2013年10月30日
三ツヶ峰~野道山 縦走(2)
三ツヶ峰の山頂でしばしの休憩後野道山へ向って縦走を開始。

「山口県の山」(2005年版)によれば、「かつては藪漕ぎ7時間の道だったが、今はすっかり刈られて快適なすばらしい縦走路になった」ということなので期待大。
......

何じゃこりゃ!
かろうじて登山道らしきものはわかりましたが、腰までの笹薮漕ぎです。
後から調べたところでは、今年の4月に刈り込まれた縦走路の登山レポがありました。
その後刈り込み無しで、ひと夏越すとこんな感じになるんでしょうね。
足元が見えないので木の切り株や岩につまずきながらも何とか前には進めるので良しとしましょうか。
気を取り直して笹藪漕ぎをして進んでいくと正面に933mピークが見えてきました。

ここを登りきればあとは小さなピークのアップダウンのみのようなので、楽になれそう(藪は漕がなくてはなりませんが)
途中、南側の莇ヶ岳-弟見山の姿が所々で見えます。

右側の小ピークの向こう側に目指す野道山らしき姿が見えてきました。

また所々で紅葉のはしりを感じさせる木々もあります。

これは「防長山野へのいざない」(県下の登山者の間では有名なガイドブック)で「タコぶな」と記載されていた樹でしょうね。

縦走路のほぼ中間地点にあり、行程の良い目安です
やがて目指す野道山の姿がさら近くに見えてきます。

(右側の尖がったピーク)
この辺りは縦走路の樹林も途切れて、莇ヶ岳-弟見山がますます見事に見えます。

いや~、これは良い縦走路です。
(笹薮さえ刈ってあれば文句無しなんだけど)

まだ藪漕ぎが続くのかいな?と思ったところで
八方岩

タコ松

と過ぎて、いよいよ縦走路もおしまい(ヤレヤレ...)。
野道山山頂に向かう道と下山路の分岐点に到着。

ここから5分で山頂です。

野道山の山頂は270度くらいの展望で、三ツヶ峰以上に素晴らしい景色でした。
北の十種ヶ峰と徳佐盆地

南の莇ヶ岳-弟見山(何回も出てるけど)

右の尖ったのが莇ヶ岳、左のなだらかな山頂が弟見山です。
お昼をまわっているので、昼食などを摂りつつゆっくりと休憩です。

良い景色を独り占めにしての昼食は最高です。
ちなみに今日は1人の登山者にも出会いませんでした。
県道123沿いのスペースに駐車している車もなく、この山系に入ったのは自分だけのようです。
さて、頂上でゆったりとしたひと時を過した後、下山開始です。
まずは先ほどの分岐点に戻り、下山路の方向に降ります。

ところで、これも後で調べて分ったのですが、ここを少し降った所に注意すべき分岐があって、そこを道なりに真っ直ぐ降ってしまうとグルンワルドの迷いの森に踏み込んでしまうようです。
(迷い込んでしまった人の体験談はこちら←直リンすんません)。
自分は特に何も考えずに降ったのですが、分岐を左(正しい下山路)に進んだみたいでラッキーでした。

(それにしてもなかなかの急勾配です)
しばらく降ると、道はほぼ直角に左に折れて、今度は植林帯の中のものすごい急傾斜を延々とトラバースすることになります。
道はもろく柔らかく幅は30cmくらいしかありません。
うっかり足を踏み外すと数10mくらい転げ落ちて樹の幹に激突!てな感じでこの間のキャンプ場での崖下転落の擦り傷くらいでは済まないことが容易に想像できて結構緊張します。

