2013年05月04日
くじゅう連山 テン泊でピークハント!(1)~坊がつるへ~
GWの谷間なんですが一斉年休で会社はお休みです。
30日は天気が悪いものの以降は好天との予報。
ってことで、5/1~3日の予定で以前から計画していたくじゅう連山の縦走を決行です。
1日は早朝から山に入るべく、30日21時半に自宅を出発。
徳山東ICから小倉南ICまで高速を走り(途中のSAでうたた寝をして小一時間ロス)、その後一般道を南下。
ショートカット出来る分、高速代やガソリン代が節約できる計算(のはずですが...?)。
このルートは以前南小国や英彦山に行った時に利用して勝手がわかっているので特に不安はありません。
夜だと交通量もかなり少なく快走ロードです。
途中の小石原の道の駅に1:30頃到着して沈没。
5:30頃起床して出発。
日田から再び高速で九重ICまで。
九重ICからは県道40を南下。
景色もいよいよくじゅう、って感じでワクワク気分です。
長者原着は7:15頃。
ビジターセンター横の駐車場もガラガラ状態。
これから入山!っていう装備の人が数名。
自分もそそくさと準備を開始。
今回の大事なお供=ザックはグレゴリーのトリコニ(60L)です。
カラーバリエーションの変更により旧カラーのモデルが値引き販売されていたので即購入。
さすがにグレゴリー、背負い心地はなかなかです。
今回はザックの収納力確認を兼ねて全装備をザック内に収めるパターンにしてみました。
自宅で計測してみたところ総重量は約15kg。
で、普段は使わないのですが重い荷物を背負うということでトレッキングポールも使うことにしました(結果的には無くても良かったかな?)。
出発は7時45分。
まずはタデ原湿原を突っ切り、雨ヶ池を経由して坊がつるを目差します。
天気は曇り。
三俣山はガスってほとんど見えません。
予報は「晴れ時々曇り 降水確率0%」だったはずですが...
しばらく進むと湿原を抜けて平坦な林道になります。
途中にある登山届のボックスで必要事項を記入します。
この林道はなかなか良い雰囲気です。
しばらく行くと林道から外れていよいよ山道に入ります。
重い荷物を背負っているので普段よりゆっくりしたペースで歩きます。
新緑が綺麗で、気分は上々。
道の方は次第にガレ道になってきます。
木々の緑も少なくなって、標高が少し上がっただけでこんなに違うのかと思わせます。
荷物は重いのですが、疲れはそれほど感じません。
ただ、両肩が痛くなってきました。
まあ、これはしょうがないかな。
樹林帯の中を進むため展望はあまり得られませんが、長者原の方向が見通せる展望場所(ベンチ有)が一か所あります。
ここから雨が池まではほんの少しでした。
出発から1時間20分で雨が池に到着。
ほぼ予定通り。
相変わらず三俣山は姿を見せてくれません。
雨が池を過ぎると降り道になるので、かなり楽になってきます。
しかもやはり展望場所があって、目的地の坊がつるが見えて勇気百倍。
足取りも軽くなります。
結局、出発から2時間で坊がつる湿原の西端に到着。
キャンプ地まであと少し。
表示ではキャンプ地(坊がつる)は右手ですが、実は左手に少し行ったところに川を徒渉する場所があり、坊がつるへの近道になっているようです(最終日に坊がつるを離れる時に気が付きました。時すでに遅し!)。
この時は素直に表示に従い右方向に進んで、いよいよ坊がつるキャンプ場に到着。
まずは自分のテントの設営にかかります。
連休の谷間ということもあってテントは少なめで5張くらいでしたが、これから増えていくことも考えて少し奥目に設営。
テントは2012モデルのステラリッジ2です(写真は一瞬の晴れ間が出た夕方の時のもの)。

湿原ということもあってペグは比較的簡単に刺さり、すぐに設営完了。
恥ずかしながらついでにテントの中を大公開。
不慣れなもので乱雑です。
天気予報では寒気が南下して冷え込むとのことだったので、快眠温度-6℃対応のナンガ ポーリッシュバッグ450DX(シュラフ)にシュラフカバーを併用。
マットはモンベルのULコンフォートシステムパッド150で、同じくモンベルのULコンフォートシステムピローを連結。
身長173cmの自分が寝て、全身が収まるサイズです。
収納サイズはこんな感じ。
マットの袋は余裕があって、実際はもっとコンパクトです。
なお、自分が見た感じでは、この坊がつるではZライトや銀マットをザックの外側に括り付けて来られる方が多いように思いました。
Zライトも持っているので次回はそのパターンを試してみようかな。
(つづく)

