この後、パイロットのレバー操作ひとつで隼号まで自動で帰投するという素晴らしい機能で無事帰還)

DVDのスナップショット
JX-1隼号(妖星ゴラス)
ゴラスの重力に捉えられ脱出不可能となった状況の中最後まで貴重なゴラス観測データを送り続けました。
園田艇長(田崎潤)の名指揮官ぶりが素晴らしい!
こういう細かいところが泣かせます
ところで、壁に掲示された妖星ゴラスの映画看板をじっくり見ると...
「え、これってマグマ?」(なんか、お茶目)
マグマっていうのはシリアスなストーリの妖星ゴラスに取ってつけたように現れた怪獣です。

DVDのスナップショット
ストーリー的には出る必要は全くなかったんで、けっこう酷評&冷遇されている東宝怪獣の典型です(着ぐるみは後にウルトラQのトドラになったようです)。
科特隊のビートルの原型とも言える小型のVTOL機のレーザー砲であっさりやっつけられちゃうので、ますます登場した意味不明。
あれ?なんか東宝特撮だけでけっこうな内容になってしまったんで、つづきはまた今度。
「妖星ゴラス」好きな作品なんで繰り返し見てたりします。
地球とほかの天体が衝突するという映画はいくつかありますが、地球を動かして逃げちゃおう!
なんて、岡本太郎が絶賛しそうなべらぼうな発想はこの妖星ゴラスのみです。