2015年08月09日
槍ヶ岳とアルプス縦走 5 <名残を惜しみつつ下山>
疲労により昨夜も19時には就寝。
(考えてみればアルプスの星空って見てないな~)
今朝(8/26)は4時起床。
今日こそはとご来光を待ちます。
日の出はちょうど燕岳の方向のようです。

日の出の時刻が近づくにつれて東の方角の雲が黄金色になります。

周囲の山々の上に見える雲は赤く染まっています。


しかし、ちょうど燕岳の上に雲がかかっていて、
今日もご来光は見えないのか?
とハラハラ。
日の出の時刻も過ぎて、ダメかなと思ったその時、燕岳と雲の隙間からパッと光が射してきました。

おぉぉ...素晴らしい。
しばらくすると太陽は雲に隠れてしまいましたが、とりあえずこ来光は見えたのでまずは満足。
今日は下山して新穂高をお昼頃出るバスに乗る予定なのですが、できればその前に温泉に入りたいところです。
小屋から新穂高までのコースタイムは約5時間30分。
休憩なども考慮に入れて、小屋を6時ちょっと前に出発しました。

テン場の隣にある双六池(正面は笠ヶ岳)

あぁ~この素晴らしい景色ともお別れです。

帰りのコースの前半は稜線上のコースになります。
右手に双六岳、左手に槍穂高連峰、正面に笠ケ岳を見ながら歩きます。


槍穂高は逆光になってしまうのが残念

笠ケ岳の向こうには白山も見えています
登山道脇に咲く花々も見逃せません。

ハクサンシャクナゲ

クルマユリ

双六岳とお花畑

キヌガサソウ

ヤマトリカブト
1時間で弓折乗越に到着。

ここからは稜線を外れて降りばかりになります。
名残惜しいので弓折岳の方向に少し登り返して鷲羽岳に別れを告げます。

次はいつ会えるかな?

降り始めて30分弱で鏡平山荘に到着。

昨日黄色いヘリの荷揚げを見た小屋です。
ここは鏡池がすぐそばにあって、良い雰囲気です。
かなり暑くなってきたので、冷えたCCレモンを買って飲み干します。
しかし、槍ヶ岳山荘でも300円だったのに高度の低いここで400円は高い!
鏡池に映る穂高連峰の姿は素晴らしい。

午前中は逆光になってしまうのですが、午後、特に夕暮れの穂高連峰は見事でしょうね。
鏡平から先はやや単調な降りになります。
時折、左手に穂高や焼岳、乗鞍岳が見えるのがアクセントになります。

右手に見えるのは抜戸岳近辺の稜線でしょうか。

鏡平から降ること1時間50分で登山口に到着。

今日は日曜日なのですが、ここまでですれ違った登りの登山者がかなり多かったですね。
これから入山なんて、いいなあ。
登山口からは単調な林道歩きになります。
20分ほど歩いた所にわさび平小屋。

冷えた飲み物を売っていたりするのですが、先を急ぐため我慢して素通り。
それにしてもここから先の林道の長いこと。

3日間の山歩きの疲れに加えて、山から降りてしまったというテンションの低下、さらには下界(と言っても標高1000mはありますが)の暑さに気力と体力を奪われます。
これはかなりツライっ!
新穂高温泉が見えた時にはホッとしました。

時に10時45分。
コースタイム5時間30分のところ、短い休憩込みで4時間45分でした。
新穂高では立ち寄り湯(26日=風呂の日で料金割引!)に浸かってリフレッシュすると共に3日間の思い出にも浸ります。

(気力が低下しているので、写真もいい加減です。斜めになっちゃった)
初日の厳しい歩きと槍の肩に到着した時の達成感。
2日目の朝の景色と槍の穂先の景色の素晴らしさ。そして充実した西鎌尾根縦走。
今日の朝のご来光と鏡平の景色。
今回は北アルプスでは初の山中2泊。
加えて、これも初の試みとなる登山口と下山口を変えて山行距離を延ばし、槍ヶ岳登頂だけでなく西鎌尾根の縦走も楽しんだこと。
とても密度の高い充実した山行で、永く記憶に残るであろう素晴らしい3日間でした。
(考えてみればアルプスの星空って見てないな~)
今朝(8/26)は4時起床。
今日こそはとご来光を待ちます。
日の出はちょうど燕岳の方向のようです。
日の出の時刻が近づくにつれて東の方角の雲が黄金色になります。
周囲の山々の上に見える雲は赤く染まっています。
しかし、ちょうど燕岳の上に雲がかかっていて、
今日もご来光は見えないのか?
とハラハラ。
日の出の時刻も過ぎて、ダメかなと思ったその時、燕岳と雲の隙間からパッと光が射してきました。

