2012年10月08日
家内安全祈願 英彦山(1)
さて、この3連休。
家の用事などもあって3日間遊び通しというわけにはいかないものの、土日くらいは自由になりそう。
ということで、今回はちょっと足を延ばして九州まで。
行先は日本三大修験山のひとつ「英彦山」
実は8年ほど前、日田方面に出掛けた時に道を間違えて、気が付いたら英彦山に来ていたという縁があります。
その時は英彦山神宮なるものの存在も意識になく、日田方面に下る道路沿いにあった高住神社だけ参拝したのですが、後で英彦山が霊験あらたかな修験の山と知り、一度きちんと参拝せねばと思っていたんです。
ところで今回はミッションなるものを設定
・家内安全祈願
(家族にはこれが主目的と言っています→実は英彦山登山が主目的)
・登山のお守りを戴く
(山を本拠とする修験道のお守りなら登山のお守りとして文句なし)
・英彦山の御神水で焼酎を...
(英彦山は名水でも有名みたいです)
家を出発したのは6日の11時ころ。
今回は英彦山神宮のそばにある別所駐車場に車中泊の予定なので時間的には十分です。
宇部までは一般道を通り、山口宇部道路-中国道-九州道とつないで小倉南ICで再び一般道を国道-県道とつないでひたすら南下。
途中、道の駅とかで買い物をしたので、それなりに時間を食ってしまいましたが、3時半過ぎには英彦山に到着。
まずは正規の参拝ルートである「銅(かね)の鳥居」ををくぐって参拝します。

明日の登山でも英彦山神宮の境内には行くのですが、早朝の為お守りを買うことができないので、今日のうちに参拝してお守りを頂戴しておかなくてはなりません。
しかしさすがです。
この参道って長い長い。
先が見えません。

参道わきには、坊跡がず~っと続き、かつての繁栄がうかがわれます。
(建物が現存する財蔵坊)

銅の鳥居から10分ほど歩くと石の鳥居がありました。

まだまだ先は見えません。
さらに10分ほど歩いてようやく英彦山神宮の奉幣殿に到着。

今日はここまでですが、正面の鳥居をくぐって進むと上宮(英彦山頂)へと至ります。
まずは奉幣殿に参拝。

お賽銭は普段より多めに入れます。
家内安全、(子どもの)学問成就、登山安全など思いつくありとあらゆる祈願をします。
11月に護摩焚きが行われるとのことで護摩木の寄進もしました。

その後、販売所にて念願のお守りを戴きます。

これで、2つのミッションをクリア。
あとは御神水で焼酎を...なんですが、境内に「天之分水神(龍神)」の水があったのに容器を忘れた!

まあ、ここの御神水は明日の登山前に汲むことにして、今日は高住神社にも回ってあちらの御神水を戴くことにしましょう。
ということで、5時はまわっていたのですが、高住神社(豊前坊)にも参拝です。


時間が時間ですので社殿は閉じられていましたが、きちんとお参りをして社殿の横の大天狗の霊水、龍神の水を戴きました。
明日はここに下山する予定なので、その時にもここで喉を潤すことになりそうです。
さて、これで3つ目のミッションをクリアできる準備ができたので、本日の宿泊地、「別所駐車場」に向かいます。
途中、道路に鹿が飛び出してきてちょっとびっくり。

さて、この別所駐車場は英彦山の観光拠点として24時間無料開放の駐車場です。

最近、道の駅などで車中泊する車に駐車場が占拠されて一般の利用者に迷惑になるという問題が起きていますが、ここは英彦山観光のための駐車場なので、英彦山登山をする人間が車中泊することに関しては特に問題は無いでしょう。
もっとも駐車場のキャパ(50台くらい?)に対して、車中泊しそうな車は他に1台しか停まっていませんが。
しかしこの駐車場、きれいなトイレはあるし、テーブルやベンチ、照明などもあり、おまけにすぐ近くに派出所があって治安上も安心という至れり尽くせりです。

さて夕方も6時近くになってきたので、本日の寝床の準備。
と言っても、セカンドシートを前に倒してマットを敷くだけです。

車はコンパクトカーですが、このスペースに対角線上に横になることにより、脚を伸ばして寝ることが可能です。
寝床の準備もできたので、テーブル付ベンチを占拠していよいよお食事。
他に人の姿は見当たらず貸切状態。
食材は途中の「道の駅 おおとう桜街道」でゲットした、鶏皮の唐揚げと海鮮丼です。

