2013年03月04日
CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR300
先日価格.comを巡回していると気になるコンデジを発見。
17,000円を切る低価格ながら満足度ランキングは3位(3/4時点では2位)。
CASIOのHIGH SPEED EXILIM EX-ZR300です(5点中4.93)。

後継機種が出て値段が大幅に下がるのはよくあることなのですが、この評価点は?
現在自分は現役で稼動しているコンデジだけでも、
パナのLUMIX DMC-FX01
リコーのCX3、CX5、GX100、GRD3、PX
を所有しています。
こんな状況でさらにもう1台なんて考えられないのですが、ZR300のレビューを読むうちに「これ、良さそうだなあ」という雰囲気になってきました。
コンデジの主な用途は、山に登った時に主要ポイントの撮影(時間も記録されるのでメモ代わり)や風景の撮影です。
手持ちのコンデジの中でよく使うのはCX5です。
2009年3月に初代CXシリーズCX1が発売されてから、およそ半年毎にマイナーチェンジが繰り返され、CX5は2011年2月の発売。
今となっては基本設計は古いながらも、その時々の技術進歩を取り込みながら熟成されてきています。
価格.comでも4.50と高い評価で、実際に使ってみて自分的にもまずまず満足していました。
特にマクロは秀逸で簡単にマクロ撮影ができて、撮れた画も良い出来です。
強いて言えば露出補正を頻繁に行う必要がある点が少し手間でした。
ただ、これもボタンひとつで露出補正調整モードに入れたり、オートブラケット(露出やWB、色調などを自動的に3段階変えて連射する機能)などを使えば、それほど問題ではありませんでした。
ということで新しいコンデジを買う必要性は感じてなかったのですが、何故にこれほどZR300の満足度が高いのかが気になってついつい手を出してしまいました。
何度か利用したことがあるwebショップで16800円で購入。
CASIOご自慢のデュアルCPUと2つの画像処理回路による最高30枚/秒の高速連写技術を駆使した高画質化とは如何なるものか?
興味津々で持ち出してみた結果、
ZR300が主力機の座を獲得したのはわずか数回の使用後に過ぎない。
では、そのプロセスをもう一度見てみよう。
17,000円を切る低価格ながら満足度ランキングは3位(3/4時点では2位)。
CASIOのHIGH SPEED EXILIM EX-ZR300です(5点中4.93)。

後継機種が出て値段が大幅に下がるのはよくあることなのですが、この評価点は?
現在自分は現役で稼動しているコンデジだけでも、
パナのLUMIX DMC-FX01
リコーのCX3、CX5、GX100、GRD3、PX
を所有しています。
こんな状況でさらにもう1台なんて考えられないのですが、ZR300のレビューを読むうちに「これ、良さそうだなあ」という雰囲気になってきました。
コンデジの主な用途は、山に登った時に主要ポイントの撮影(時間も記録されるのでメモ代わり)や風景の撮影です。
手持ちのコンデジの中でよく使うのはCX5です。
2009年3月に初代CXシリーズCX1が発売されてから、およそ半年毎にマイナーチェンジが繰り返され、CX5は2011年2月の発売。
今となっては基本設計は古いながらも、その時々の技術進歩を取り込みながら熟成されてきています。
価格.comでも4.50と高い評価で、実際に使ってみて自分的にもまずまず満足していました。
特にマクロは秀逸で簡単にマクロ撮影ができて、撮れた画も良い出来です。
強いて言えば露出補正を頻繁に行う必要がある点が少し手間でした。
ただ、これもボタンひとつで露出補正調整モードに入れたり、オートブラケット(露出やWB、色調などを自動的に3段階変えて連射する機能)などを使えば、それほど問題ではありませんでした。
ということで新しいコンデジを買う必要性は感じてなかったのですが、何故にこれほどZR300の満足度が高いのかが気になってついつい手を出してしまいました。
何度か利用したことがあるwebショップで16800円で購入。
CASIOご自慢のデュアルCPUと2つの画像処理回路による最高30枚/秒の高速連写技術を駆使した高画質化とは如何なるものか?
興味津々で持ち出してみた結果、
ZR300が主力機の座を獲得したのはわずか数回の使用後に過ぎない。
では、そのプロセスをもう一度見てみよう。
1.望遠性能
焦点距離は35mm換算で24~300mm。CX5が28mm~300mmだったので、広角側が重視の自分的にはうれしい性能。
望遠側は光学ズームで300mm、超解像ズームで450mm、プレミアムズームで600mmまで使えます。
ただ、300mmとか滅多なことでは使わないし、このレベルの望遠になると手持ちだとブレブレ状態で、手ブレ補正があってもどうなんだろうという思いがあります。
三脚を使えばいいのですが、自分が望遠を使う場合の被写体は主に鳥や小動物なので、三脚を出してカメラを取り付けて...なんて動作を動物が待ってくれるとは思えないですしね。
また、三脚を使ってまで撮りたいようなこだわりがある被写体の場合は、あらかじめミラーレスなりデジイチなりを持ち出すだろうと思います。
などと言いつつも、折角なので試し撮りしてみました。
いずれも
ワイド端、テレ端(光学ズーム)
超解像ズーム、プレミアムズーム
の順に並べています。
なお、これより後の作例は画像やデータのサイズ以外は加工をしていません。
50mくらい離れた猫(2匹)

