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2011年05月04日

同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び

山頂へ続く稜線に達した途端、もの凄い風が吹き付けてきました。
今日は南風なんで、山の北側にいた時はさほど風は無かったのですが、山頂は東西に続く稜線上にあるため南側からの風の吹き上げが強烈です。

ですが、強風の中苦労の甲斐あって、ついに山頂(1972m)に到達。
10:48でした。
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び

ところで、石鎚神社や山小屋等はこの山頂にありますが、実際はさらに先にある天狗岳の方が10mばかり標高が高くなっています。
こちらが天狗岳(正面奥に白く見えるのは土小屋遥拝所)。
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び
何人かは天狗岳まで登っていますが、モロに強風を受けそうな稜線を行かなくてはならないので、そこまで固執する必要もないかと思い天狗岳はパス。
こちらの山頂で適当に昼食を食べて、景色を眺めたりしました。

石鎚神社社殿
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び
神社右手を回り込むと下からも見えた鳥居があります。
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び
鳥居の奥が三の鎖の終点になっています。
うぅっ!高いなー
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び
山頂の風景。
南側の絶壁からすごい勢いで風が吹き上げてきます。
風の音がうるさいし、煽られてカメラがブレます。


山頂には40分ほど居て、下山することにしました。
今度はしっかりアイゼンを付けて安心して降ります。

二の鎖を降りた所にあるキャンプ地(と言ってもこんだけのスペースしかない)にテントが張ってありました。
今夜はここで泊りでしょうか?
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び

降りて来たルートを振り返ります。
ハラハラさせられましたが、面白いルートでもあり、良い経験ができました。
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び

ところで、試しの鎖場も過ぎ、八丁まであと少しという所の登山道脇で10人ほどの人がザイルを使って何やらやっています。
登攀訓練でもしているのかと思いましたが、女性が崖下に転落したのを通りがかりの登山者も加わって救助しているとのことです。
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び
ザイルまで用意しているなんて準備の良い人がいたもんだと思いながら、救助の様子を見守ります。
1人が転落した人を背中にしょってザイルを頼りに登攀し、後ろから3人ほどが押し上げようとしています。
しかし、崖はかなりの急傾斜で足元は落ち葉と柔らかい土で滑って全然上がることができません。
下手をするとさらに転落しそうな感じです。
しばらく色々と試みていましたが、結局プロのレスキューが到着するまで待つことになりました。
負傷は捻挫のようで、命に係わるものではなさそうです。
これ以上その場にいても手伝えることは無さそうなので帰路へ着きました。
途中レスキューとすれ違いましたが、結局ヘリが出動です。

山の上の方ではなく、割と低い地点で、見たところ大した難所ではなかったのですが、山ではどんな場所でも油断できないですね。

さて成就社の山門を再びくぐると登山も終了。
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び
ロープウェイで下まで下降。

駐車場近くの京屋旅館の温泉に入ります。
下山したすぐ横に温泉があるなんてサイコーです!
同行三人 四国遠征 山頂到達 強風再び
しかも、ここの温泉は温泉成分たっぷりの高張泉として有名らしいです。
湯船は大人4人入れるくらいで、その周囲にシャワー付きの洗い場が7か所くらい(ボディソープ、リンスinシャンプーあり)。
しかし、何より目を引くのは真っ白なお湯の色。
いかにも成分たっぷりそうです。
ブクブクとジャグジーっぽくしているのは沈殿し易い成分を拡散しているのだとか。
お湯に浸かると、いかにも成分濃厚って感じでお肌すべすべです。
料金は500円ですが、入る価値は十分ありますね。

風呂上りには隣の食堂でビールを一杯。
カ~ッ!
運転するSさんすみません。

(つづく)
一部の写真はクリックで拡大できます。



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この記事へのコメント
四国遠征お疲れ様です。
『石鎚山』は、自分も小学生の頃に親父に連れられて登りました。
鎖を泣きながら登った記憶があります。

大人になって行ったらまた楽しめそうですね。
迂回路があったはずなので、鎖は遠慮すると思いますが(笑)
Posted by GREEN32GREEN32 at 2011年05月04日 22:16
●GREEN32さん
小さい子供も登っていました。
あの残雪のトラバースなんて、もし何かあったらどうするんだと思ってました。

鎖より巻き道を通る人の方が多そうな感じがしたのは事実なんで、鎖場は我こそは!と思う人が行くルート何でしょうね。
Posted by あいあん at 2011年05月04日 22:25
 
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    コメント(2)