唐揚げはおつまみに最適そうなので思わずゲットしたんですが、海鮮丼は(海の近くでもないのに...)と思いつつ、「大好評」、「名物」という値札シールに釣られて買ってしまいました。
結果的に480円なら充分納得できる内容でした。
さて発泡酒が無くなった後は、いよいよ最終ミッション!
高住神社の霊水で焼酎を割って飲みます。
本当は水割りにするのが良さそうですが、ちょっと寒くなってきたので、お湯割りに。

焼酎は自宅から持参した無濾過四段仕込の「龍霞」。
なんと!そこまで意識していなかったのですが、「龍」霞を「龍」神の水で割って飲むという何とも有難い行(?)を積むことになりました。
さらにフライドポテトなどをつまみながら焼酎を飲み進め、酔いが回ってきたところで、iPodで音楽を聴きつつベンチに寝転がって(曇っていて星が見えません)、ボーッとしながら「焚火がしたいなあ」などと考えていました(さすがにここではそれは無理)。

焼酎も尽きたので、9時頃には就寝。
明日はよい登山ができるといいなあ。
家の用事などもあって3日間遊び通しというわけにはいかないものの、土日くらいは自由になりそう。
ということで、今回はちょっと足を延ばして九州まで。
行先は日本三大修験山のひとつ「英彦山」
実は8年ほど前、日田方面に出掛けた時に道を間違えて、気が付いたら英彦山に来ていたという縁があります。
その時は英彦山神宮なるものの存在も意識になく、日田方面に下る道路沿いにあった高住神社だけ参拝したのですが、後で英彦山が霊験あらたかな修験の山と知り、一度きちんと参拝せねばと思っていたんです。
ところで今回はミッションなるものを設定
・家内安全祈願
(家族にはこれが主目的と言っています→実は英彦山登山が主目的)
・登山のお守りを戴く
(山を本拠とする修験道のお守りなら登山のお守りとして文句なし)
・英彦山の御神水で焼酎を...
(英彦山は名水でも有名みたいです)
家を出発したのは6日の11時ころ。
今回は英彦山神宮のそばにある別所駐車場に車中泊の予定なので時間的には十分です。
宇部までは一般道を通り、山口宇部道路-中国道-九州道とつないで小倉南ICで再び一般道を国道-県道とつないでひたすら南下。
途中、道の駅とかで買い物をしたので、それなりに時間を食ってしまいましたが、3時半過ぎには英彦山に到着。
まずは正規の参拝ルートである「銅(かね)の鳥居」ををくぐって参拝します。
明日の登山でも英彦山神宮の境内には行くのですが、早朝の為お守りを買うことができないので、今日のうちに参拝してお守りを頂戴しておかなくてはなりません。
しかしさすがです。
この参道って長い長い。
先が見えません。
参道わきには、坊跡がず~っと続き、かつての繁栄がうかがわれます。
(建物が現存する財蔵坊)
銅の鳥居から10分ほど歩くと石の鳥居がありました。
まだまだ先は見えません。
さらに10分ほど歩いてようやく英彦山神宮の奉幣殿に到着。
今日はここまでですが、正面の鳥居をくぐって進むと上宮(英彦山頂)へと至ります。
まずは奉幣殿に参拝。
お賽銭は普段より多めに入れます。
家内安全、(子どもの)学問成就、登山安全など思いつくありとあらゆる祈願をします。
11月に護摩焚きが行われるとのことで護摩木の寄進もしました。
その後、販売所にて念願のお守りを戴きます。

これで、2つのミッションをクリア。
あとは御神水で焼酎を...なんですが、境内に「天之分水神(龍神)」の水があったのに容器を忘れた!
まあ、ここの御神水は明日の登山前に汲むことにして、今日は高住神社にも回ってあちらの御神水を戴くことにしましょう。
ということで、5時はまわっていたのですが、高住神社(豊前坊)にも参拝です。

時間が時間ですので社殿は閉じられていましたが、きちんとお参りをして社殿の横の大天狗の霊水、龍神の水を戴きました。
明日はここに下山する予定なので、その時にもここで喉を潤すことになりそうです。
さて、これで3つ目のミッションをクリアできる準備ができたので、本日の宿泊地、「別所駐車場」に向かいます。
途中、道路に鹿が飛び出してきてちょっとびっくり。

