2012年02月21日
笠戸島縦走(2)
尻高山の次に目指すのは高壷山です。
山頂から少し降ってしばらく行ったところで人声が聞こえてきました。
地元のおじさんが言っていた宇部からの団体さんのようです。
この団体さん、70歳くらいのお年寄りが多いようで、やたらとスローペース。
しかし、リュックサックはカリマーだのグレゴリーだの良いのを持ってましたね。
しばらく後ろに付いていましたが、声をかけて先行させてもらいました。
やがてさっき尻高山頂で見た尾根道らしいところにたどり着きました。
火振岬がさっきより近く見えています。

道のほうは相変わらず伐採痕が随所に見られる整備された道です。
もともとは防火帯として整備されたとのことで、道幅は大体2mくらいあります。
あんまり狭いと火が止らないから、これくらいの幅は必要ですね。

アップダウンは適度な繰り返しで、それほど疲労は覚えません。
高壷山頂へ向う登りに差し掛かりましたが、ここもそれほどきつい感じはなく、すぐに山頂に着きました。

高壷山頂は三角点があるだけですが、このあたり一帯には旧海軍の施設跡が残っています。
登山道の下を通るトンネル?

ちょっと中に入ってみましたが、結構不気味です(白骨があったりする雰囲気)
波型マークの図根石(海軍だから波型?)

結構大きいレンガの構造物。


冷え込みが厳しいのでつららが。

ここから少し降ると、円形に土を盛った場所がありました。

砲台とかがあったのか?
これは何かを据え付けていた土台でしょうか?

このエリア、結構見どころありますね。
施設跡を過ぎてしばらく行くと、白い建物が見えてきました。
「おぉっ!登山道ばかりではなく、トイレまで整備されているとは!」

と思い、中を覘いてみると...

地蔵堂でした。
思わず苦笑(お地蔵様すみません)。
さらに先に進むと、おっとっと。

思わず真っ直ぐ進みそうになりましたが、ここは右方向に降る道が正解です。

おそらく直進方向は本道から外れた位置にある三角点に行く道でしょう。
右の降り坂ってかなりの急坂だったのですが、ここでアクシデント発生!
もう少しで降りきると思った時に、ずるりと滑って転倒。
痛ててと思いつつ、体のチェック。
手を着いた時にちょっと手首を捻ったみたいですが、痛みもなくて大丈夫そう。
油断大敵。
降り主体の道を慎重に降りて行きます。
途中で光方面の景色が見えるポイントがありました。
ホッとひと息、心が和みます。

やがて木の間から巨大な構造物が見えてきました。
「もしや旧海軍が密かに開発した海底軍艦の一部かっ!」
と思いましたが何のことは無い、給水タンクでした。

この辺りは新笠戸ドッグのある江の浦地区にあたり、ドッグの操業音なども聞こえてきます。
そんなわけで給水タンクをやり過ごすと、新笠戸ドッグの社員寮や社宅の裏手を抜けていく感じになります。

いきなり俗世間に引き戻された感じ。
ここを過ぎると再び山道になりますが、やはり所々で海が見えて気持ち良く歩けます。
特に99mの小ピークからの眺めは、光の海岸線を背景に、白浜地区の美しい海の色と島の姿が印象的でした。

ピークを降ると縦走路中間点の白浜の駐車場です。

山頂から少し降ってしばらく行ったところで人声が聞こえてきました。
地元のおじさんが言っていた宇部からの団体さんのようです。
この団体さん、70歳くらいのお年寄りが多いようで、やたらとスローペース。
しかし、リュックサックはカリマーだのグレゴリーだの良いのを持ってましたね。
しばらく後ろに付いていましたが、声をかけて先行させてもらいました。
やがてさっき尻高山頂で見た尾根道らしいところにたどり着きました。
火振岬がさっきより近く見えています。

