2012年08月07日
北アルプス 薬師岳(2)
出発前にメンバー約30人が3つの班に分けられます。
たまたま前の方に居たので1班に編入。
ということは当然先頭。
勢いづいて登山口に突入!(8:15)

まず最初は「太郎坂」から始まります。

実際には少しの間、平坦な道があり、坂の始まる手前の左手に日本登山史上に残る13名もの犠牲者を出した薬師岳遭難の慰霊碑があります。

ここを過ぎると、いよいよ登りにかかります。
急坂って言うほどではありませんが、そこそこの傾斜の坂です。

先頭を行くガイドのOさんは、ゆっくりゆっくりとした基本に忠実なペースで登っていきます。
ツアーの面々は適当におしゃべりしながら平然と登ってきます。
ちなみに他の登山者には気を配っていて、追越し、すれ違いがある時は声をかけてスムーズに通ってもらいます。
登山道にはたまに花がちらほら咲いていたりして飽きさせません。
(ハナニガナ)

(ミヤマママコナ)

これらは比較的低い山でも見られるものです。
おぉっ!これはでっかいヒノキです。

1時間登ったあたりで休憩タイム。
樹林帯の中なので日差しはありませんが、結構蒸し暑い感じ。

ここでローテをして、1班は最後尾に。
後ろから見ると、結構な大部隊という感じ。

さらに登ること1時間。
視界が開けてきて、ベンチが設置された三角点(1870m)の休憩所に到着。

結局、太郎坂を登りきるのに2時間もかかったことになります。
長かった~。
ペースがゆっくりだったので息が切れることはありませんでしたが、脚にはしっかり負担がかかっていて、ふくらはぎが張ってきている感じ
天気はいいのですが、雲が湧いてきている感じであまり景色は見えません。

10分の休憩の後、出発。
ここから先は多少の登り降りはあるものの、樹林も所々切れて展望の開けた気持ちの良いトレイルです。

ただし道そのものは結構歩き難い状況が続きます。
こんな道があったり、

やれやれ助かったわい

と思っていると、またまたこんな道だったり。

全体的には大きい石がゴロゴロした↑みたいな感じの道がかなりの部分を占めています。
ですが、展望はかなり開けてきているうえ、花の種類や数が豊富になってきます。
(タテヤマリンドウ)

(ミヤマリンドウ)

(ワタスゲの群落)

(キンコウカの群落)

(ニッコウキスゲとその群落)


(チングルマ)

この付近のものは花が終わって羽毛になっていました。
ところで肝心の薬師岳も山頂付近の雲が切れて姿を現してきました。

三角点から途中10分間の休憩をはさんで、行程の2/3の場所にある五光岩ベンチで昼食兼大休止となりました。

このあたりまで来ると薬師岳がいっそう大きく見えてきます。

頂上の祠、東南尾根分岐の避難小屋跡そして薬師岳山荘も見えます。
また、今日宿泊する太郎平小屋も見えています。

(真ん中のやや低くなって平らになった付近)
さあ、こうなると勇気百倍!
昼食も食べたし、軽い足取りで太郎平小屋へGo!
しかし、こっから先も結構長かった!

道は延々と続いています。
途中
(コガネギク)

(ウサギギク)

(イワイチョウ)

などの花々に励まされて、ついに

太郎平小屋に到着ぅ!

出発から5時間20分(休憩含む)の13:35でした。
(つづく)
たまたま前の方に居たので1班に編入。
ということは当然先頭。
勢いづいて登山口に突入!(8:15)
まず最初は「太郎坂」から始まります。
実際には少しの間、平坦な道があり、坂の始まる手前の左手に日本登山史上に残る13名もの犠牲者を出した薬師岳遭難の慰霊碑があります。
ここを過ぎると、いよいよ登りにかかります。
急坂って言うほどではありませんが、そこそこの傾斜の坂です。
先頭を行くガイドのOさんは、ゆっくりゆっくりとした基本に忠実なペースで登っていきます。
ツアーの面々は適当におしゃべりしながら平然と登ってきます。
ちなみに他の登山者には気を配っていて、追越し、すれ違いがある時は声をかけてスムーズに通ってもらいます。
登山道にはたまに花がちらほら咲いていたりして飽きさせません。
(ハナニガナ)

(ミヤマママコナ)

これらは比較的低い山でも見られるものです。
おぉっ!これはでっかいヒノキです。
1時間登ったあたりで休憩タイム。
樹林帯の中なので日差しはありませんが、結構蒸し暑い感じ。
ここでローテをして、1班は最後尾に。
後ろから見ると、結構な大部隊という感じ。
さらに登ること1時間。
視界が開けてきて、ベンチが設置された三角点(1870m)の休憩所に到着。
結局、太郎坂を登りきるのに2時間もかかったことになります。
長かった~。
ペースがゆっくりだったので息が切れることはありませんでしたが、脚にはしっかり負担がかかっていて、ふくらはぎが張ってきている感じ
天気はいいのですが、雲が湧いてきている感じであまり景色は見えません。
10分の休憩の後、出発。
ここから先は多少の登り降りはあるものの、樹林も所々切れて展望の開けた気持ちの良いトレイルです。
ただし道そのものは結構歩き難い状況が続きます。
こんな道があったり、
やれやれ助かったわい
と思っていると、またまたこんな道だったり。
全体的には大きい石がゴロゴロした↑みたいな感じの道がかなりの部分を占めています。
ですが、展望はかなり開けてきているうえ、花の種類や数が豊富になってきます。
(タテヤマリンドウ)

(ミヤマリンドウ)

(ワタスゲの群落)

(キンコウカの群落)
(ニッコウキスゲとその群落)

(チングルマ)
この付近のものは花が終わって羽毛になっていました。
ところで肝心の薬師岳も山頂付近の雲が切れて姿を現してきました。

三角点から途中10分間の休憩をはさんで、行程の2/3の場所にある五光岩ベンチで昼食兼大休止となりました。
このあたりまで来ると薬師岳がいっそう大きく見えてきます。

頂上の祠、東南尾根分岐の避難小屋跡そして薬師岳山荘も見えます。
また、今日宿泊する太郎平小屋も見えています。
(真ん中のやや低くなって平らになった付近)
さあ、こうなると勇気百倍!
昼食も食べたし、軽い足取りで太郎平小屋へGo!
しかし、こっから先も結構長かった!
道は延々と続いています。
途中
(コガネギク)
(ウサギギク)
(イワイチョウ)
などの花々に励まされて、ついに
太郎平小屋に到着ぅ!
出発から5時間20分(休憩含む)の13:35でした。
(つづく)
Posted by あいあん at 23:51│Comments(2)
│山登り
この記事へのコメント
沢山の花、
2000mを越えた標高での延々と続く路、
想像を超える魅力的なユートピア(?)に見えます!!
2000mを越えた標高での延々と続く路、
想像を超える魅力的なユートピア(?)に見えます!!
Posted by adversity42 at 2012年08月09日 22:15
●adversity42さん
まさにユートピアです!
もうちょっと登山道が歩き易ければいいんですが、これでも北アルプスの登山道の中では歩き易い道なんだそうです。
まさにユートピアです!
もうちょっと登山道が歩き易ければいいんですが、これでも北アルプスの登山道の中では歩き易い道なんだそうです。
Posted by あいあん
at 2012年08月09日 23:10