7:45 長者原
8:00 登山道入口
9:05 雨が池
9:45 坊がつる西端
9:55 キャンプ場着
Posted by あいあん at 22:24│Comments(8)
│山登り
この記事へのコメント
はじめまして! 新着からきました。
ステラリッジと久住の青空の写真が素敵ですね♪
あと別記事ですが笠戸島のトレッキングの記事が興味深かったです。
今度私も挑戦してみたいと思います(^^v
ステラリッジと久住の青空の写真が素敵ですね♪
あと別記事ですが笠戸島のトレッキングの記事が興味深かったです。
今度私も挑戦してみたいと思います(^^v
Posted by ちゃかす at 2013年05月04日 23:20
●ちゃかすさん
はじめまして。
ブログを拝見させていただきましたが、活動エリアが自分とかぶっている感じですね。
笠戸島は歩き易くて景色も良い快適なトレッキングルートですので、是非一度チャレンジしてみてください。
お気に入りに登録させていただきます。
はじめまして。
ブログを拝見させていただきましたが、活動エリアが自分とかぶっている感じですね。
笠戸島は歩き易くて景色も良い快適なトレッキングルートですので、是非一度チャレンジしてみてください。
お気に入りに登録させていただきます。
Posted by あいあん at 2013年05月05日 09:04
長者原から雨ヶ池で行かれたんですね。
人気のコースですが
平日だと人も少なくて快適に歩けたんでしょうね~
私も以前はULコンフォートシステムパッドを使ってましたが
最近はZライトばかりです。
準備や撤収の手間がかなり省けますからね~
続きも楽しみです。(^^)
人気のコースですが
平日だと人も少なくて快適に歩けたんでしょうね~
私も以前はULコンフォートシステムパッドを使ってましたが
最近はZライトばかりです。
準備や撤収の手間がかなり省けますからね~
続きも楽しみです。(^^)
Posted by きたちゃん at 2013年05月06日 02:42
自分も「くじゅう」をと計画していたのですが、、、
諸事情で延期しましたので、参考になります。
15kg背負ってもトレッキングポールなしでも行けそうだったとは
あいあんさんは強靭な肉体の持ち主ですね!!
(自分は数kgの荷物の時でもポールに頼っていますが、なしの方が基礎体力維持向上にはBESTって聞いたことあります)
続き楽しみです
諸事情で延期しましたので、参考になります。
15kg背負ってもトレッキングポールなしでも行けそうだったとは
あいあんさんは強靭な肉体の持ち主ですね!!
(自分は数kgの荷物の時でもポールに頼っていますが、なしの方が基礎体力維持向上にはBESTって聞いたことあります)
続き楽しみです
Posted by adversity42 at 2013年05月06日 08:36
くじゅうレポ、楽しく読ませて頂いてます。(^○^)
前日の夜出とは、タフですね~。
私も「くじゅうテント泊」を計画してるので参考になります。
続き楽しみにしてます!
前日の夜出とは、タフですね~。
私も「くじゅうテント泊」を計画してるので参考になります。
続き楽しみにしてます!
Posted by ゆず吉
at 2013年05月06日 12:07

●きたちゃん
荷物が重いので、高低差が少なくて道が整備されているコースを選択しました。
人はたまにすれ違う程度でした。
アルプスとかによく行っている人に言わせると、ザックの外に物を付けるのはダメなんだそうで。
くじゅうだったら、特に問題は無いと思いますので、やっぱり次回はZライトですね。
荷物が重いので、高低差が少なくて道が整備されているコースを選択しました。
人はたまにすれ違う程度でした。
アルプスとかによく行っている人に言わせると、ザックの外に物を付けるのはダメなんだそうで。
くじゅうだったら、特に問題は無いと思いますので、やっぱり次回はZライトですね。
Posted by あいあん at 2013年05月06日 17:32
●adversity42さん
以前はトレッキングポールを使っていたのですが、脚力を鍛える(自分的には脚力の低下防止)ためには、ポールなしの方が良いみたいなので、頑張れる限りポール無しにしました。
今回は割と楽なコースを選択しているので、強がりが言えるんですよ。
以前はトレッキングポールを使っていたのですが、脚力を鍛える(自分的には脚力の低下防止)ためには、ポールなしの方が良いみたいなので、頑張れる限りポール無しにしました。
今回は割と楽なコースを選択しているので、強がりが言えるんですよ。
Posted by あいあん at 2013年05月06日 17:38
●ゆず吉さん
前日の夜出発だと
1.高速の深夜割引が使える
2.一般道も車が少なく快走
3.何より翌朝早々に山に入れる
って感じで良いことだらけです。
本当なら長者原まで行ってから仮眠したかったんですが、年寄りは夜が早いので途中で沈没しちゃいました。
前日の夜出発だと
1.高速の深夜割引が使える
2.一般道も車が少なく快走
3.何より翌朝早々に山に入れる
って感じで良いことだらけです。
本当なら長者原まで行ってから仮眠したかったんですが、年寄りは夜が早いので途中で沈没しちゃいました。
Posted by あいあん at 2013年05月06日 17:41