2013年10月01日
カリマー X Lite 2
ちょっと時間が空いちゃいましたが、先のキャンプでは新たなテントを投入したので紹介しておきます。

ブランドはカリマー。
アウトドアバッグやザックの世界では有名&人気メーカーですがテントを作っているとは思えないので、OEMか何かだと思います。
テントの名称は「X Lite 2」。
軽量な2人用テントです。
重量は公称2.5kg。
タイプとしてはトンネルテントになります。
今年の春先あたりからヤフオクに出てきており、最初は2諭吉オーバーだったんですが、出品者が増えてきて値下がり、自分は1.8万弱で落札。
最近は1.5万前後が相場になっているみたです。
パッキングサイズはこんな感じ。

収納袋は割りと余裕があるので、収納に苦労することはありません。
収めた後にコンプレッションベルトで締めます。
上の写真はまだコンプレッションに余裕がある状態です。
設営サイズはこのとおり。

収納袋の中身は、

・フライシート
・インナー
・ポール(2本)&ポールケース&補修チューブ
・ペグ(14本)&ペグケース
ペグはアルミのしょぼいヤツなので別に揃える事を推奨します。

ポール2本は色分け&プリベント加工されています。

フライのスリーブは袋スリーブになっており、スリーブ入口とグロメット部は対応するポールの色に合わせてあります。

ちなみにインナーのボトムとフライの縫い目にはシームテープ加工されています。

設営はまずポールをグロメットへの留め具がある方の反対側からフライのスリーブに差し込んで、留め具でポールをグロメットに固定します。
その後、前室部分の先端2か所をペグ留めし、フライ後部を持って引っ張るとポールが立ち上がってこういう形になります。

フライ底部には所謂スタンディングテープがあってフライのみで立てることができます。
フライの後部にはベンチレータを装備。

インナーは海外メーカーによくあるオールメッシュ生地ではありません。
ブリーザブルナイロンで、フライ後部のベンチレーションに対応した一部のみメッシュです。
ドアはもちろんメッシュとナイロンとの二重構造になっています。
要するに国内ブランドと同様の仕様ということです。
このインナーに付いたループ(前後で10数ヶ所くらい)をフライ内部にあるフックに引っ掛けた後、四隅のバックルをフライに接続して設営はほぼ完了。
フライとインナーを接続したまま、撤収・設営も可能だと思います。
必要に応じて張り綱で固定します(今回は無風なので省略)。

もともと2人用なので、底面積は1人で使う分には広々としており問題なし。
前室もそこそこあります。
ただひとつ気になったのが、座ったときの頭のつっかえ感。
仕様では最高部の高さは公称100cm(もしかしてフライの高さ?)なのですが、その部分はドアの真上で、そこから遠ざかるにつれて低くなっていきます。
従って、極力ドアに近い場所に座っても高さ的には90cm程度でしょうか。
上着を着たり脱いだりする時にちょっとやりにくいなと思いました。
総評としては、抑えるところはきっちり抑えてあるテントで、日本の気候に合った仕様に
なっており、これが1万円の中~後半のお値段ならお買い得と言う気がします。
ただ、座ったときの頭のつっかえ感からすると、身長175cm以上の方は中で座った時にかなり窮屈に感じるかと思います。
ブランドはカリマー。
アウトドアバッグやザックの世界では有名&人気メーカーですがテントを作っているとは思えないので、OEMか何かだと思います。
テントの名称は「X Lite 2」。
軽量な2人用テントです。
重量は公称2.5kg。
タイプとしてはトンネルテントになります。
今年の春先あたりからヤフオクに出てきており、最初は2諭吉オーバーだったんですが、出品者が増えてきて値下がり、自分は1.8万弱で落札。
最近は1.5万前後が相場になっているみたです。
パッキングサイズはこんな感じ。
収納袋は割りと余裕があるので、収納に苦労することはありません。
収めた後にコンプレッションベルトで締めます。
上の写真はまだコンプレッションに余裕がある状態です。
設営サイズはこのとおり。

収納袋の中身は、
・フライシート
・インナー
・ポール(2本)&ポールケース&補修チューブ
・ペグ(14本)&ペグケース
ペグはアルミのしょぼいヤツなので別に揃える事を推奨します。
ポール2本は色分け&プリベント加工されています。
フライのスリーブは袋スリーブになっており、スリーブ入口とグロメット部は対応するポールの色に合わせてあります。
ちなみにインナーのボトムとフライの縫い目にはシームテープ加工されています。
設営はまずポールをグロメットへの留め具がある方の反対側からフライのスリーブに差し込んで、留め具でポールをグロメットに固定します。
その後、前室部分の先端2か所をペグ留めし、フライ後部を持って引っ張るとポールが立ち上がってこういう形になります。

