2013年10月28日
三ツヶ峰~野道山 縦走(1)
鹿野から徳佐に向かって河内峠を越えて降って行った右手に聳えるのが野道山です。
これまで、周辺の莇ヶ岳-弟見山、十種ヶ峰、飯ヶ岳などから山姿を見て、登りたいと思いつつも延び延びになっていました。
飯ヶ岳から見た野道山~三ツヶ峰の稜線
(左奥は十種ヶ峰、右奥は高岳山)

今年も春先から機会をうかがっていたのですが、7月末にこの地域が豪雨に見舞われ、登山道の荒れが心配で様子見をしていました。
が、ついに思い切って昨日の日曜日に出かけてきました。
折角なので今回はお隣の三ツヶ峰と組合わせて縦走の計画。
国道375号のループの北にあるヘアピンから県道123号に抜けて山中に入っていきます。
野道山登山口の案内板を左に見送りさらに奥にある三ツヶ峰登山口を目差します。
車を登山口のやや先にある広いスペースに停めてさあ出発。

ちなみにこの登山ルートは山口県中央部を流れる佐波川の源流を辿るルートにもなっています。

出発点近くにある砂防ダムから流れる水も美しい。

例によって山口県お得意の植林帯です。
しかし、ここの植林帯はきちんと手入れがされていて、朝の光の中でなかなか良い感じ。

沢を何度か徒渉しながら高度を上げていきます。
丸木橋があったようですが崩落しています。

大した幅は無い沢なので特に問題なし。
道はそれほど頻繁に踏まれた感じは無く、やや荒れ気味の個所もあります。
それにも関わらずずいぶんと標高の高い場所でも、植林帯はきっちり整備されていて、感心させられます。

登り始めて1時間15分ほどで佐波川源流に到達。


チョロチョロ流れる細い水の流れでしたが、これが周囲の水を集めつつあの佐波川になるのか!としばし感慨にふけります。
さて、ここから山頂まではあとわずか。
まずは野道山への縦走路に合流。
南側(植林帯)と北側(広葉樹林帯)で見事に植生が異なっています。

これを東にちょいと登りきると山頂です。

それまで展望は全くなかったのですが、この山頂からは北側の徳佐盆地と県下の名峰十種ヶ峰の素晴らしい景色が見えます。

北には津和野の街並みと青野山

爽快です!
これまで、周辺の莇ヶ岳-弟見山、十種ヶ峰、飯ヶ岳などから山姿を見て、登りたいと思いつつも延び延びになっていました。
飯ヶ岳から見た野道山~三ツヶ峰の稜線
(左奥は十種ヶ峰、右奥は高岳山)
今年も春先から機会をうかがっていたのですが、7月末にこの地域が豪雨に見舞われ、登山道の荒れが心配で様子見をしていました。
が、ついに思い切って昨日の日曜日に出かけてきました。
折角なので今回はお隣の三ツヶ峰と組合わせて縦走の計画。
国道375号のループの北にあるヘアピンから県道123号に抜けて山中に入っていきます。
野道山登山口の案内板を左に見送りさらに奥にある三ツヶ峰登山口を目差します。
車を登山口のやや先にある広いスペースに停めてさあ出発。
ちなみにこの登山ルートは山口県中央部を流れる佐波川の源流を辿るルートにもなっています。
出発点近くにある砂防ダムから流れる水も美しい。

例によって山口県お得意の植林帯です。
しかし、ここの植林帯はきちんと手入れがされていて、朝の光の中でなかなか良い感じ。
沢を何度か徒渉しながら高度を上げていきます。
丸木橋があったようですが崩落しています。
大した幅は無い沢なので特に問題なし。
道はそれほど頻繁に踏まれた感じは無く、やや荒れ気味の個所もあります。
それにも関わらずずいぶんと標高の高い場所でも、植林帯はきっちり整備されていて、感心させられます。
登り始めて1時間15分ほどで佐波川源流に到達。
チョロチョロ流れる細い水の流れでしたが、これが周囲の水を集めつつあの佐波川になるのか!としばし感慨にふけります。
さて、ここから山頂まではあとわずか。
まずは野道山への縦走路に合流。
南側(植林帯)と北側(広葉樹林帯)で見事に植生が異なっています。
これを東にちょいと登りきると山頂です。

