2012年06月13日
石ヶ岳 行きはよいよい 帰りは...?
最近のキャンプは登山を絡めています。
今回のキャンプもそうすべく対象となる山をサーチ。
でも今回のキャンプ地の近くって良さそうな山が少ないんです。
悩んだ挙句に決めたのが「石ヶ岳」です。
山口県中部~東部では割りと知られた山です。
どういう理由で知られているかというと、山頂にアンテナが乱立していて他の山から見てすぐに「あ、石ヶ岳だ!」とわかるから。
弟見山から見た石ヶ岳

アンテナがあると当然保守用の道路も整備されていて、徳地町方面からは山頂付近まで舗装道があるみたいです。
ということなので、登って充実感を覚える山ではなさそうなのですが、他の山から見てちょっと変わった意味で存在感を示している石ヶ岳にも1回は登っておかないと。
場所的にはこんな感じ

キャンプ場から2kmほど離れた所から市道に入り杉ノ河内川に沿って北上。
途中いくつかの集落を抜けると次第に山深さを増してきます。
道も離合個所のほとんど無い薄暗い1車線の道になってきて、ちょっと不安。
やがて道が左に大きくカーブして登った先が未舗装路になっており、横にやや広めのスペースがあったので、ここに駐車。

ここから歩きです。
道は未舗装ですが、林道としての広さは保たれていて歩くのに支障はありません。

ただ、クネクネと曲がりながらゆーっくりしか高度が上がっていかないので、ちょっとじれったい感じ。
やがて、やや明るい開けた場所(鞍部)に出てきました。

ここから先はやや幅狭くなっていますが、相変わらずクネクネしながら高度を稼ぐ道です。
と、道端から何かが飛び出してきました。
「んん!?」
見ると野ウサギです。
少し離れたところで止ってこちらの様子を伺っています。

が、「煮るか、焼くか?」と考えた瞬間、ヤバい雰囲気を感じたのか、まさに脱兎のごとく逃げ去っていきました(惜しいことをしました)。
さて、さらに歩を進めると崖崩れによって道がなくなっている個所に出くわしましたが、ちゃんと簡易の鉄橋が架かっていて渡れるようになっています。
ありがとうございます。

ところで、ここもクネッと道がターンして崖崩れの上部を通るようになっています。
うわ!これはちょっと怖いわ。

しかし、ここをすぎてちょっと登ってまたまたクネッと折り返したところが素晴らしい展望地になっていました。
右から、烏帽子岳(熊毛)-金峰山(2つコブ)-馬糞ヶ岳-長野山
(Click!)

同じく平家ヶ岳-莇ヶ岳-弟見山-飯ヶ岳
(Click!)

素晴らしい景色に感激ひとしおです。
ゆっくりと景色を堪能した後、再び登り始めます。
頂上まではあと少しのはず。
と、平坦そうな場所が見えてきました。

が、あれ?
左手にきれいな道...?

何だこの道は?地図には無いぞ。
こんなこともあろうかとでプリントアウトしてきた某サイトの石ヶ岳情報を確認(登る前に確認しろよ...)。
すると、石ヶ岳にはいくつかピークがあり、三角点のある山頂は北ピークなんですが、アンテナが乱立しているのはちょっと離れた南ピークみたいです。
しかし、この道については何も記載されていません。
見たところ新しそうな感じなので、最近できたものなのかも。
おそらく北ピークと南ピークをつなぐ道が新たに拓かれたのではないかと推測。
これは後で確認するとして、とりあえずは三角点のある頂上を目指します。
先ほどの分岐のすぐ脇がやや広いカヤトの広場になっています。

北ピークにはアンテナ1本のみ。
某サイトの情報では広場の奥から三角点までは笹薮漕ぎをしなくてはならないことになっていましたが、今回は虎ロープで目印があるうえ笹もしっかり刈られています。またまたサンクスです。

