2012年02月20日
笠戸島縦走(1)
下松市の沖合に浮かぶ笠戸島。
最北端の瀬戸岬は本土から200mくらいしか離れておらず、橋で本土とつながってから40年以上が経過します。
実は、毎日の通勤電車から10年以上も笠戸島を眺めていたりします。

通勤の途中で海が見えるのはこの辺りのみ。
この景色が見えると一瞬ホッとすることができます。
そんな縁もあって、笠戸島の山を登れないだろうかと考えていました。
ネットで調べてみると情報が結構あるんですね。
特に気になったのが最奥部の尻高山に登る登山道が整備され、島内の完全縦走が容易になったとの情報。
うーん、これは行くしかないなあ。
ということで、日本列島の冷え込みにも負けず、日曜日(19日)に挑戦してきました。
計画としては、終点となる「池の尻」あたりに車を置いて、路線バスで島の最奥部の深浦へ向かい、そこから縦走して駐車場所付近に下山。

ソロなんで、こういう縦走は公共交通機関をうまく使うのがポイントです。
駐車場所として目星を付けた笠戸島ハイツのバス通過時間が8:15頃と見積もって、自宅出発は7:40。
笠戸大橋を渡って島内に入ります。

車を停めたのは、笠戸ハイツの数百m手前(北)。
ちなみに笠戸島はあちこちに駐車場所があり、車を停めるのに困ることはありません。
予定通りバスに乗り込み、のんびりと車窓の景色を楽しみます。
海を挟んで周南市の太華山がきれいに見えていました。

終点の深浦には約20分で到着。
料金は520円也。
やはり田舎の路線の料金は高いです。
バスを降ると目の前にはこれから登ろうとする尻高山らしきものが見えています。

ですが、ここからどう行くのかがちょっと分りにくいです。
そのまま海沿いを道なりに何百mか先に進むと左手にトイレのある広場があります。

車で深浦まで来た場合は、ここに駐車できます。
この広場の先の道を山側に左折、ちょっと進んだところで右手に入る道の先に「外野山林道」の標識に従って林道に踏み込みます。

事前のネット情報で迷わず行けましたが、何も知らなかったら道が分らずウロウロしたでしょう。
さて、舗装された林道をゆっくりと登っていくと、ウグイスが「ホーホケキョ!」。
気温は0度前後だと思うんですが春の近づきを感じました。
しばらく林道を行くと、向こうから地元の人と思しき長靴のおじさんが降りてきました。
「あんたも山にいくんかね。」
「はい。」
「なんか20人くらいが先に登っとるよ。バスで来とった、宇部観光の。」
えぇ~!わざわざ宇部から来るなんて、ここって意外とメジャーなのかも。
おじさんと別れて、さらに林道を行きますが、なかなか登山口が現れません。
道が未舗装になってさらに進むと、道が左に大きく曲がる場所の手前に駐車スペースがあり、その左手が登山口でした。
ここまでバス停から25分。

ここからいよいよ地道です。
樹木を最近伐採した痕が見られる整備された登山道を登っていきます。

時折見える島影も良い感じです。

やはり今日は冷え込みが厳しく、いたる所に霜柱が立っていました。

傾斜がかなり厳しいところもありましたが、登山口から20分で尻高山山頂(249.2m)に難なく到着。
ここからは南にある火振岬が良く見えます。

岬の手前に見える尾根に沿って登山道があるみたいです。
これから、あそこまで行くことになるのかな?
この時雪がチラチラと降ってきました。
動いていないと寒いので、先に進みます。
最北端の瀬戸岬は本土から200mくらいしか離れておらず、橋で本土とつながってから40年以上が経過します。
実は、毎日の通勤電車から10年以上も笠戸島を眺めていたりします。
通勤の途中で海が見えるのはこの辺りのみ。
この景色が見えると一瞬ホッとすることができます。
そんな縁もあって、笠戸島の山を登れないだろうかと考えていました。
ネットで調べてみると情報が結構あるんですね。
特に気になったのが最奥部の尻高山に登る登山道が整備され、島内の完全縦走が容易になったとの情報。
うーん、これは行くしかないなあ。
ということで、日本列島の冷え込みにも負けず、日曜日(19日)に挑戦してきました。
計画としては、終点となる「池の尻」あたりに車を置いて、路線バスで島の最奥部の深浦へ向かい、そこから縦走して駐車場所付近に下山。