道のほうは相変わらず伐採痕が随所に見られる整備された道です。
もともとは防火帯として整備されたとのことで、道幅は大体2mくらいあります。
あんまり狭いと火が止らないから、これくらいの幅は必要ですね。
アップダウンは適度な繰り返しで、それほど疲労は覚えません。
高壷山頂へ向う登りに差し掛かりましたが、ここもそれほどきつい感じはなく、すぐに山頂に着きました。
高壷山頂は三角点があるだけですが、このあたり一帯には旧海軍の施設跡が残っています。
登山道の下を通るトンネル?
ちょっと中に入ってみましたが、結構不気味です(白骨があったりする雰囲気)
波型マークの図根石(海軍だから波型?)
結構大きいレンガの構造物。
冷え込みが厳しいのでつららが。
ここから少し降ると、円形に土を盛った場所がありました。
砲台とかがあったのか?
これは何かを据え付けていた土台でしょうか?
このエリア、結構見どころありますね。
施設跡を過ぎてしばらく行くと、白い建物が見えてきました。
「おぉっ!登山道ばかりではなく、トイレまで整備されているとは!」
と思い、中を覘いてみると...
地蔵堂でした。
思わず苦笑(お地蔵様すみません)。
さらに先に進むと、おっとっと。
思わず真っ直ぐ進みそうになりましたが、ここは右方向に降る道が正解です。
おそらく直進方向は本道から外れた位置にある三角点に行く道でしょう。
右の降り坂ってかなりの急坂だったのですが、ここでアクシデント発生!
もう少しで降りきると思った時に、ずるりと滑って転倒。
痛ててと思いつつ、体のチェック。
手を着いた時にちょっと手首を捻ったみたいですが、痛みもなくて大丈夫そう。
油断大敵。
降り主体の道を慎重に降りて行きます。
途中で光方面の景色が見えるポイントがありました。
ホッとひと息、心が和みます。
やがて木の間から巨大な構造物が見えてきました。
「もしや旧海軍が密かに開発した海底軍艦の一部かっ!」
と思いましたが何のことは無い、給水タンクでした。
この辺りは新笠戸ドッグのある江の浦地区にあたり、ドッグの操業音なども聞こえてきます。
そんなわけで給水タンクをやり過ごすと、新笠戸ドッグの社員寮や社宅の裏手を抜けていく感じになります。
いきなり俗世間に引き戻された感じ。
ここを過ぎると再び山道になりますが、やはり所々で海が見えて気持ち良く歩けます。
特に99mの小ピークからの眺めは、光の海岸線を背景に、白浜地区の美しい海の色と島の姿が印象的でした。
ピークを降ると縦走路中間点の白浜の駐車場です。
Posted by あいあん at 23:43│Comments(2)
│山登り
この記事へのコメント
こんばんは!
笠戸島にはたしかキャンプ場のあった記憶がありますし、
広島からですとキャンプ場起点でのーんびりハイキングと言うのも気持ち良さそうな感じですね。
戦時中のことも思い起こされそうですし。
天気に恵まれますと
自分的には、大いにそそられるスポットに思えます!!
笠戸島にはたしかキャンプ場のあった記憶がありますし、
広島からですとキャンプ場起点でのーんびりハイキングと言うのも気持ち良さそうな感じですね。
戦時中のことも思い起こされそうですし。
天気に恵まれますと
自分的には、大いにそそられるスポットに思えます!!
Posted by adversity42 at 2012年02月22日 21:10
●adversityさん
残念なことに笠戸島のキャンプ場(家族旅行村)は、数年前から学校の夏休み時期のみの営業となっています。
きっと夏はキャンプ場も登山道もめちゃ暑いです。
広島・呉もそうですが、周南地区も海軍関係の施設が多いため、施設跡なんかが結構ありますね。
海沿いの山登りにはそういう施設を見ることができるという楽しみもあります。
残念なことに笠戸島のキャンプ場(家族旅行村)は、数年前から学校の夏休み時期のみの営業となっています。
きっと夏はキャンプ場も登山道もめちゃ暑いです。
広島・呉もそうですが、周南地区も海軍関係の施設が多いため、施設跡なんかが結構ありますね。
海沿いの山登りにはそういう施設を見ることができるという楽しみもあります。
Posted by あいあん at 2012年02月23日 06:55