2014年05月07日
くじゅう山行 '14年5月 (3)
風穴の涼風で疲れを癒した後は、いよいよ本日のハイライト、黒岳登山です。
登山口は風穴のすぐそば。

ちなみに黒岳というのは高塚山を主峰とする山塊のことで、「黒岳」というピークはありません。
くじゅうの山には珍しく原生林に覆われ、落葉期には黒々とした姿をしているのが名前の由来のようです。
さて登山道ですが、事前に地図を見て予想はしていたのですが、相当な急登です。

これまで登ったくじゅうの登山道の中でも屈指ではないかと思います。
途中にやや平坦な部分がありますが、250mほど急な登りです。
しんど~
高塚山と天狗岩との分岐に到着。

まずは主峰高塚山を目指します。
分岐からは多少傾斜も緩くなって15分弱で高塚山山頂に到達。

目の前にド~ンと聳える雄大な山はなんだろうと思ってよくよく見ると、なんと大船山でした。

大船山というと、坊がつるなど山の西側から見た北大船山に続く優美な稜線を描く姿を思い浮かべるのですが、東側から見ると実に堂々とした姿です。
南東方向には天狗岩の特異なピークが見えます。

と言う事で、次は天狗岩を目指します。
近づいてみると、このピークは巨岩が積み重なって形成されていることがわかります。

いったいどうすればこんなピークができるのか?
まさに天狗の仕業?
など思いながら、岩場を登って行きます。

ピークの頂に到達。
突き出した岩場のピークだけに展望は抜群です。

天狗岩での景色を楽しんだ後は名残を惜しみつつ下山開始。
途中の平坦部で石楠花のつぼみを発見。

この付近は筑紫石楠花でも有名みたいです。
行きに苦労した急登、帰りは急降下になるわけですが、足元が滑りやすいのでかなり時間を費やし、再び風穴に降りてきた時には13:45になっていました。
さて、帰路ですがまずは北上して奥ゼリ分かれを経てソババッケを目指します。
その後南西方向に登り、大戸越を経て坊がつるに帰着という予定。
約3時間のコースです。
風穴から奥ゼリ分れに向かう気持ちの良いルート。

楽勝!
と思っていたら、こんな場所も。

道端に咲く花々。


奥ゼリ分かれに到着。

ここから大戸越にむかう道とソババッケに向かう道とが分かれています。
自分としては大戸越を経て坊がつるに降りたいので、大戸越に直接向かう道は非常に魅力的なのですが、ガイドブックには「廃道化している」、山と高原地図は「?」のマークつきの道になっています。
と、そこに大戸越方向からソロの登山者が歩いてきたので、道の状況を尋ねると「テープはあるけど、倒木が多くてちょっと苦労しました。」とのこと。
しばし迷いましたが、ここで嵌りたくはないので、遠回りになるけれどより確実なソババッケ経由の道を選択(当初計画どおり)しました。
ソババッケ付近は緑豊かな平坦地で穏やかな気分に浸れます。

が、ここから大戸越への登りが大変でした。
黒岳ほどの登りではありませんが、1日の疲れがかなり蓄積していて、休みながらゆっくりゆっくり登っていきます。
「奥ゼリ分れの近道を通っていたら...」という思いが頭をよぎります。
(写真を撮る余裕無し)
と、その奥ゼリに向かう道の分岐点に到着。

う~ん、この道はどんな道だったのか?
ここから先は傾斜も緩やかになってきて

ついに大戸越に到着~。
ヤッタぁ(もしかしたら今日いちばん感動した瞬間だったかも)
ここから先は降る一方で登りは無し。
既に温泉とビールのことばかり考えてます。
ってことで、今日は風呂上りにシルクエビス500ml、お持ち帰りでプレモル500mlと黒ラベル350ml。

今日の夕暮れはきれいです。

三俣山にかかる三日月。

今日は爆睡だね。
6:55 坊がつる発
8:05 段原
8:25 大船山(25分休憩)
9:05 段原
10:45 風穴(7分休憩)
11:45 高塚山(20分休憩)
12:35 天狗岩(15分休憩)
13:45 風穴
14:15 奥ゼリ分れ
14:45 ソババッケ分岐
15:45 大戸越
16:35 坊がつる着

登山口は風穴のすぐそば。
ちなみに黒岳というのは高塚山を主峰とする山塊のことで、「黒岳」というピークはありません。
くじゅうの山には珍しく原生林に覆われ、落葉期には黒々とした姿をしているのが名前の由来のようです。
さて登山道ですが、事前に地図を見て予想はしていたのですが、相当な急登です。
これまで登ったくじゅうの登山道の中でも屈指ではないかと思います。
途中にやや平坦な部分がありますが、250mほど急な登りです。
しんど~
高塚山と天狗岩との分岐に到着。
まずは主峰高塚山を目指します。
分岐からは多少傾斜も緩くなって15分弱で高塚山山頂に到達。
目の前にド~ンと聳える雄大な山はなんだろうと思ってよくよく見ると、なんと大船山でした。