途中、沢を何度か渡りながら植林帯を抜けて、地図上の林道に抜けた時は本当にホッとしました。

この林道も途中までは林道とは名ばかりの荒れ道でしたが、新しい砂防ダムがあった辺りからは本当に林道になりました。
もう安心。

やがて県道123号に合流。
行きに見送った野道山登山道の案内板の場所です(字は消えていますが)。

ここから駐車場所まで1kmほどの登りの舗装路歩きがつらいなー。
**********
今回のコースは「山口県の山」(2005年版)で紹介されたコースなのですが、2011年版では削除されています。
削除されたのはこのコースだけなんで、単なる入れ替えではなくて何らかの事情があるのかなという気もします。
分県登山ガイドはそれなりの影響力があると思うので、今回登山者に出会わなかったのはそのあたりも関係しているかもしれません。
自分的にはこの縦走路を気に入ってしまったので、(笹刈りされているのを期待して)春先にでも登ってみたいなと思いました。
9:45 三ツヶ峰登山口
10:58 佐波川源流
11:05-11:30 三ツヶ峰山頂
12:13 タコブナ
12:40 八方岩
12:52 下山路分岐
12:57-13:35 野道山頂
14:18 林道終点
14:48 野道山登山口
15:03 三ツヶ峰登山口
(Click!)

「山口県の山」(2005年版)によれば、「かつては藪漕ぎ7時間の道だったが、今はすっかり刈られて快適なすばらしい縦走路になった」ということなので期待大。
......
何じゃこりゃ!
かろうじて登山道らしきものはわかりましたが、腰までの笹薮漕ぎです。
後から調べたところでは、今年の4月に刈り込まれた縦走路の登山レポがありました。
その後刈り込み無しで、ひと夏越すとこんな感じになるんでしょうね。
足元が見えないので木の切り株や岩につまずきながらも何とか前には進めるので良しとしましょうか。
気を取り直して笹藪漕ぎをして進んでいくと正面に933mピークが見えてきました。
ここを登りきればあとは小さなピークのアップダウンのみのようなので、楽になれそう(藪は漕がなくてはなりませんが)
途中、南側の莇ヶ岳-弟見山の姿が所々で見えます。
右側の小ピークの向こう側に目指す野道山らしき姿が見えてきました。
また所々で紅葉のはしりを感じさせる木々もあります。
これは「防長山野へのいざない」(県下の登山者の間では有名なガイドブック)で「タコぶな」と記載されていた樹でしょうね。
縦走路のほぼ中間地点にあり、行程の良い目安です
やがて目指す野道山の姿がさら近くに見えてきます。
(右側の尖がったピーク)
この辺りは縦走路の樹林も途切れて、莇ヶ岳-弟見山がますます見事に見えます。

いや~、これは良い縦走路です。
(笹薮さえ刈ってあれば文句無しなんだけど)
まだ藪漕ぎが続くのかいな?と思ったところで
八方岩
タコ松
と過ぎて、いよいよ縦走路もおしまい(ヤレヤレ...)。
野道山山頂に向かう道と下山路の分岐点に到着。
ここから5分で山頂です。
野道山の山頂は270度くらいの展望で、三ツヶ峰以上に素晴らしい景色でした。
北の十種ヶ峰と徳佐盆地

南の莇ヶ岳-弟見山(何回も出てるけど)

右の尖ったのが莇ヶ岳、左のなだらかな山頂が弟見山です。
お昼をまわっているので、昼食などを摂りつつゆっくりと休憩です。
良い景色を独り占めにしての昼食は最高です。
ちなみに今日は1人の登山者にも出会いませんでした。
県道123沿いのスペースに駐車している車もなく、この山系に入ったのは自分だけのようです。
さて、頂上でゆったりとしたひと時を過した後、下山開始です。
まずは先ほどの分岐点に戻り、下山路の方向に降ります。
ところで、これも後で調べて分ったのですが、ここを少し降った所に注意すべき分岐があって、そこを道なりに真っ直ぐ降ってしまうとグルンワルドの迷いの森に踏み込んでしまうようです。
(迷い込んでしまった人の体験談はこちら←直リンすんません)。
自分は特に何も考えずに降ったのですが、分岐を左(正しい下山路)に進んだみたいでラッキーでした。
(それにしてもなかなかの急勾配です)
しばらく降ると、道はほぼ直角に左に折れて、今度は植林帯の中のものすごい急傾斜を延々とトラバースすることになります。
道はもろく柔らかく幅は30cmくらいしかありません。
うっかり足を踏み外すと数10mくらい転げ落ちて樹の幹に激突!てな感じでこの間のキャンプ場での崖下転落の擦り傷くらいでは済まないことが容易に想像できて結構緊張します。
途中、沢を何度か渡りながら植林帯を抜けて、地図上の林道に抜けた時は本当にホッとしました。
この林道も途中までは林道とは名ばかりの荒れ道でしたが、新しい砂防ダムがあった辺りからは本当に林道になりました。
もう安心。
やがて県道123号に合流。
行きに見送った野道山登山道の案内板の場所です(字は消えていますが)。
ここから駐車場所まで1kmほどの登りの舗装路歩きがつらいなー。
**********
今回のコースは「山口県の山」(2005年版)で紹介されたコースなのですが、2011年版では削除されています。
削除されたのはこのコースだけなんで、単なる入れ替えではなくて何らかの事情があるのかなという気もします。
分県登山ガイドはそれなりの影響力があると思うので、今回登山者に出会わなかったのはそのあたりも関係しているかもしれません。
自分的にはこの縦走路を気に入ってしまったので、(笹刈りされているのを期待して)春先にでも登ってみたいなと思いました。
9:45 三ツヶ峰登山口
10:58 佐波川源流
11:05-11:30 三ツヶ峰山頂
12:13 タコブナ
12:40 八方岩
12:52 下山路分岐
12:57-13:35 野道山頂
14:18 林道終点
14:48 野道山登山口
15:03 三ツヶ峰登山口
(Click!)