山口県内では数少ない一等三角本点のひとつ。

三角点のある場所からは景色は全く望めず、その先にある岩場から景色を見ることができます。
さっきの展望地からの眺めのほうが広い範囲が望めますが、展望地からは見えなかった十種ヶ峰を見ることができました。

(中央左手奥の霞んでいる山)
お次はさっきの新道を調査。
テクテクと歩いて行きます。
すると

乱立するアンテナ群が見えてきました。
やがて舗装された市道と出会います。

市道との境目にチェーンが渡されていたので、跨いで振り返ると

(向こう側が歩いてきた道です)
さらに市道の脇に

そんなこと言ったって向こう側には何も書いてなかったし、ここを通らないと帰れないんですが...
行きはよいよい、帰りは恐いですか?
とりあえず気を取り直して一番高そうなNTTのアンテナの下まで行ってみました。

いちおうこれで三角点のある北ピークとアンテナ群のある南ピークを両方制覇ってことにしておこう。
帰りは、事故等が発生しない様十分注意(ものすごく安全な道だと思いますが)して新しい林道を戻り、登ってきた旧林道を下山です。
あのじれったいクネクネ道が待っているかと思うとちょっと気が重い。
GPSログを見てもクネクネしてるのがわかりますね。
(Click!)

9:20 駐車地
9:45 鞍部
10:25 北ピーク
10:50 南ピーク
12:00 駐車地
今回のキャンプもそうすべく対象となる山をサーチ。
でも今回のキャンプ地の近くって良さそうな山が少ないんです。
悩んだ挙句に決めたのが「石ヶ岳」です。
山口県中部~東部では割りと知られた山です。
どういう理由で知られているかというと、山頂にアンテナが乱立していて他の山から見てすぐに「あ、石ヶ岳だ!」とわかるから。
弟見山から見た石ヶ岳

アンテナがあると当然保守用の道路も整備されていて、徳地町方面からは山頂付近まで舗装道があるみたいです。
ということなので、登って充実感を覚える山ではなさそうなのですが、他の山から見てちょっと変わった意味で存在感を示している石ヶ岳にも1回は登っておかないと。
場所的にはこんな感じ

キャンプ場から2kmほど離れた所から市道に入り杉ノ河内川に沿って北上。
途中いくつかの集落を抜けると次第に山深さを増してきます。
道も離合個所のほとんど無い薄暗い1車線の道になってきて、ちょっと不安。
やがて道が左に大きくカーブして登った先が未舗装路になっており、横にやや広めのスペースがあったので、ここに駐車。
ここから歩きです。
道は未舗装ですが、林道としての広さは保たれていて歩くのに支障はありません。
ただ、クネクネと曲がりながらゆーっくりしか高度が上がっていかないので、ちょっとじれったい感じ。
やがて、やや明るい開けた場所(鞍部)に出てきました。
ここから先はやや幅狭くなっていますが、相変わらずクネクネしながら高度を稼ぐ道です。
と、道端から何かが飛び出してきました。
「んん!?」
見ると野ウサギです。
少し離れたところで止ってこちらの様子を伺っています。

が、「煮るか、焼くか?」と考えた瞬間、ヤバい雰囲気を感じたのか、まさに脱兎のごとく逃げ去っていきました(惜しいことをしました)。
さて、さらに歩を進めると崖崩れによって道がなくなっている個所に出くわしましたが、ちゃんと簡易の鉄橋が架かっていて渡れるようになっています。
ありがとうございます。
ところで、ここもクネッと道がターンして崖崩れの上部を通るようになっています。
うわ!これはちょっと怖いわ。
しかし、ここをすぎてちょっと登ってまたまたクネッと折り返したところが素晴らしい展望地になっていました。
右から、烏帽子岳(熊毛)-金峰山(2つコブ)-馬糞ヶ岳-長野山
(Click!)

同じく平家ヶ岳-莇ヶ岳-弟見山-飯ヶ岳
(Click!)