数百m離れた車

はっきり言って、撮影時は超解像とかプレミアでは液晶画面で見てもブレブレでとてもまともな写真が撮れるとは思えませんでしたが、手ブレ補正&高速連連写補正でそこそこ見れる写真になっています(小さくて分り辛いと思いますが)。
いや、大したもんですね。
2.ワイドショット
「ワイドショット」と言うと普通の人ならウルトラセブンの腕から放たれる光線技を想起しますが(...え?しないって?)、この技術はカメラから光線が放射され目の前の怪獣や宇宙人を倒すものではありません。
冗談はさておき、これはいわゆる高速連写を応用した疑似広角レンズ(18mm、14mm)です。
いわゆる「パノラマ」(当然ZR300にも搭載)との違いは、単純に横方向の画角を稼ぐのみならず、縦方向の画角も稼ぐことにあり、超広角レンズで撮影したかのような画を得ることができます。
広角重視の自分としては、この技術がZR300購入に踏み切らせた要因のひとつです。
実際の撮影ですが、カメラを縦方向に構え(これで縦方向の画角を稼ぐ)、液晶画面に表示される指示に従って、18mmの場合は左右に、14mmの場合は8の字(カメラを縦に構えただけでは画角が足らない)に動かします。
作例はこちら
ワイド端(24mm)

18mm

14mm

18mmはともかく8の字に動かす14mmは動かし方も難しく、画像処理も時間がかかります。
しかも出来上がった画の一部が破たんしているケースがしばしば。
上の作例では手前側の橋の欄干がダメです。
ただ、自分が目的としている山などでは比較的うまくいくケースもあります。
ワイド端(24mm)

18mm

14mm

動かし方が面倒な14mmはさておき、18mmは今後も多用しそうな感じです。
3.オートとプレミアムオートPRO
実際使ってみて驚いたのがオート撮影の凄さです。
オートは普通のオートなんですが、これでもCXシリーズなんかに比べると全然綺麗です。
これに連写&合成技術を加えたプレミアムオートPROは、まさに最強です。
撮影後の画像処理に若干の時間を要しますが、このモードで撮影すればほぼ確実に失敗の無い写真が撮れます。
ZR300もいちおう上級機なんで、マニュアル、露出優先、シャッタースピード優先のモードがあるのですが、これらのモードで撮影条件を自分でいじるよりもオートまたはプレミアムオートPROで撮影した方がよっぽどきれいに撮れます。
作例(いずれもプレミアムオートPROモード)
ジョウビタキ
(Click!)

メジロ
(Click!)

いずれも10m程度離れた距離から撮影しています。
望遠で撮りましたが、例によって液晶で確認してもブレブレ。
被写体の小鳥はチョコチョコ動くし、ロクな写真は撮れてないだろうと思ったのですが、PCで確認してびっくり!
コンデジでここまで撮れるとは...
10枚くらい写してそのうち1枚のベストショットというわけではなく、ジョウビタキは2枚のうちの1枚(もう1枚はヒタキのポーズ?が悪かった)、メジロに至っては1枚しか撮ってなくてこれです。
デジタル技術の進歩というのは凄いものだなと改めて認識させられました。
焦点距離は35mm換算で24~300mm。CX5が28mm~300mmだったので、広角側が重視の自分的にはうれしい性能。
望遠側は光学ズームで300mm、超解像ズームで450mm、プレミアムズームで600mmまで使えます。
ただ、300mmとか滅多なことでは使わないし、このレベルの望遠になると手持ちだとブレブレ状態で、手ブレ補正があってもどうなんだろうという思いがあります。
三脚を使えばいいのですが、自分が望遠を使う場合の被写体は主に鳥や小動物なので、三脚を出してカメラを取り付けて...なんて動作を動物が待ってくれるとは思えないですしね。
また、三脚を使ってまで撮りたいようなこだわりがある被写体の場合は、あらかじめミラーレスなりデジイチなりを持ち出すだろうと思います。
などと言いつつも、折角なので試し撮りしてみました。
いずれも
ワイド端、テレ端(光学ズーム)
超解像ズーム、プレミアムズーム
の順に並べています。
なお、これより後の作例は画像やデータのサイズ以外は加工をしていません。
50mくらい離れた猫(2匹)