Posted by あいあん at 22:42│Comments(4)
│山登り
この記事へのコメント
こんばんは。
ソロで薮こぎしながらの登山・・・
私には真似できません~(笑)
なのでついつい名の知れた山へと行っちゃいます。
久しぶりに来月は坊がつるへ九州の友人と行ってみようかと
計画中です。
坊がつるが恋しくなってきたので・・・(笑)
ソロで薮こぎしながらの登山・・・
私には真似できません~(笑)
なのでついつい名の知れた山へと行っちゃいます。
久しぶりに来月は坊がつるへ九州の友人と行ってみようかと
計画中です。
坊がつるが恋しくなってきたので・・・(笑)
Posted by きたちゃん at 2013年10月30日 23:07
●きたちゃん
年寄りですからなるべく間隔開けずに運動しとかないと、体の衰えが...
となると、どうしても近場の山ってことになっちゃいます。
メジャーな山では体験できない藪漕ぎもできてラッキー!
(でもないか)
坊がつるはまた来年かなあ。
年寄りですからなるべく間隔開けずに運動しとかないと、体の衰えが...
となると、どうしても近場の山ってことになっちゃいます。
メジャーな山では体験できない藪漕ぎもできてラッキー!
(でもないか)
坊がつるはまた来年かなあ。
Posted by あいあん at 2013年11月01日 06:49
こんにちは
いい眺めですね~
でもここを歩くには私は経験値とスキルが足りません。
もっと上げて行きたいのですが歩けてません。
いい季節になりましたので歩きたいですね。
いい眺めですね~
でもここを歩くには私は経験値とスキルが足りません。
もっと上げて行きたいのですが歩けてません。
いい季節になりましたので歩きたいですね。
Posted by otopapa at 2013年11月01日 16:31
●otopapaさん
景色は良かったですよ~
やっぱり十種ヶ峰って目立つって言うか、カッコ良いですね。
手前が徳佐盆地だから、余計にすっくとそそり立つ感じが出ますね。
南の莇-弟見の稜線も見応えあります。
自分もスキルとか経験値とかそれほど高くはないですよ。
藪漕ぎと言っても、ここは進む道がわかる感じでした。
昔のように藪漕ぎ7時間とかで縦走する人は本当の猛者なんでしょうね。
景色は良かったですよ~
やっぱり十種ヶ峰って目立つって言うか、カッコ良いですね。
手前が徳佐盆地だから、余計にすっくとそそり立つ感じが出ますね。
南の莇-弟見の稜線も見応えあります。
自分もスキルとか経験値とかそれほど高くはないですよ。
藪漕ぎと言っても、ここは進む道がわかる感じでした。
昔のように藪漕ぎ7時間とかで縦走する人は本当の猛者なんでしょうね。
Posted by あいあん at 2013年11月01日 21:05