2011年09月28日
鎖場に挑戦!? 莇ヶ岳(その3:キョーダインとは俺たちだ)
莇ヶ岳の山頂で休憩していると、数人の60歳代?のおじさんたちが登ってきました。
話を聞くと、頻繁にこの山に登って登山道の整備とかもしているみたいです。
まだ時間も早く(11時前)、縦走を考えてたのですが、事前に見たガイドブックに
「縦走路は荒加減になることもあり、熟練者の同伴が必要」
との脅し文句書いてあったので、おじさんたちに縦走路はどんな感じか聞いてみました。
すると、「笹も刈ったし大丈夫だよ」とのことでした。
しめしめ。
ところで、向かう先は「弟見山」です。
対して莇ヶ岳は「兄見山」と呼ばれます。
莇ヶ岳頂上の祠
石碑に「石鎚神社 兄見山開山」とあります。

つまり、莇ヶ岳は兄を見る(=弟)山で、弟見山は弟を見る(=兄)山ということになります。
標高も莇ヶ岳:1004m、弟見山:1085mとなっています。
細かい解説はここまでにして、さあ出発。
しかし、このルートはなかなか難物でした。
アップダウンが極端で、距離のある急登、急降下が何度も繰り返されます。
ところどころでは展望も効くところがあって、ほっと一息つけます。

やがて、木々の間に目指す弟見山の頂が見えてきました。

1時間10分ほどで景色の良い場所に到着。
枯れ木が1本ぽつねんと立っていて、いかにも頂上っぽい雰囲気です。

が、GPSで調べると本当の頂上はもうちょっと先ということが判明。
ここが頂上。

しかし、三角点はあるものの展望は全く無いので、早々に先ほどの展望地に引き返します。
ちょうど正午を少し過ぎた頃なので、雄大な景色を眺めながらお昼のコンビニおむすびを頬張ります。
莇ヶ岳(兄見山)方向の景色。
まさに兄が弟を見下ろす感じです。

あそこから来たんだなー、と感慨に浸ります。
ゆっくりと展望を楽しんで、莇ヶ岳に引き返します。
(また、あの急登、急降下連発か...)
さすがに莇ヶ岳まで戻ってきた時には結構疲れました。
行きの滑り易そうな急登路を下ると思うと、気が重くなってきました。
そこで頂上あったバリエーションルートの簡単な地図を見て、新道で降りてみることにしました。

この道は最初にちょっとした急な降りがあった後は、緩やかに降って行く快適な道でした。
しかし、行きにあれだけ急登があったんだから、きっとこのままでは終わらないだろうと思っていたら案の定。
凄い降りが始まりました。
幸い土が割と締っているのと、ロープが取り付けてあるのとで、本道よりは滑らない感じです。
やがて、道は杉林に入って、ジグザグに降るパターンに突入。
まだ3時前だというのにやたらと暗いし、単調な杉林で単調なジグザク降り...
脚も疲れてきてすっかり、気分が滅入っちゃいました。

駐車場が見えてきた時は本当にうれしかったですよ。
これを地図で見ると、やっぱり新道(青の点線)の最後は等高線が詰まっていて結構な降りですね。

次回は距離はあるけどブナ尾根っていうのを試してみようかな。
本日のルート。

【おまけ】
本日の仲子酒店の面白看板

話を聞くと、頻繁にこの山に登って登山道の整備とかもしているみたいです。
まだ時間も早く(11時前)、縦走を考えてたのですが、事前に見たガイドブックに
「縦走路は荒加減になることもあり、熟練者の同伴が必要」
との脅し文句書いてあったので、おじさんたちに縦走路はどんな感じか聞いてみました。
すると、「笹も刈ったし大丈夫だよ」とのことでした。
しめしめ。
ところで、向かう先は「弟見山」です。
対して莇ヶ岳は「兄見山」と呼ばれます。
莇ヶ岳頂上の祠
石碑に「石鎚神社 兄見山開山」とあります。

つまり、莇ヶ岳は兄を見る(=弟)山で、弟見山は弟を見る(=兄)山ということになります。
標高も莇ヶ岳:1004m、弟見山:1085mとなっています。
細かい解説はここまでにして、さあ出発。
しかし、このルートはなかなか難物でした。
アップダウンが極端で、距離のある急登、急降下が何度も繰り返されます。
ところどころでは展望も効くところがあって、ほっと一息つけます。
やがて、木々の間に目指す弟見山の頂が見えてきました。
1時間10分ほどで景色の良い場所に到着。
枯れ木が1本ぽつねんと立っていて、いかにも頂上っぽい雰囲気です。

が、GPSで調べると本当の頂上はもうちょっと先ということが判明。
ここが頂上。
しかし、三角点はあるものの展望は全く無いので、早々に先ほどの展望地に引き返します。
ちょうど正午を少し過ぎた頃なので、雄大な景色を眺めながらお昼のコンビニおむすびを頬張ります。
莇ヶ岳(兄見山)方向の景色。
まさに兄が弟を見下ろす感じです。
あそこから来たんだなー、と感慨に浸ります。
ゆっくりと展望を楽しんで、莇ヶ岳に引き返します。
(また、あの急登、急降下連発か...)
さすがに莇ヶ岳まで戻ってきた時には結構疲れました。
行きの滑り易そうな急登路を下ると思うと、気が重くなってきました。
そこで頂上あったバリエーションルートの簡単な地図を見て、新道で降りてみることにしました。

この道は最初にちょっとした急な降りがあった後は、緩やかに降って行く快適な道でした。
しかし、行きにあれだけ急登があったんだから、きっとこのままでは終わらないだろうと思っていたら案の定。
凄い降りが始まりました。
幸い土が割と締っているのと、ロープが取り付けてあるのとで、本道よりは滑らない感じです。
やがて、道は杉林に入って、ジグザグに降るパターンに突入。
まだ3時前だというのにやたらと暗いし、単調な杉林で単調なジグザク降り...
脚も疲れてきてすっかり、気分が滅入っちゃいました。
駐車場が見えてきた時は本当にうれしかったですよ。
これを地図で見ると、やっぱり新道(青の点線)の最後は等高線が詰まっていて結構な降りですね。

次回は距離はあるけどブナ尾根っていうのを試してみようかな。
本日のルート。

【おまけ】
本日の仲子酒店の面白看板
Posted by あいあん at 22:34│Comments(2)
│山登り
この記事へのコメント
こンばんは!
お天気恵まれたみたいですね!!
兄弟峯のこの縦走路も結構おもしろそうな感じですね。
それにしても、山口にも魅力的な縦走路がたくさんあるんですね。
近いのでいつかは行きたいです。
お天気恵まれたみたいですね!!
兄弟峯のこの縦走路も結構おもしろそうな感じですね。
それにしても、山口にも魅力的な縦走路がたくさんあるんですね。
近いのでいつかは行きたいです。
Posted by adversity42 at 2011年09月30日 19:49
●adversity42さん
午後からちょっと暑くなりましたが、気温もまずまずで、空気の透明度もベストではないものの、そこそこ遠くの山まで見える感じでした。
やはり、山口、広島と島根県境付近には楽しそうな山が多いです。
紅葉の時期にこの辺りの山にまた来てみたいと思ってます。
午後からちょっと暑くなりましたが、気温もまずまずで、空気の透明度もベストではないものの、そこそこ遠くの山まで見える感じでした。
やはり、山口、広島と島根県境付近には楽しそうな山が多いです。
紅葉の時期にこの辺りの山にまた来てみたいと思ってます。
Posted by あいあん at 2011年09月30日 20:19