2012年05月15日
右田ヶ岳で岩登り(3) 直登コースはキビシー!
山頂で少し休憩した後、最初に登ってきた塚原本コースを降ります。
おばちゃんに聞いたあたりでGPSで見当をつけて探すと
ありました!

樹の幹に薄い青ペンキで書いてある文字と上のほうに小さい案内板がありました。
こういう目印だったら、うっかり見落とすこともありそうですね(実際見落としたわけですが)。
直登コースはあまり一般向けではないので、目立つ案内板とかは設置していないのかも知れません。
今日、これまで行き来したコースは尾根道ばかりでしたが、直登コースはまず谷に降ります。
少し降るとちょっとした沢があり、いかにもマムシが出没しそうな感じですが、幸いなことに遭遇せずに沢をやり過ごすことができました。
沢を抜けたあたりで岩壁が見えてきました。
あの上まで登るのか...

と思う間もなく真砂の急傾斜が始まり、這い蹲るようにして登ります。

これだけでパワーを大幅に消費。
少し登ると、ついに岩場の連続地帯に突入。
えーっと、これはどう登ればいいのか?

まだまだ先は長そうです。

と、後ろを見ると、なかなか恐い!

基本的に岩壁の真ん中を登っていくにはロッククライミングの技術が必要なので、一般人は高さの無い岩をよじ登ったり、岩の隙間を縫うように登っていくことになります。

要所にはロープがありますが、強度をしっかり確認しないと不安です。
あまり力をかけすぎるとまずそうなロープもあったりします。
一度、岩を登りかけたところで足を滑らせ、ズルっと下まで落ちかけたりしてヒヤヒヤです。
体力的にも相当疲れてきて、ちょっと登っては休み、登っては休みという状態。
かなり登った(つもりの)ところで、上を見上げると、さらに次の岩壁が...

下を見ると、かなりの高度感。
これを登ってきたのか

漸く山頂の日の丸が見えるところまで来ました。

あと少しだ。
ほとんど山頂直下になって岩場は終了。
山頂の岩を巻くように登ると、本日3回目の山頂に到達。

あとは下山だけなのでさすがに大休止。
相変わらず山頂には10人近い人が居ます。
降りは石船山を経由する天徳寺コースです。

このコースは右田ヶ岳の正面登山口で、ガイドブックやネットでも取り上げられている頻度が高いコースなので、そこそこ楽に降れるはず...
と思いましたが、おお間違い。

岩がゴツゴツのコースでした。
えぇーっとここはどう降りたら; (´ `) ;
みたいな個所がいくつもあります。
尾根道なので展望は良好です。
山頂方向を見て、あの岩壁を這い登ったのか!と感慨に浸ります。

漸く前衛峰である石船山にたどり着きました。
振り返ってやはり右田ヶ岳はゴツゴツとした岩峰であることを再確認。

石船山には観音様の磨崖仏が33体あるそうですが、さすがに全部を見て回る余裕はありません。
(10体くらいは有難いお姿を拝観させていただきました)

天徳寺の観音堂が見えてきたら、いよいよ登山道も終了。

右田小学校の横から右田ヶ岳の勇姿を確認。

結構キビシイ岩登りをしたり、1日に3回も同じ山頂に登り返したり、ヒジョーに充実した登山でした。
6:15 駐車場
6:30 塚原登山口
7:20 山頂(10分滞在)
7:47 本コース/尾根コース上部分岐(大岩壁)
8:08 本コース/尾根コース下部分岐
8:40 大岩壁
9:00 山頂(10分滞在)
9:42 直登コース分岐
10:35 山頂(25分滞在)
11:45 石船山
12:20 天徳寺
12:30 駐車場
GPSデータ(直登コースの等高線の詰まり具合は半端じゃないです)
(Click!)

こちらのデータでも直登コースの傾斜はかなりキビしいことがわかります。
(Click!)

