2012年04月30日
弟見山のカタクリ
昨日は朝から周南市北部の弟見山にカタクリの花を見に行ってきました。

山口県でカタクリの花と言えば寂地山系が有名ですが、この時期遠方からも人が押し掛けてくるため、静かに花を観賞することはできないみたいです。
ところが、弟見山でもカタクリの花が見られるという情報をキャッチ!
弟見山は昨年9月に南の莇ヶ岳から縦走して登った山です。
その時にはここにカタクリの花が咲くなんて全く知りませんでした。

よし、それではっ!てことで、朝の6時過ぎに自宅を出発。
ちなみに今回は北側の登山口である仏峠から登ります。
鹿野から徳佐方面に国道315を北上し、徳地町柚木で県道123へ。
この県道の島根県との県境が仏峠です。
到着は8時前。
登山口には既に何台か車が停まっていました。

「むむ、やはりここも人気があるのか?人の少ないうちに登っちゃおう」
と思っていると、突然おじさんが出現。
「おぉ、あんた山に登るんかね。わしゃぁ、ゴギを釣りに来たんじゃけど...」
(まずいっ!)
と思ったものの後の祭り。
「このあたりはクマが...SL見物の人間が...なんだかんだ...」
おじさんのおしゃべりに付き合わされて15分のロス/(-_-)\
ようやくおじさんから解放されて登り始めたのが8:10。
林道に踏み込んだ直後に右手の斜面を登ります。

登山道は急登路と緩やかな斜面の繰り返しです。

(急登路はかなりの勾配!)
登山口付近はヒノキの林ですが、次第に広葉樹の新緑が美しい道になります。

まず最初にお出迎えしてくれた花はツツジ。
季節的に早いため咲いていたのは2か所だけ。

次の花はイワカガミです。
登山道のあちこちに綺麗な花を咲かせていました。

スミレサイシンも多く見ることができました(スミレは亜種が色々あって同定が難しいです)。

登り始めて小一時間で「周南市最北の地」という看板(何の意味があるのか?)

この看板の先の981mピークが「兄見山」です。
このピークからは、目指す「弟見山」の頂付近が見えます。

その他、
十種ヶ峰

高岳山

などもこの付近から望むことができます。
ピークを降って後、登り返してさらに進んでいくと、ヤッター!道端にカタクリの花が。
(Click!)

先に進むにつれてカタクリの花の数は増えていきます。

これから咲きま~す!

これがいちばん見栄えが良い状態ですね。

実はこれが満開状態らしいです。
(Click!)

カタクリの花をじっくり観賞しながら進んでいくと、いつの間にか弟見山頂に到着。

ここは展望がいまいちなので、もう少し先の展望ピークに進みます。
展望ピークまでの道にもカタクリの花がたくさん咲いていました。

ショウジョウバカマもカタクリの花に負けじと咲いていました。

カタクリの二輪羽織?
一見、八重咲きみたいに見えますが、二輪の花が重なる様に咲いている状態です。
(Click!)

展望ピークからの景色も最高!
(Click!)

今日は空気もわりと澄んでいて、新緑の山々がきれいでした。
北方向の日本海も確認できました。
ここに着いたのは10時頃だったのですが朝が早かったせいかお腹が空いたので、昼食用にコンビニで買ったおむすびをパクつきます。
この調子ならお昼には下山完了なので、まあいいか。
それにしても、ここまで1人の登山者に会わず、ゆっくりとカタクリの花を観賞することができました。
ここってかなりの穴場なのかも。
などと思っていると3人連れの登山者がやってきました。
さらに来た道を引き返していくと、来るわ来るわ!
続々と登山者がやってきます。
50人は超えていたかな?
中にはカタクリが生えているあたりに踏み込む人もいたりして、これはロープで仕切るとかしないとまずいんじゃないかなと思いました。
何にしても、早朝の入山は大正解。
あと少し遅かったら、人の多さにうんざりしでしょうね。
帰り道で見つけたツルシキミの花

ここはまた来年この季節に来たいなと思わせるルートでした。
08:10 登山口
09:05 周南市最北の地
09:08 兄見山
09:42 弟見山
09:50 展望ピーク(40分休憩)
11:45 登山口
山口県でカタクリの花と言えば寂地山系が有名ですが、この時期遠方からも人が押し掛けてくるため、静かに花を観賞することはできないみたいです。
ところが、弟見山でもカタクリの花が見られるという情報をキャッチ!
弟見山は昨年9月に南の莇ヶ岳から縦走して登った山です。
その時にはここにカタクリの花が咲くなんて全く知りませんでした。