大船山というと、坊がつるなど山の西側から見た北大船山に続く優美な稜線を描く姿を思い浮かべるのですが、東側から見ると実に堂々とした姿です。
南東方向には天狗岩の特異なピークが見えます。

と言う事で、次は天狗岩を目指します。
近づいてみると、このピークは巨岩が積み重なって形成されていることがわかります。
いったいどうすればこんなピークができるのか?
まさに天狗の仕業?
など思いながら、岩場を登って行きます。
ピークの頂に到達。
突き出した岩場のピークだけに展望は抜群です。

天狗岩での景色を楽しんだ後は名残を惜しみつつ下山開始。
途中の平坦部で石楠花のつぼみを発見。
この付近は筑紫石楠花でも有名みたいです。
行きに苦労した急登、帰りは急降下になるわけですが、足元が滑りやすいのでかなり時間を費やし、再び風穴に降りてきた時には13:45になっていました。
さて、帰路ですがまずは北上して奥ゼリ分かれを経てソババッケを目指します。
その後南西方向に登り、大戸越を経て坊がつるに帰着という予定。
約3時間のコースです。
風穴から奥ゼリ分れに向かう気持ちの良いルート。
楽勝!
と思っていたら、こんな場所も。
道端に咲く花々。
奥ゼリ分かれに到着。
ここから大戸越にむかう道とソババッケに向かう道とが分かれています。
自分としては大戸越を経て坊がつるに降りたいので、大戸越に直接向かう道は非常に魅力的なのですが、ガイドブックには「廃道化している」、山と高原地図は「?」のマークつきの道になっています。
と、そこに大戸越方向からソロの登山者が歩いてきたので、道の状況を尋ねると「テープはあるけど、倒木が多くてちょっと苦労しました。」とのこと。
しばし迷いましたが、ここで嵌りたくはないので、遠回りになるけれどより確実なソババッケ経由の道を選択(当初計画どおり)しました。
ソババッケ付近は緑豊かな平坦地で穏やかな気分に浸れます。
が、ここから大戸越への登りが大変でした。
黒岳ほどの登りではありませんが、1日の疲れがかなり蓄積していて、休みながらゆっくりゆっくり登っていきます。
「奥ゼリ分れの近道を通っていたら...」という思いが頭をよぎります。
(写真を撮る余裕無し)
と、その奥ゼリに向かう道の分岐点に到着。
う~ん、この道はどんな道だったのか?
ここから先は傾斜も緩やかになってきて
ついに大戸越に到着~。
ヤッタぁ(もしかしたら今日いちばん感動した瞬間だったかも)
ここから先は降る一方で登りは無し。
既に温泉とビールのことばかり考えてます。
ってことで、今日は風呂上りにシルクエビス500ml、お持ち帰りでプレモル500mlと黒ラベル350ml。
今日の夕暮れはきれいです。

三俣山にかかる三日月。
今日は爆睡だね。
6:55 坊がつる発
8:05 段原
8:25 大船山(25分休憩)
9:05 段原
10:45 風穴(7分休憩)
11:45 高塚山(20分休憩)
12:35 天狗岩(15分休憩)
13:45 風穴
14:15 奥ゼリ分れ
14:45 ソババッケ分岐
15:45 大戸越
16:35 坊がつる着
この記事へのコメント
こんにちは。
いゃ~見るからにきつそうなルートですね。
しかもソロで・・・流石です。
夏場になると葉が生い茂ってもっと過酷になりそうですね~
無事到着してからの温泉、ビールは最高だったでしょうね。
黒岳方面からの登山も今後やってみようと思います。
紅葉の時期も良さそうですよね。
いゃ~見るからにきつそうなルートですね。
しかもソロで・・・流石です。
夏場になると葉が生い茂ってもっと過酷になりそうですね~
無事到着してからの温泉、ビールは最高だったでしょうね。
黒岳方面からの登山も今後やってみようと思います。
紅葉の時期も良さそうですよね。
Posted by きたちゃん
at 2014年05月08日 17:22

●きたちゃん
きつかったですね~
やっぱり、大船山越えて、降ってまた急傾斜を登り返すのはきつかったです。
温泉とビールは一段と身に沁みました。
本当に法華院の存在は大きいです。
秋のくじゅうは行ったことがないので、できれば次回は秋に行ってみたいと思っています。
きつかったですね~
やっぱり、大船山越えて、降ってまた急傾斜を登り返すのはきつかったです。
温泉とビールは一段と身に沁みました。
本当に法華院の存在は大きいです。
秋のくじゅうは行ったことがないので、できれば次回は秋に行ってみたいと思っています。
Posted by あいあん
at 2014年05月09日 06:50