おぉぉ...素晴らしい。
しばらくすると太陽は雲に隠れてしまいましたが、とりあえずこ来光は見えたのでまずは満足。
今日は下山して新穂高をお昼頃出るバスに乗る予定なのですが、できればその前に温泉に入りたいところです。
小屋から新穂高までのコースタイムは約5時間30分。
休憩なども考慮に入れて、小屋を6時ちょっと前に出発しました。
テン場の隣にある双六池(正面は笠ヶ岳)
あぁ~この素晴らしい景色ともお別れです。
帰りのコースの前半は稜線上のコースになります。
右手に双六岳、左手に槍穂高連峰、正面に笠ケ岳を見ながら歩きます。
槍穂高は逆光になってしまうのが残念
笠ケ岳の向こうには白山も見えています
登山道脇に咲く花々も見逃せません。

ハクサンシャクナゲ
クルマユリ
双六岳とお花畑
キヌガサソウ

ヤマトリカブト
1時間で弓折乗越に到着。

ここからは稜線を外れて降りばかりになります。
名残惜しいので弓折岳の方向に少し登り返して鷲羽岳に別れを告げます。
次はいつ会えるかな?

降り始めて30分弱で鏡平山荘に到着。
昨日黄色いヘリの荷揚げを見た小屋です。
ここは鏡池がすぐそばにあって、良い雰囲気です。
かなり暑くなってきたので、冷えたCCレモンを買って飲み干します。
しかし、槍ヶ岳山荘でも300円だったのに高度の低いここで400円は高い!
鏡池に映る穂高連峰の姿は素晴らしい。
午前中は逆光になってしまうのですが、午後、特に夕暮れの穂高連峰は見事でしょうね。
鏡平から先はやや単調な降りになります。
時折、左手に穂高や焼岳、乗鞍岳が見えるのがアクセントになります。
右手に見えるのは抜戸岳近辺の稜線でしょうか。
鏡平から降ること1時間50分で登山口に到着。
今日は日曜日なのですが、ここまでですれ違った登りの登山者がかなり多かったですね。
これから入山なんて、いいなあ。
登山口からは単調な林道歩きになります。
20分ほど歩いた所にわさび平小屋。
冷えた飲み物を売っていたりするのですが、先を急ぐため我慢して素通り。
それにしてもここから先の林道の長いこと。
3日間の山歩きの疲れに加えて、山から降りてしまったというテンションの低下、さらには下界(と言っても標高1000mはありますが)の暑さに気力と体力を奪われます。
これはかなりツライっ!
新穂高温泉が見えた時にはホッとしました。
時に10時45分。
コースタイム5時間30分のところ、短い休憩込みで4時間45分でした。
新穂高では立ち寄り湯(26日=風呂の日で料金割引!)に浸かってリフレッシュすると共に3日間の思い出にも浸ります。
(気力が低下しているので、写真もいい加減です。斜めになっちゃった)
初日の厳しい歩きと槍の肩に到着した時の達成感。
2日目の朝の景色と槍の穂先の景色の素晴らしさ。そして充実した西鎌尾根縦走。
今日の朝のご来光と鏡平の景色。
今回は北アルプスでは初の山中2泊。
加えて、これも初の試みとなる登山口と下山口を変えて山行距離を延ばし、槍ヶ岳登頂だけでなく西鎌尾根の縦走も楽しんだこと。
とても密度の高い充実した山行で、永く記憶に残るであろう素晴らしい3日間でした。
Posted by あいあん at 21:30│Comments(2)
│山登り
この記事へのコメント
こんばんは!
西鎌尾根!すんばらしいですね~!!
槍にチャレンジする時は、西鎌か東鎌かって思ってるんで参考になりました。
奥穂からも笠ヶ岳や双六の山々は見えて、キレイでしたが、歩いた方の目線はまた良いですね(^^)
ちなみに新穂高から山口ってどうやって帰るんですかね?
今後のプランの参考にさせて下さい <m(__)m>
西鎌尾根!すんばらしいですね~!!
槍にチャレンジする時は、西鎌か東鎌かって思ってるんで参考になりました。
奥穂からも笠ヶ岳や双六の山々は見えて、キレイでしたが、歩いた方の目線はまた良いですね(^^)
ちなみに新穂高から山口ってどうやって帰るんですかね?
今後のプランの参考にさせて下さい <m(__)m>
Posted by ゆず吉
at 2015年08月12日 21:32

●ゆず吉さん
やはり縦走って気持ちいいです。
アルプスをずーっと眺めながら歩けるうえに、次第に景色が変わってくるっていうのが楽しいです。
もちろん道端のお花畑も存分に楽しめますしね。
新穂高からは高山行の路線バス(1本/1時間くらい)に乗ります。
上高地に戻りたければ、途中の平湯温泉で上高地行のバスに乗り換えればOK。
今回は終点の高山まで乗って、そこから名古屋行の高速バス+新幹線です。
やはり縦走って気持ちいいです。
アルプスをずーっと眺めながら歩けるうえに、次第に景色が変わってくるっていうのが楽しいです。
もちろん道端のお花畑も存分に楽しめますしね。
新穂高からは高山行の路線バス(1本/1時間くらい)に乗ります。
上高地に戻りたければ、途中の平湯温泉で上高地行のバスに乗り換えればOK。
今回は終点の高山まで乗って、そこから名古屋行の高速バス+新幹線です。
Posted by あいあん
at 2015年08月13日 22:10
