2012年11月29日
十種ヶ峰 神角コース
山口県の秀峰十種ヶ峰。
美しい山容は北麓のオートキャンプ場から何度も見ていますが、山肌は削り取られてスキー場と化し、山頂付近にはアンテナがいくつも立っているのが無残。
ということで未登になっていました。
しかし、近年南麓の神角地区から登下山別ルートとなる周回コースが拓かれたとのこと。
このコースは花の咲く春の季節に人気で、その時期に登るための下調べを兼ねて辿ってみることにしました。
25日(日)朝7時に自宅を出発し、鹿野から国道315を北上。
野道峠を越えて徳佐に降っていくとすごい霧です。
今日は冷え込みが強く、国道脇の温度計表示が0℃になっていました。
スピードを抑え目にして国道9号線との交差点を過ぎてさらに北上。
二の瀬トンネルを過ぎた2kmほど先に神角地区への道があります(看板あり)。
この道を進んで神角のバス回転場の先にある林道入口手前のスペースに車を置きます。
ちょうど日が射してきて霧は消えつつあります。
今朝は霜が降りていて田んぼが白くなっています。

バス回転場から山頂付近を確認した後、周回登山の登り口に向かう為、神社の横を抜けて行きます。

神社のイチョウの落ち葉がきれいです。

やがて、お地蔵様(生木地蔵)とイノシシ除けの柵が見えてきます。

ここが登山口になります。
お地蔵様に登山の安全をお祈りして、柵の中に入ります。
ここからしばらく舗装路が続きますが、やがて地道になります。
その後狭い涸れ沢に入り込んで、これって大丈夫なの?って感じになってきますが、所々に目印のテープがあるうえ、他に進みようが無いので岩がゴロゴロしている沢を登ります。

涸れ沢が終わると広葉樹林の中を歩く道になります。


しばらく行くと、希少な植物の自生地を保護する為に道の周囲にロープが張り巡らされています。

登山道は自生地の中を突っ切る急傾斜で、足元が滑りやすい落ち葉だったり、ゴロ石だったりでなかなか気を遣います。
ようやく十種ヶ峰山頂に至る稜線にたどり着いた時はホッとしました。

...が、山頂と反対側の方向のすぐ先にピークらしきものが見えるので、そこにちょっと寄り道。
山頂まで行けば360℃の展望が得られるのですが、朝の景色は刻々と変わっていくので、展望のよさそうな場所では、その時々の景色を眺めておきたいものです。
このピークでは徳佐盆地の霧が晴れていく様子が見えました。

景色を楽しんだ後は回れ右をして、山頂目指して再び急坂を登ります。

ヘエヘエ言いながら誰もいない山頂に到着。

山頂には三角点と四方に見える山々の案内板があります(一部間違いがあるような...)・
正面やや右手に綺麗な円錐形の津和野のシンボル青野山、その後方に安蔵寺山が霞んで見えます。
(Click!)

3週間前に安蔵寺山から十種ヶ峰を眺めたことを思い出します。
登山口のある神角地区。
(Click!)

あそこから登ってきたんですね。
コーヒーを飲みながら景色を楽しんでいるとご夫婦の登山者に続いて、やたらとデカい荷物を背負ったオニーちゃん5、6人が登ってきました。
「何じゃ?」と思っていると荷物を広げはじめました。
荷物はパラグライダーでした。
今までパラグライダーが飛んでいるところを見たことはありますが、離着陸を見るのは初めてなので、興味津々。

いや~気持ち良さそうですね。

そんなこんなで山頂でかなりの時間を過ごした後に下山開始。
まずは登ってきたのとは反対側に降ります。
ドロドロ道の急な降りなので、転倒しないように慎重に降ります。
急坂が終わると、クマザサと低木の広がる緩やかな斜面です。
(熊野神社の鳥居)

道なりに降り、「神角」の標識に従います。

しばらくはクマザサの原が続きますが、やがていつもの針葉樹の植林帯に入ります。

上のササ原が快適だっただけに気が滅入ります。

ここもかなり急勾配ですが、道がジグザクになっており危なっかしさは感じません。
やがて回りが雑木林になると、傾斜も緩やかになって里が近くなってきます。

下山口。
ここにもイノシシ除けの柵があります。

神角の里では十種ヶ峰の湧水を活用しているみたいです。
新鮮な湧水がいつでも得られっていいですね。

十種ヶ峰のこのコース、急登には苦しめられましたが、山頂の展望、笹原の緩斜面など気持ちの良い場所も多くあって、次回は花の季節にまた訪れたいと思いました。
帰りの徳佐交差点付近から望む十種ヶ峰の秀麗な山姿。