素晴らしい景色に感激ひとしおです。
ゆっくりと景色を堪能した後、再び登り始めます。
頂上まではあと少しのはず。
と、平坦そうな場所が見えてきました。
が、あれ?
左手にきれいな道...?
何だこの道は?地図には無いぞ。
こんなこともあろうかとでプリントアウトしてきた某サイトの石ヶ岳情報を確認(登る前に確認しろよ...)。
すると、石ヶ岳にはいくつかピークがあり、三角点のある山頂は北ピークなんですが、アンテナが乱立しているのはちょっと離れた南ピークみたいです。
しかし、この道については何も記載されていません。
見たところ新しそうな感じなので、最近できたものなのかも。
おそらく北ピークと南ピークをつなぐ道が新たに拓かれたのではないかと推測。
これは後で確認するとして、とりあえずは三角点のある頂上を目指します。
先ほどの分岐のすぐ脇がやや広いカヤトの広場になっています。
北ピークにはアンテナ1本のみ。
某サイトの情報では広場の奥から三角点までは笹薮漕ぎをしなくてはならないことになっていましたが、今回は虎ロープで目印があるうえ笹もしっかり刈られています。またまたサンクスです。
山口県内では数少ない一等三角本点のひとつ。
三角点のある場所からは景色は全く望めず、その先にある岩場から景色を見ることができます。
さっきの展望地からの眺めのほうが広い範囲が望めますが、展望地からは見えなかった十種ヶ峰を見ることができました。

(中央左手奥の霞んでいる山)
お次はさっきの新道を調査。
テクテクと歩いて行きます。
すると
乱立するアンテナ群が見えてきました。
やがて舗装された市道と出会います。
市道との境目にチェーンが渡されていたので、跨いで振り返ると
(向こう側が歩いてきた道です)
さらに市道の脇に

そんなこと言ったって向こう側には何も書いてなかったし、ここを通らないと帰れないんですが...
行きはよいよい、帰りは恐いですか?
とりあえず気を取り直して一番高そうなNTTのアンテナの下まで行ってみました。
いちおうこれで三角点のある北ピークとアンテナ群のある南ピークを両方制覇ってことにしておこう。
帰りは、事故等が発生しない様十分注意(ものすごく安全な道だと思いますが)して新しい林道を戻り、登ってきた旧林道を下山です。
あのじれったいクネクネ道が待っているかと思うとちょっと気が重い。
GPSログを見てもクネクネしてるのがわかりますね。
(Click!)

9:20 駐車地
9:45 鞍部
10:25 北ピーク
10:50 南ピーク
12:00 駐車地
Posted by あいあん at 21:58│Comments(2)
│山登り
この記事へのコメント
こんにちは。
石ヶ岳の崩落部に橋を掛けた者です。
2009年2月に誰にも断りを入れず、余計なこととは思いながら勝手に造りました。その後、足を運べずどうなったか気になっていまして、検索し、このブログを拝見した次第です。
写真を見て安心しました。周囲に少し礫が溜まってきたものの、橋自体危なげなく使って頂けてるようですね。
今後も何卒ご安全に山を楽しんでください。
石ヶ岳の崩落部に橋を掛けた者です。
2009年2月に誰にも断りを入れず、余計なこととは思いながら勝手に造りました。その後、足を運べずどうなったか気になっていまして、検索し、このブログを拝見した次第です。
写真を見て安心しました。周囲に少し礫が溜まってきたものの、橋自体危なげなく使って頂けてるようですね。
今後も何卒ご安全に山を楽しんでください。
Posted by TOKUDA at 2012年10月11日 13:48
●TOKUDAさん
はじめまして。
橋をかけていただき、ありがとうございます。
あの橋が無ければ、引き返すか急斜面のヤブをよじ登るかしなければなりませんでした。
橋はいまだにガッチリしていて安心して渡ることができました。
はじめまして。
橋をかけていただき、ありがとうございます。
あの橋が無ければ、引き返すか急斜面のヤブをよじ登るかしなければなりませんでした。
橋はいまだにガッチリしていて安心して渡ることができました。
Posted by あいあん at 2012年10月12日 06:55