それまで展望は全くなかったのですが、この山頂からは北側の徳佐盆地と県下の名峰十種ヶ峰の素晴らしい景色が見えます。

北には津和野の街並みと青野山

爽快です!
Posted by あいあん at 22:22│Comments(4)
│山登り
この記事へのコメント
今回は川の源流に食いつきます。
源流って、ロマンというか、神秘というか、
自分が今見ている水は、いつごろ海に着くのかなって思っちゃいます。
そうすると、自分の場合、何かを流したくなるのですが(笑)、固体だと途中で引っかかって海まで行かない気がして、、、、
でも、いつもそうやって思いをめぐらしつつ、そのまま通り過ぎてしまいます。
これもまた、まさに一期一会の世界です。
源流って、ロマンというか、神秘というか、
自分が今見ている水は、いつごろ海に着くのかなって思っちゃいます。
そうすると、自分の場合、何かを流したくなるのですが(笑)、固体だと途中で引っかかって海まで行かない気がして、、、、
でも、いつもそうやって思いをめぐらしつつ、そのまま通り過ぎてしまいます。
これもまた、まさに一期一会の世界です。
Posted by adversity42
at 2013年10月28日 22:32

どもです。
日曜日は立野野営場から柿木経由で萩に戻ったんですが、三ツヶ峰登山道の入り口に一台の車があったのを目撃していました。
何年か前の同じような時期ににこの縦走コースを歩いた記憶がありますが 登山ルートの手入れが行われる前だったんで笹の海で溺れそうになったことや野道山からの下山ルートを完全にロストしてしまった記憶が走馬灯のように蘇ります・・・(´ー`)
日曜日は立野野営場から柿木経由で萩に戻ったんですが、三ツヶ峰登山道の入り口に一台の車があったのを目撃していました。
何年か前の同じような時期ににこの縦走コースを歩いた記憶がありますが 登山ルートの手入れが行われる前だったんで笹の海で溺れそうになったことや野道山からの下山ルートを完全にロストしてしまった記憶が走馬灯のように蘇ります・・・(´ー`)
Posted by BARA at 2013年10月28日 22:57
●adversity42さん
「源流」っていう言葉の響きが何となくロマンを感じさせますね。
何かを流したくなるのもわかります。
しかし、こんな感じで源流を謳った場所って他にあったかな?と考えてみるとこれまで無かったような気がします。
なかなか粋な配慮ですね。
「源流」っていう言葉の響きが何となくロマンを感じさせますね。
何かを流したくなるのもわかります。
しかし、こんな感じで源流を謳った場所って他にあったかな?と考えてみるとこれまで無かったような気がします。
なかなか粋な配慮ですね。
Posted by あいあん at 2013年10月29日 06:55
●BARAさん
むむ、車のニヤミスですか。
当日は他の登山者は1人も見かけなかったんで、間違いなく自分の車でしょうね。
昨日、この辺りの山行記事を色々調べていたら、BARAさんのレポを発見。
いやいや、大変な思いをされましたね。
それにしても飯ヶ岳の雀谷山といい、貴重な体験をされる運命の下にあるのでしょうか。
むむ、車のニヤミスですか。
当日は他の登山者は1人も見かけなかったんで、間違いなく自分の車でしょうね。
昨日、この辺りの山行記事を色々調べていたら、BARAさんのレポを発見。
いやいや、大変な思いをされましたね。
それにしても飯ヶ岳の雀谷山といい、貴重な体験をされる運命の下にあるのでしょうか。
Posted by あいあん at 2013年10月29日 07:00