8:55 神角地区
9:00 登山口(イノシシ除け柵)
9:30 涸れ沢
9:40 広葉樹の斜面
9:50 自生地
10:15 尾根
10:40 山頂(1時間休憩、昼食込)
11:55 神角分岐
12:40 下山口(イノシシ除け柵)
12:45 神角地区
美しい山容は北麓のオートキャンプ場から何度も見ていますが、山肌は削り取られてスキー場と化し、山頂付近にはアンテナがいくつも立っているのが無残。
ということで未登になっていました。
しかし、近年南麓の神角地区から登下山別ルートとなる周回コースが拓かれたとのこと。
このコースは花の咲く春の季節に人気で、その時期に登るための下調べを兼ねて辿ってみることにしました。
25日(日)朝7時に自宅を出発し、鹿野から国道315を北上。
野道峠を越えて徳佐に降っていくとすごい霧です。
今日は冷え込みが強く、国道脇の温度計表示が0℃になっていました。
スピードを抑え目にして国道9号線との交差点を過ぎてさらに北上。
二の瀬トンネルを過ぎた2kmほど先に神角地区への道があります(看板あり)。
この道を進んで神角のバス回転場の先にある林道入口手前のスペースに車を置きます。
ちょうど日が射してきて霧は消えつつあります。
今朝は霜が降りていて田んぼが白くなっています。
バス回転場から山頂付近を確認した後、周回登山の登り口に向かう為、神社の横を抜けて行きます。
神社のイチョウの落ち葉がきれいです。
やがて、お地蔵様(生木地蔵)とイノシシ除けの柵が見えてきます。
ここが登山口になります。
お地蔵様に登山の安全をお祈りして、柵の中に入ります。
ここからしばらく舗装路が続きますが、やがて地道になります。
その後狭い涸れ沢に入り込んで、これって大丈夫なの?って感じになってきますが、所々に目印のテープがあるうえ、他に進みようが無いので岩がゴロゴロしている沢を登ります。

涸れ沢が終わると広葉樹林の中を歩く道になります。
しばらく行くと、希少な植物の自生地を保護する為に道の周囲にロープが張り巡らされています。
登山道は自生地の中を突っ切る急傾斜で、足元が滑りやすい落ち葉だったり、ゴロ石だったりでなかなか気を遣います。
ようやく十種ヶ峰山頂に至る稜線にたどり着いた時はホッとしました。
...が、山頂と反対側の方向のすぐ先にピークらしきものが見えるので、そこにちょっと寄り道。
山頂まで行けば360℃の展望が得られるのですが、朝の景色は刻々と変わっていくので、展望のよさそうな場所では、その時々の景色を眺めておきたいものです。
このピークでは徳佐盆地の霧が晴れていく様子が見えました。

景色を楽しんだ後は回れ右をして、山頂目指して再び急坂を登ります。
ヘエヘエ言いながら誰もいない山頂に到着。
山頂には三角点と四方に見える山々の案内板があります(一部間違いがあるような...)・
正面やや右手に綺麗な円錐形の津和野のシンボル青野山、その後方に安蔵寺山が霞んで見えます。
(Click!)

3週間前に安蔵寺山から十種ヶ峰を眺めたことを思い出します。
登山口のある神角地区。
(Click!)

あそこから登ってきたんですね。
コーヒーを飲みながら景色を楽しんでいるとご夫婦の登山者に続いて、やたらとデカい荷物を背負ったオニーちゃん5、6人が登ってきました。
「何じゃ?」と思っていると荷物を広げはじめました。
荷物はパラグライダーでした。
今までパラグライダーが飛んでいるところを見たことはありますが、離着陸を見るのは初めてなので、興味津々。
いや~気持ち良さそうですね。
そんなこんなで山頂でかなりの時間を過ごした後に下山開始。
まずは登ってきたのとは反対側に降ります。
ドロドロ道の急な降りなので、転倒しないように慎重に降ります。
急坂が終わると、クマザサと低木の広がる緩やかな斜面です。
(熊野神社の鳥居)
道なりに降り、「神角」の標識に従います。
しばらくはクマザサの原が続きますが、やがていつもの針葉樹の植林帯に入ります。
上のササ原が快適だっただけに気が滅入ります。
ここもかなり急勾配ですが、道がジグザクになっており危なっかしさは感じません。
やがて回りが雑木林になると、傾斜も緩やかになって里が近くなってきます。
下山口。
ここにもイノシシ除けの柵があります。
神角の里では十種ヶ峰の湧水を活用しているみたいです。
新鮮な湧水がいつでも得られっていいですね。
十種ヶ峰のこのコース、急登には苦しめられましたが、山頂の展望、笹原の緩斜面など気持ちの良い場所も多くあって、次回は花の季節にまた訪れたいと思いました。
帰りの徳佐交差点付近から望む十種ヶ峰の秀麗な山姿。


8:55 神角地区
9:00 登山口(イノシシ除け柵)
9:30 涸れ沢
9:40 広葉樹の斜面
9:50 自生地
10:15 尾根
10:40 山頂(1時間休憩、昼食込)
11:55 神角分岐
12:40 下山口(イノシシ除け柵)
12:45 神角地区
Posted by あいあん at 23:13│Comments(1)
│山登り
この記事へのコメント
>>正面やや右手に綺麗な円錐形の津和野のシンボル青野山、その後方に安蔵寺山が霞んで見えます
凄いいい景色ですね~
天気も良いからでしょうか、、こうして山頂からの景色を見させてもらうといつかは、登ってみたくなりますよね。
花の咲く時期、、、ちょうど仕事も一段落する時期なんで^^;
いつも口ばかりのボッシュでした(苦笑)
凄いいい景色ですね~
天気も良いからでしょうか、、こうして山頂からの景色を見させてもらうといつかは、登ってみたくなりますよね。
花の咲く時期、、、ちょうど仕事も一段落する時期なんで^^;
いつも口ばかりのボッシュでした(苦笑)
Posted by ボッシュ at 2012年12月17日 17:59