2012年03月27日
登山前から道迷い? 西光寺山
先の水曜日。
平日ですが所用により年休を取得しました。
用事は午前中で済んで、午後に空き時間ができました。
んじゃあ、ってことで山登りを画策。
午後からだし、ガソリン代も惜しいので近場の低山がターゲット。
地図をじーーっと眺めた結果、周東町の西光寺山に決定。
「山口県の山」にも掲載されていないマイナーな山です。

登山口の場所の大体の検討をつけて出発。
山陽道玖珂ICから1kmほど南、県道70の西光寺橋南端から西に折れて市道に入ります。
入ってすぐの道路脇に駐車可能な場所があったので、車を停めて出発準備。

登山口は西光寺(廃寺)跡付近にあるとしか情報を仕入れてません。
まずは市道を道なりに100mちょい歩いて行って左折。
ちょっと先に西光寺跡と思しき場所を発見。

しかし、ここからが大変。
何せ案内板も何もありませんでした。
道路を歩いて道沿いに登山口を捜したり、西光寺の横に見つけた小道を10分も進んだ挙句行き止まりだったり。

ようやく西光寺跡に残っていた小さいお堂の裏から伸びている道(明らかに登山道)を見つけた時には、なんでこんな道を見落としていたのかと苦笑しました。

が、気を取り直して登山開始。
道はこのあたりの山に特徴的な砂岩質の道です。

しばらく行くと、「うわ、山ん中にこんな石段が!」

よいこらしょっと石段を登りきるとその先には巨大な岩がそびえており、岩の下は人が通れるようになっています。

岩に「金毘羅神社」と刻まれていました。

なるほど、それで長い石段か。
岩ノ下のトンネルをくぐると、回り込むようにして岩の上に登っていきます。
岩の上は展望テラスになっており、北から南にかけて素晴らしい展望が広がっていました。

(Click!)

正面やや右手に高く見えるのは氷室岳。
その左手奥になだらかな高照寺山~無名峰が続き。
一番左手に甘木山が見えています。
氷室岳から右手には銭壺山がほんのちょっとだけ顔を覗かせ、その右手奥には周防大島の山々がうっすらと見えています。
さらにその右は、琴石山-三ヶ岳です。
そして、これらの山々に引けを取らず展望に彩りを添えているのが箱庭のような祖生地区の田園風景です。
以前、向いの高照寺山に登って反対側から見た時にも祖生地区の田園風景には同じことを思いましたが、
こういう景色がいつまでも残っていてほしいですね。
さて、素晴らしい景色をじっくり堪能して、登山再開。
テラス岩のすぐ後ろが金毘羅神社です。

以前は建物があったようですが、今は小さな祠だけです。
登山道は神社の横手から奥に続いています。

神社から先の道は部分的にシダに覆われていたりして、分り難い個所もありましたが、珍しく(?)迷うことも無く山頂に到着。

山頂には壊れた祠と「祖生村」の標石があるのみでした。

展望も得られないため、そそくさと下山開始。
今回の登山のハイライトは、やはり展望岩からの眺めですね。
さあ、あそこまで戻ってまたじっくり眺めるぞっ!

14:10 駐車場所
14:13 西光寺跡(登山口はいずこ?)
14:34 登山口
14:52 展望岩(しばらく景色を楽しむ)
15:15 頂上
15:33 展望岩
16:03 西光寺跡
1608 駐車場所
平日ですが所用により年休を取得しました。
用事は午前中で済んで、午後に空き時間ができました。
んじゃあ、ってことで山登りを画策。
午後からだし、ガソリン代も惜しいので近場の低山がターゲット。
地図をじーーっと眺めた結果、周東町の西光寺山に決定。
「山口県の山」にも掲載されていないマイナーな山です。

登山口の場所の大体の検討をつけて出発。
山陽道玖珂ICから1kmほど南、県道70の西光寺橋南端から西に折れて市道に入ります。
入ってすぐの道路脇に駐車可能な場所があったので、車を停めて出発準備。

登山口は西光寺(廃寺)跡付近にあるとしか情報を仕入れてません。
まずは市道を道なりに100mちょい歩いて行って左折。
ちょっと先に西光寺跡と思しき場所を発見。
しかし、ここからが大変。
何せ案内板も何もありませんでした。
道路を歩いて道沿いに登山口を捜したり、西光寺の横に見つけた小道を10分も進んだ挙句行き止まりだったり。
ようやく西光寺跡に残っていた小さいお堂の裏から伸びている道(明らかに登山道)を見つけた時には、なんでこんな道を見落としていたのかと苦笑しました。
が、気を取り直して登山開始。
道はこのあたりの山に特徴的な砂岩質の道です。
しばらく行くと、「うわ、山ん中にこんな石段が!」
よいこらしょっと石段を登りきるとその先には巨大な岩がそびえており、岩の下は人が通れるようになっています。
岩に「金毘羅神社」と刻まれていました。
なるほど、それで長い石段か。
岩ノ下のトンネルをくぐると、回り込むようにして岩の上に登っていきます。
岩の上は展望テラスになっており、北から南にかけて素晴らしい展望が広がっていました。
(Click!)