よし、それではっ!てことで、朝の6時過ぎに自宅を出発。
ちなみに今回は北側の登山口である仏峠から登ります。
鹿野から徳佐方面に国道315を北上し、徳地町柚木で県道123へ。
この県道の島根県との県境が仏峠です。
到着は8時前。
登山口には既に何台か車が停まっていました。
「むむ、やはりここも人気があるのか?人の少ないうちに登っちゃおう」
と思っていると、突然おじさんが出現。
「おぉ、あんた山に登るんかね。わしゃぁ、ゴギを釣りに来たんじゃけど...」
(まずいっ!)
と思ったものの後の祭り。
「このあたりはクマが...SL見物の人間が...なんだかんだ...」
おじさんのおしゃべりに付き合わされて15分のロス/(-_-)\
ようやくおじさんから解放されて登り始めたのが8:10。
林道に踏み込んだ直後に右手の斜面を登ります。
登山道は急登路と緩やかな斜面の繰り返しです。
(急登路はかなりの勾配!)
登山口付近はヒノキの林ですが、次第に広葉樹の新緑が美しい道になります。
まず最初にお出迎えしてくれた花はツツジ。
季節的に早いため咲いていたのは2か所だけ。
次の花はイワカガミです。
登山道のあちこちに綺麗な花を咲かせていました。

スミレサイシンも多く見ることができました(スミレは亜種が色々あって同定が難しいです)。

登り始めて小一時間で「周南市最北の地」という看板(何の意味があるのか?)
この看板の先の981mピークが「兄見山」です。
このピークからは、目指す「弟見山」の頂付近が見えます。
その他、
十種ヶ峰

高岳山

などもこの付近から望むことができます。
ピークを降って後、登り返してさらに進んでいくと、ヤッター!道端にカタクリの花が。
(Click!)
先に進むにつれてカタクリの花の数は増えていきます。
これから咲きま~す!
これがいちばん見栄えが良い状態ですね。
実はこれが満開状態らしいです。
(Click!)
カタクリの花をじっくり観賞しながら進んでいくと、いつの間にか弟見山頂に到着。
ここは展望がいまいちなので、もう少し先の展望ピークに進みます。
展望ピークまでの道にもカタクリの花がたくさん咲いていました。
ショウジョウバカマもカタクリの花に負けじと咲いていました。
カタクリの二輪羽織?
一見、八重咲きみたいに見えますが、二輪の花が重なる様に咲いている状態です。
(Click!)

展望ピークからの景色も最高!
(Click!)

今日は空気もわりと澄んでいて、新緑の山々がきれいでした。
北方向の日本海も確認できました。
ここに着いたのは10時頃だったのですが朝が早かったせいかお腹が空いたので、昼食用にコンビニで買ったおむすびをパクつきます。
この調子ならお昼には下山完了なので、まあいいか。
それにしても、ここまで1人の登山者に会わず、ゆっくりとカタクリの花を観賞することができました。
ここってかなりの穴場なのかも。
などと思っていると3人連れの登山者がやってきました。
さらに来た道を引き返していくと、来るわ来るわ!
続々と登山者がやってきます。
50人は超えていたかな?
中にはカタクリが生えているあたりに踏み込む人もいたりして、これはロープで仕切るとかしないとまずいんじゃないかなと思いました。
何にしても、早朝の入山は大正解。
あと少し遅かったら、人の多さにうんざりしでしょうね。
帰り道で見つけたツルシキミの花

ここはまた来年この季節に来たいなと思わせるルートでした。
08:10 登山口
09:05 周南市最北の地
09:08 兄見山
09:42 弟見山
09:50 展望ピーク(40分休憩)
11:45 登山口
Posted by あいあん at 20:38│Comments(2)
│山登り
この記事へのコメント
山の花は全くの不勉強なのですが
カタクリって綺麗ですね!!
自分も早朝行動派なので、大体お山は誰とも出会わない場合が多く、いつも何でも独り占めです(笑)
この週末に寂地に行く予定なのですが、人が多いかもしれませんね、、、、
カタクリって綺麗ですね!!
自分も早朝行動派なので、大体お山は誰とも出会わない場合が多く、いつも何でも独り占めです(笑)
この週末に寂地に行く予定なのですが、人が多いかもしれませんね、、、、
Posted by adversity42 at 2012年05月01日 15:21
●adversity42さん
自分には植物観察も山に登る楽しみのひとつです。
その場では名前がわからないものも多いのですが、写真を撮っておいて帰ってから色々調べてみるのも楽しいですよ。
山に登る時には早立ちを心がけていますが、なかなか布団から出られない時もしばしば。
今回はカタクリの為にがんばりました。
寂地は年間通してこの時期が登山者のピークだと思います。
自分には植物観察も山に登る楽しみのひとつです。
その場では名前がわからないものも多いのですが、写真を撮っておいて帰ってから色々調べてみるのも楽しいですよ。
山に登る時には早立ちを心がけていますが、なかなか布団から出られない時もしばしば。
今回はカタクリの為にがんばりました。
寂地は年間通してこの時期が登山者のピークだと思います。
Posted by あいあん at 2012年05月02日 19:22