おばちゃんに聞いたあたりでGPSで見当をつけて探すと
ありました!
樹の幹に薄い青ペンキで書いてある文字と上のほうに小さい案内板がありました。
こういう目印だったら、うっかり見落とすこともありそうですね(実際見落としたわけですが)。
直登コースはあまり一般向けではないので、目立つ案内板とかは設置していないのかも知れません。
今日、これまで行き来したコースは尾根道ばかりでしたが、直登コースはまず谷に降ります。
少し降るとちょっとした沢があり、いかにもマムシが出没しそうな感じですが、幸いなことに遭遇せずに沢をやり過ごすことができました。
沢を抜けたあたりで岩壁が見えてきました。
あの上まで登るのか...
と思う間もなく真砂の急傾斜が始まり、這い蹲るようにして登ります。
これだけでパワーを大幅に消費。
少し登ると、ついに岩場の連続地帯に突入。
えーっと、これはどう登ればいいのか?
まだまだ先は長そうです。
と、後ろを見ると、なかなか恐い!
基本的に岩壁の真ん中を登っていくにはロッククライミングの技術が必要なので、一般人は高さの無い岩をよじ登ったり、岩の隙間を縫うように登っていくことになります。
要所にはロープがありますが、強度をしっかり確認しないと不安です。
あまり力をかけすぎるとまずそうなロープもあったりします。
一度、岩を登りかけたところで足を滑らせ、ズルっと下まで落ちかけたりしてヒヤヒヤです。
体力的にも相当疲れてきて、ちょっと登っては休み、登っては休みという状態。
かなり登った(つもりの)ところで、上を見上げると、さらに次の岩壁が...
下を見ると、かなりの高度感。
これを登ってきたのか
漸く山頂の日の丸が見えるところまで来ました。
あと少しだ。
ほとんど山頂直下になって岩場は終了。
山頂の岩を巻くように登ると、本日3回目の山頂に到達。
あとは下山だけなのでさすがに大休止。
相変わらず山頂には10人近い人が居ます。
降りは石船山を経由する天徳寺コースです。
このコースは右田ヶ岳の正面登山口で、ガイドブックやネットでも取り上げられている頻度が高いコースなので、そこそこ楽に降れるはず...
と思いましたが、おお間違い。
岩がゴツゴツのコースでした。
えぇーっとここはどう降りたら; (´ `) ;
みたいな個所がいくつもあります。
尾根道なので展望は良好です。
山頂方向を見て、あの岩壁を這い登ったのか!と感慨に浸ります。
漸く前衛峰である石船山にたどり着きました。
振り返ってやはり右田ヶ岳はゴツゴツとした岩峰であることを再確認。
石船山には観音様の磨崖仏が33体あるそうですが、さすがに全部を見て回る余裕はありません。
(10体くらいは有難いお姿を拝観させていただきました)
天徳寺の観音堂が見えてきたら、いよいよ登山道も終了。
右田小学校の横から右田ヶ岳の勇姿を確認。
結構キビシイ岩登りをしたり、1日に3回も同じ山頂に登り返したり、ヒジョーに充実した登山でした。
6:15 駐車場
6:30 塚原登山口
7:20 山頂(10分滞在)
7:47 本コース/尾根コース上部分岐(大岩壁)
8:08 本コース/尾根コース下部分岐
8:40 大岩壁
9:00 山頂(10分滞在)
9:42 直登コース分岐
10:35 山頂(25分滞在)
11:45 石船山
12:20 天徳寺
12:30 駐車場
GPSデータ(直登コースの等高線の詰まり具合は半端じゃないです)
(Click!)

こちらのデータでも直登コースの傾斜はかなりキビしいことがわかります。
(Click!)

Posted by あいあん at 23:30│Comments(2)
│山登り
この記事へのコメント
凄いスリルを味あわれたようですね!!
きっと写真よりも実際はもっともっときついのではと想像します。
多分自分はこの山には行きません!!(笑)
300m近くを下りたり、登ったり、、、
体力的にも自分の限界に近そうな感じのように思えます。(GPSデータを拝見して)
きっと写真よりも実際はもっともっときついのではと想像します。
多分自分はこの山には行きません!!(笑)
300m近くを下りたり、登ったり、、、
体力的にも自分の限界に近そうな感じのように思えます。(GPSデータを拝見して)
Posted by adversity42
at 2012年05月16日 06:45

●adversity42さん
またまたぁ!
自分ができるくらいだから、adversity42さんだってできますよ。
ただ、当日は気温が低めでからっとしていたので、頑張れた面はあります。
それでも持参した飲料水1.5Lは全部飲み尽くしました。
色々登山コースがあるので、その時のコンディションによってコースを選んで登るのが良さそうです。
今回利用したコースでは、塚原本コースがいちばん楽でした。
またまたぁ!
自分ができるくらいだから、adversity42さんだってできますよ。
ただ、当日は気温が低めでからっとしていたので、頑張れた面はあります。
それでも持参した飲料水1.5Lは全部飲み尽くしました。
色々登山コースがあるので、その時のコンディションによってコースを選んで登るのが良さそうです。
今回利用したコースでは、塚原本コースがいちばん楽でした。
Posted by あいあん at 2012年05月16日 20:45