正面やや右手に高く見えるのは氷室岳。
その左手奥になだらかな高照寺山~無名峰が続き。
一番左手に甘木山が見えています。
氷室岳から右手には銭壺山がほんのちょっとだけ顔を覗かせ、その右手奥には周防大島の山々がうっすらと見えています。
さらにその右は、琴石山-三ヶ岳です。
そして、これらの山々に引けを取らず展望に彩りを添えているのが箱庭のような祖生地区の田園風景です。
以前、向いの高照寺山に登って反対側から見た時にも祖生地区の田園風景には同じことを思いましたが、
こういう景色がいつまでも残っていてほしいですね。
さて、素晴らしい景色をじっくり堪能して、登山再開。
テラス岩のすぐ後ろが金毘羅神社です。
以前は建物があったようですが、今は小さな祠だけです。
登山道は神社の横手から奥に続いています。
神社から先の道は部分的にシダに覆われていたりして、分り難い個所もありましたが、珍しく(?)迷うことも無く山頂に到着。
山頂には壊れた祠と「祖生村」の標石があるのみでした。
展望も得られないため、そそくさと下山開始。
今回の登山のハイライトは、やはり展望岩からの眺めですね。
さあ、あそこまで戻ってまたじっくり眺めるぞっ!

14:10 駐車場所
14:13 西光寺跡(登山口はいずこ?)
14:34 登山口
14:52 展望岩(しばらく景色を楽しむ)
15:15 頂上
15:33 展望岩
16:03 西光寺跡
1608 駐車場所
Posted by あいあん at 22:45│Comments(6)
│山登り
この記事へのコメント
こんばんは。
山口県の方なんですね。よろしくお願いします。
山はまだまだ初心者ですが色々参考にさせてもらいますね。
山口県の方なんですね。よろしくお願いします。
山はまだまだ初心者ですが色々参考にさせてもらいますね。
Posted by otopapa
at 2012年03月28日 22:58

●otopapaさん
おいでいただきありがとうございます。
山口県東部でちまちまと近場の山を登っています。
自分も山は初心者レベルです。
色々と情報交換できたらと思います。
宜しくお願いします。
おいでいただきありがとうございます。
山口県東部でちまちまと近場の山を登っています。
自分も山は初心者レベルです。
色々と情報交換できたらと思います。
宜しくお願いします。
Posted by あいあん
at 2012年03月28日 23:06

おはようございます。
情報の少ない山は登山口までに迷い時間を思いのほか費やした経験、、、自分も多々あって^^
知ってしまうとなんでここが判らんかったんか?ってなります。
情報の少ない山は登山口までに迷い時間を思いのほか費やした経験、、、自分も多々あって^^
知ってしまうとなんでここが判らんかったんか?ってなります。
Posted by adversity42
at 2012年03月29日 06:52

●adversity42さん
ネットを駆使すれば、マイナーな山でも結構情報は得られますね。
ですが、あまりに情報を仕入れ過ぎると、実際に登った時の新鮮さがスポイルされてしまいます。
今回は、そういう思いもあってあまり下調べをしなかったのですが、さすがに案内板も何もなかったので、ちょっと迷ってしまいました。
それもまた面白しですけどね。
ネットを駆使すれば、マイナーな山でも結構情報は得られますね。
ですが、あまりに情報を仕入れ過ぎると、実際に登った時の新鮮さがスポイルされてしまいます。
今回は、そういう思いもあってあまり下調べをしなかったのですが、さすがに案内板も何もなかったので、ちょっと迷ってしまいました。
それもまた面白しですけどね。
Posted by あいあん at 2012年03月29日 22:02
しばらくごぶさたしていました。
久しぶりにブログのぞきましたら、沢山の山にきゃんぷにうらやましいです。
この山数年前に攻めましたが展望テラスからの眺望は素晴らしかったと記憶します。
自然に岩のトンネルができたとはすごい!不思議でなりません。
久しぶりにブログのぞきましたら、沢山の山にきゃんぷにうらやましいです。
この山数年前に攻めましたが展望テラスからの眺望は素晴らしかったと記憶します。
自然に岩のトンネルができたとはすごい!不思議でなりません。
Posted by ボッシュ at 2012年04月10日 15:01
●ボッシュさん
登山にちょうど良い季節が巡ってきましたので、この時とばかり登ってます。
西光寺山のあの岩はですね、
行きかう旅人が難儀していたのを見かねた旅の僧が10年かけて掘り抜いた....
などという伝説は無いみたいです。
しかし、あのトンネルって本当に自然にできたんでしょうか?
登山にちょうど良い季節が巡ってきましたので、この時とばかり登ってます。
西光寺山のあの岩はですね、
行きかう旅人が難儀していたのを見かねた旅の僧が10年かけて掘り抜いた....
などという伝説は無いみたいです。
しかし、あのトンネルって本当に自然にできたんでしょうか?
Posted by あいあん at 2012年04月10日 22:39