フライ底部には所謂スタンディングテープがあってフライのみで立てることができます。
フライの後部にはベンチレータを装備。

インナーは海外メーカーによくあるオールメッシュ生地ではありません。
ブリーザブルナイロンで、フライ後部のベンチレーションに対応した一部のみメッシュです。
ドアはもちろんメッシュとナイロンとの二重構造になっています。
要するに国内ブランドと同様の仕様ということです。
このインナーに付いたループ(前後で10数ヶ所くらい)をフライ内部にあるフックに引っ掛けた後、四隅のバックルをフライに接続して設営はほぼ完了。
フライとインナーを接続したまま、撤収・設営も可能だと思います。
必要に応じて張り綱で固定します(今回は無風なので省略)。
もともと2人用なので、底面積は1人で使う分には広々としており問題なし。
前室もそこそこあります。
ただひとつ気になったのが、座ったときの頭のつっかえ感。
仕様では最高部の高さは公称100cm(もしかしてフライの高さ?)なのですが、その部分はドアの真上で、そこから遠ざかるにつれて低くなっていきます。
従って、極力ドアに近い場所に座っても高さ的には90cm程度でしょうか。
上着を着たり脱いだりする時にちょっとやりにくいなと思いました。
総評としては、抑えるところはきっちり抑えてあるテントで、日本の気候に合った仕様に
なっており、これが1万円の中~後半のお値段ならお買い得と言う気がします。
ただ、座ったときの頭のつっかえ感からすると、身長175cm以上の方は中で座った時にかなり窮屈に感じるかと思います。
Posted by あいあん at 21:09│Comments(4)
│キャンプグッズ
この記事へのコメント
カリマー・・・すいません、ワタクシ勘違いをしておりました。てっきりノルディスクのトンネルテントかと思ってましたが カリマーのテントとは・・・(←色しか見てなかったらしい・・・) しかしこんなテント 日本で販売してましたっけ?
そういえば友人が持っているコールマンのアビアーX2も最近めっきり出番がなくなりました。まあ彼はケシュアというトンネルテントと対極のようなものも所有しているんでメンツと場所がワンパターンなキャンプであればケシュアに偏ってしまうのもわかりますが・・・
ちょっと前はトンガリテントが流行りましたが トンネルテントは日本では定着しにくいんでしょうね。個人的には個性をアピールするには面白い商品が集まっているジャンルだと思うんですが。
そういえば友人が持っているコールマンのアビアーX2も最近めっきり出番がなくなりました。まあ彼はケシュアというトンネルテントと対極のようなものも所有しているんでメンツと場所がワンパターンなキャンプであればケシュアに偏ってしまうのもわかりますが・・・
ちょっと前はトンガリテントが流行りましたが トンネルテントは日本では定着しにくいんでしょうね。個人的には個性をアピールするには面白い商品が集まっているジャンルだと思うんですが。
Posted by BARA at 2013年10月01日 21:37
このような自立しないタイプのテントは持ってないんですが
前室もしっかりあって中々良さそうですね。
私のヒルバーグもインナーとフライを一緒に畳めて
設営もポール立ち上げたら終わりなので凄く楽です。
地面との隙間もなさそうなので冬の坊がつるでも
快適かもですね。(^^)
前室もしっかりあって中々良さそうですね。
私のヒルバーグもインナーとフライを一緒に畳めて
設営もポール立ち上げたら終わりなので凄く楽です。
地面との隙間もなさそうなので冬の坊がつるでも
快適かもですね。(^^)
Posted by きたちゃん at 2013年10月01日 21:50
●BARAさん
ノルディスクですか。
このブランドも研究していますが、カリマーの安さに心を動かされてしまいました。
しかし、このX Liteって、既に所有している小川のZ-1とかぶる部分が多いんです。
構造こそクロスポール(Z-1)、トンネル(XLite)と全く違いますが、フライのみで設営可&インナー吊り下げ式、そこそこの前室ありなど、何となく同じなんです。
床面積こそZ-1の方が小さいんですが、そこは何と言っても小川。
正面から見た時にインナーが台形なんですが、底辺角がかなり直角に近く、有効空間が広いんです。
加えてX Liteで感じたつっかえ感はなし。
ってことで、Z-1ユーザーの自分としては、X Liteをどう使おうかと、頭を悩ませています。
ノルディスクですか。
このブランドも研究していますが、カリマーの安さに心を動かされてしまいました。
しかし、このX Liteって、既に所有している小川のZ-1とかぶる部分が多いんです。
構造こそクロスポール(Z-1)、トンネル(XLite)と全く違いますが、フライのみで設営可&インナー吊り下げ式、そこそこの前室ありなど、何となく同じなんです。
床面積こそZ-1の方が小さいんですが、そこは何と言っても小川。
正面から見た時にインナーが台形なんですが、底辺角がかなり直角に近く、有効空間が広いんです。
加えてX Liteで感じたつっかえ感はなし。
ってことで、Z-1ユーザーの自分としては、X Liteをどう使おうかと、頭を悩ませています。
Posted by あいあん
at 2013年10月01日 22:45

●きたちゃん
トンネルテントは独特の使い易さがありますね。
自分的にはヒルに手を出せるほど余裕はないので、カリマーのテントなんてものに手を出したりするのですが、これはこれで良くできたテントでした。
坊がつるかあ、5月、6月と行ったので、紅葉の時期、雪の時期も行ってみたい気がします。
雪の時期に関してはスタッドレスを入手する方が先ですが...
トンネルテントは独特の使い易さがありますね。
自分的にはヒルに手を出せるほど余裕はないので、カリマーのテントなんてものに手を出したりするのですが、これはこれで良くできたテントでした。
坊がつるかあ、5月、6月と行ったので、紅葉の時期、雪の時期も行ってみたい気がします。
雪の時期に関してはスタッドレスを入手する方が先ですが...
Posted by あいあん
at 2013年10月01日 22:49