ソロなんで、こういう縦走は公共交通機関をうまく使うのがポイントです。
駐車場所として目星を付けた笠戸島ハイツのバス通過時間が8:15頃と見積もって、自宅出発は7:40。
笠戸大橋を渡って島内に入ります。
車を停めたのは、笠戸ハイツの数百m手前(北)。
ちなみに笠戸島はあちこちに駐車場所があり、車を停めるのに困ることはありません。
予定通りバスに乗り込み、のんびりと車窓の景色を楽しみます。
海を挟んで周南市の太華山がきれいに見えていました。
終点の深浦には約20分で到着。
料金は520円也。
やはり田舎の路線の料金は高いです。
バスを降ると目の前にはこれから登ろうとする尻高山らしきものが見えています。
ですが、ここからどう行くのかがちょっと分りにくいです。
そのまま海沿いを道なりに何百mか先に進むと左手にトイレのある広場があります。
車で深浦まで来た場合は、ここに駐車できます。
この広場の先の道を山側に左折、ちょっと進んだところで右手に入る道の先に「外野山林道」の標識に従って林道に踏み込みます。
事前のネット情報で迷わず行けましたが、何も知らなかったら道が分らずウロウロしたでしょう。
さて、舗装された林道をゆっくりと登っていくと、ウグイスが「ホーホケキョ!」。
気温は0度前後だと思うんですが春の近づきを感じました。
しばらく林道を行くと、向こうから地元の人と思しき長靴のおじさんが降りてきました。
「あんたも山にいくんかね。」
「はい。」
「なんか20人くらいが先に登っとるよ。バスで来とった、宇部観光の。」
えぇ~!わざわざ宇部から来るなんて、ここって意外とメジャーなのかも。
おじさんと別れて、さらに林道を行きますが、なかなか登山口が現れません。
道が未舗装になってさらに進むと、道が左に大きく曲がる場所の手前に駐車スペースがあり、その左手が登山口でした。
ここまでバス停から25分。
ここからいよいよ地道です。
樹木を最近伐採した痕が見られる整備された登山道を登っていきます。
時折見える島影も良い感じです。
やはり今日は冷え込みが厳しく、いたる所に霜柱が立っていました。
傾斜がかなり厳しいところもありましたが、登山口から20分で尻高山山頂(249.2m)に難なく到着。
ここからは南にある火振岬が良く見えます。

岬の手前に見える尾根に沿って登山道があるみたいです。
これから、あそこまで行くことになるのかな?
この時雪がチラチラと降ってきました。
動いていないと寒いので、先に進みます。
Posted by あいあん at 21:55│Comments(2)
│山登り
この記事へのコメント
これは知らなかったんですが なかなかいいコースですね。今の季節には温暖な瀬戸内の山のトレッキングがちょうどいいと思うんで 参考にさせていただきます。
ただ、今の季節はノーマルタイヤだと中国山脈越えができないんでアレなんですが・・・
ただ、今の季節はノーマルタイヤだと中国山脈越えができないんでアレなんですが・・・
Posted by BARA at 2012年02月20日 23:34
●BARAさん
ここはとても歩き易い良いコースです。
ただ、島なので仕方がないのですが、山の標高が低く、「登る」という点では物足りなさを感じるかも知れません。
その分は距離で補うってところでしょうか。
ここはとても歩き易い良いコースです。
ただ、島なので仕方がないのですが、山の標高が低く、「登る」という点では物足りなさを感じるかも知れません。
その分は距離で補うってところでしょうか。
Posted by あいあん at 2012年02月21日 23:21