さて、この別所駐車場は英彦山の観光拠点として24時間無料開放の駐車場です。
最近、道の駅などで車中泊する車に駐車場が占拠されて一般の利用者に迷惑になるという問題が起きていますが、ここは英彦山観光のための駐車場なので、英彦山登山をする人間が車中泊することに関しては特に問題は無いでしょう。
もっとも駐車場のキャパ(50台くらい?)に対して、車中泊しそうな車は他に1台しか停まっていませんが。
しかしこの駐車場、きれいなトイレはあるし、テーブルやベンチ、照明などもあり、おまけにすぐ近くに派出所があって治安上も安心という至れり尽くせりです。
さて夕方も6時近くになってきたので、本日の寝床の準備。
と言っても、セカンドシートを前に倒してマットを敷くだけです。
車はコンパクトカーですが、このスペースに対角線上に横になることにより、脚を伸ばして寝ることが可能です。
寝床の準備もできたので、テーブル付ベンチを占拠していよいよお食事。
他に人の姿は見当たらず貸切状態。
食材は途中の「道の駅 おおとう桜街道」でゲットした、鶏皮の唐揚げと海鮮丼です。
唐揚げはおつまみに最適そうなので思わずゲットしたんですが、海鮮丼は(海の近くでもないのに...)と思いつつ、「大好評」、「名物」という値札シールに釣られて買ってしまいました。
結果的に480円なら充分納得できる内容でした。
さて発泡酒が無くなった後は、いよいよ最終ミッション!
高住神社の霊水で焼酎を割って飲みます。
本当は水割りにするのが良さそうですが、ちょっと寒くなってきたので、お湯割りに。
焼酎は自宅から持参した無濾過四段仕込の「龍霞」。
なんと!そこまで意識していなかったのですが、「龍」霞を「龍」神の水で割って飲むという何とも有難い行(?)を積むことになりました。
さらにフライドポテトなどをつまみながら焼酎を飲み進め、酔いが回ってきたところで、iPodで音楽を聴きつつベンチに寝転がって(曇っていて星が見えません)、ボーッとしながら「焚火がしたいなあ」などと考えていました(さすがにここではそれは無理)。
焼酎も尽きたので、9時頃には就寝。
明日はよい登山ができるといいなあ。
Posted by あいあん at 20:51│Comments(4)
│山登り
この記事へのコメント
車中泊で英彦山アタックですか、
そんな旅もしてみたい今日この頃です。
英彦山周辺はきついワインディングでバイクの練習には良いんですよね!(爆傾)
そんな旅もしてみたい今日この頃です。
英彦山周辺はきついワインディングでバイクの練習には良いんですよね!(爆傾)
Posted by ボッシュ at 2012年10月10日 12:54
九州遠征は、英彦山でしたか!
英彦山は学生時代の合宿で青年自然の家みたいなところに3泊4日くらいこもっていた記憶があります。その頃は、このような由緒歴史ある場所とはつゆ知らず、、、
車中泊もできそうですから、行ってみたいです。
水も興味ありますし。
英彦山は学生時代の合宿で青年自然の家みたいなところに3泊4日くらいこもっていた記憶があります。その頃は、このような由緒歴史ある場所とはつゆ知らず、、、
車中泊もできそうですから、行ってみたいです。
水も興味ありますし。
Posted by adversity42 at 2012年10月10日 21:04
●ボッシュさん
英彦山のワインディングはいいですね。
下山してくると、案内書の横に10台くらいバイクが停まっていました。
ただ観光客の車も多いので、攻めるなら平日狙いかな。
英彦山のワインディングはいいですね。
下山してくると、案内書の横に10台くらいバイクが停まっていました。
ただ観光客の車も多いので、攻めるなら平日狙いかな。
Posted by あいあん at 2012年10月10日 21:44
●adversity42さん
そう、英彦山です。
高住神社と別所駐車場の間に「英彦山青年の家」がありました。
下山後、裏手を通りかかると小学生のグループが野外炊飯をやってました。
懐かしいですね。
水はそのまま飲んでもおいしかったですが、持ち帰ってコーヒーを淹れてみてびっくり!
むちゃオイシー!
お勧めです。
そう、英彦山です。
高住神社と別所駐車場の間に「英彦山青年の家」がありました。
下山後、裏手を通りかかると小学生のグループが野外炊飯をやってました。
懐かしいですね。
水はそのまま飲んでもおいしかったですが、持ち帰ってコーヒーを淹れてみてびっくり!
むちゃオイシー!
お勧めです。
Posted by あいあん at 2012年10月10日 21:48