数百m離れた車

はっきり言って、撮影時は超解像とかプレミアでは液晶画面で見てもブレブレでとてもまともな写真が撮れるとは思えませんでしたが、手ブレ補正&高速連連写補正でそこそこ見れる写真になっています(小さくて分り辛いと思いますが)。
いや、大したもんですね。
2.ワイドショット
「ワイドショット」と言うと普通の人ならウルトラセブンの腕から放たれる光線技を想起しますが(...え?しないって?)、この技術はカメラから光線が放射され目の前の怪獣や宇宙人を倒すものではありません。
冗談はさておき、これはいわゆる高速連写を応用した疑似広角レンズ(18mm、14mm)です。
いわゆる「パノラマ」(当然ZR300にも搭載)との違いは、単純に横方向の画角を稼ぐのみならず、縦方向の画角も稼ぐことにあり、超広角レンズで撮影したかのような画を得ることができます。
広角重視の自分としては、この技術がZR300購入に踏み切らせた要因のひとつです。
実際の撮影ですが、カメラを縦方向に構え(これで縦方向の画角を稼ぐ)、液晶画面に表示される指示に従って、18mmの場合は左右に、14mmの場合は8の字(カメラを縦に構えただけでは画角が足らない)に動かします。
作例はこちら
ワイド端(24mm)
18mm
14mm
18mmはともかく8の字に動かす14mmは動かし方も難しく、画像処理も時間がかかります。
しかも出来上がった画の一部が破たんしているケースがしばしば。
上の作例では手前側の橋の欄干がダメです。
ただ、自分が目的としている山などでは比較的うまくいくケースもあります。
ワイド端(24mm)
18mm
14mm
動かし方が面倒な14mmはさておき、18mmは今後も多用しそうな感じです。
3.オートとプレミアムオートPRO
実際使ってみて驚いたのがオート撮影の凄さです。
オートは普通のオートなんですが、これでもCXシリーズなんかに比べると全然綺麗です。
これに連写&合成技術を加えたプレミアムオートPROは、まさに最強です。
撮影後の画像処理に若干の時間を要しますが、このモードで撮影すればほぼ確実に失敗の無い写真が撮れます。
ZR300もいちおう上級機なんで、マニュアル、露出優先、シャッタースピード優先のモードがあるのですが、これらのモードで撮影条件を自分でいじるよりもオートまたはプレミアムオートPROで撮影した方がよっぽどきれいに撮れます。
作例(いずれもプレミアムオートPROモード)
ジョウビタキ
(Click!)
メジロ
(Click!)
いずれも10m程度離れた距離から撮影しています。
望遠で撮りましたが、例によって液晶で確認してもブレブレ。
被写体の小鳥はチョコチョコ動くし、ロクな写真は撮れてないだろうと思ったのですが、PCで確認してびっくり!
コンデジでここまで撮れるとは...
10枚くらい写してそのうち1枚のベストショットというわけではなく、ジョウビタキは2枚のうちの1枚(もう1枚はヒタキのポーズ?が悪かった)、メジロに至っては1枚しか撮ってなくてこれです。
デジタル技術の進歩というのは凄いものだなと改めて認識させられました。
Posted by あいあん at 22:59│Comments(4)
│キャンプグッズ
この記事へのコメント
最近新しいカメラが欲しくて興味深く拝見させていただきました。
私はまったくの素人いわゆる【ばかちょん】専門で、撮影は何も考えずシャッターを切るだけなのですが。
そんなにいいカメラなわ私も買おうかな^^;
タフ(衝撃、防水)に使えるカメラがいいなぁと思っております。
私はまったくの素人いわゆる【ばかちょん】専門で、撮影は何も考えずシャッターを切るだけなのですが。
そんなにいいカメラなわ私も買おうかな^^;
タフ(衝撃、防水)に使えるカメラがいいなぁと思っております。
Posted by ボッシュ at 2013年03月05日 15:31
●ボッシュさん
タフタイプのカメラはあまりよく分らないのですが、今はオリンパスのTG-620、ニコンのAW100とかが安くなっていますね。
ただ、このタイプのカメラは画質に関してはいまいちのようです。
タフタイプのカメラはあまりよく分らないのですが、今はオリンパスのTG-620、ニコンのAW100とかが安くなっていますね。
ただ、このタイプのカメラは画質に関してはいまいちのようです。
Posted by あいあん
at 2013年03月05日 20:34

カメラの記事も興味深く読ませて頂いたのですが
(カメラ も!!持ちすぎです!!笑)
ジョウビダキに反応してしまいました(笑)
(写真はオスですか?)
うちのポーチはここ2日帰ってきていません><。。
遂に旅だったのかな。
(カメラ も!!持ちすぎです!!笑)
ジョウビダキに反応してしまいました(笑)
(写真はオスですか?)
うちのポーチはここ2日帰ってきていません><。。
遂に旅だったのかな。
Posted by adversity42
at 2013年03月05日 20:37

●adversity42さん
確かにカメラが多いなあと思っています。
ZR300入手を機に少し整理しようかと思います。
ジョウビタキはオスです。
鳥の世界ではオスの方が色鮮やかなことが多いみたいです。
最近暖かくなってきましたから、冬鳥はそろそろ北へ旅立っちゃうかもしれないですね。
確かにカメラが多いなあと思っています。
ZR300入手を機に少し整理しようかと思います。
ジョウビタキはオスです。
鳥の世界ではオスの方が色鮮やかなことが多いみたいです。
最近暖かくなってきましたから、冬鳥はそろそろ北へ旅立っちゃうかもしれないですね。
Posted by あいあん
at 2013年03月05日 21:04
