2011年01月10日
三丘城山(みつおじょうやま)と歴史探訪 1
登山愛好家なら知らぬ人はいないであろうヤマケイの分県登山ガイド。
最近になってようやく2005年版「山口県の山」を入手しました。

それまでの1995年版と紹介されている山が結構入れ替わっていて、近場では一昨日登った虎ヶ岳なんかも紹介されています。
さて、今日はどの山に登ろうかなと思って本を見ると「三丘ヶ岳・平家ヶ城」という近場の山が目につきました。
国土地理院の地図によると三丘ヶ岳(地図では城山)の標高は318.8mで超低山クラスの山です。
しかし、山を登って反対側に降りた後に出発点までぐるっと周回する道が歴史探訪の道になっており、なかなか面白そうなコースなので本日はこれに決定。
10時前に自宅を出発。
途中のコンビニで昼食を仕入れても30分足らずで、本で紹介された登山口に到着。
ところが、山陽自動車道脇の駐車スペースにはコーンが置かれ、なにやら駐車が憚られる雰囲気。

こんなこともあろうかと、空間磁力メッキを...じゃあなくて、別の駐車スペースも調べておいたので、山陽自動車道の下をくぐって北東に進みます。
300m進んだところで再び山陽自動車道の下をくぐった所が駐車スペース。
ここには比較的広いスペースがあるので駐車は問題なし。

駐車場所から見た三丘城山(右)と平家ヶ城(左のちょこっととんがったピーク)
周囲を見回すと「あれ?」
城山方面の標識があって、山頂方向に道がついています。

「山口県の山」紹介されたものとは別の登山口です。
「まあ登れれば何でもいいや。そんなに登山口は離れてないから、すぐにあっちの登山口からの道に合流するだろう。」と勝手に思い込んで、手近な方へ突入!
結果を先に言うと、山頂まで登山道の合流はなく、本で紹介された登山道とは別の道で頂上に到達しました。
GPSログで描いた本日のルートを先に見せちゃうと、こんな感じ。

はずせない見どころの「夫婦岩」に寄るには、「山口県の山」で紹介されたルートの方が無駄が無さそうですが、あちらは駐車スペースがコーンでふさがれていたのと、登山道の標識が全く無かったのが気にかかります。。
さて登山道ですが、近くにある竜ヶ岳と同様、砂岩質の道です。

きちんと整備されていますが、かなり滑りやすい状態の急登が続きます。

登山道には「国土調査」の杭が頻繁に打たれています。ご苦労様。
ロープで登る場所も何か所かあります。

地面が砂岩質なので傾斜のきつい場所はかなり滑る為、ロープの助けを借りつつ慎重に登ります。
やがて大きな岩のある場所に到達。
ここは北~南西の方向が開けています。

中央は徳山湾と太崋山。

右手の虎ヶ岳山系から中央は瀬戸内海(光方面)、左手は鶴羽山。
そしてここから少し進んだ岩の上が素晴らしい展望地になっていました。
北東から南方面の景観が見事です。

左から大黒山、大梅山、竜ヶ岳(中央、尖がった独特の形状です)、札ノ尾。
その後ろには高照寺山。
手前では山陽自動車道が竜ヶ岳トンネルに突入しています。

竜ヶ岳山系、札ノ尾、203mピークの右手遠方に琴石山(遠くから見てもひときわ美しい山容です)。
展望地で大休止して休んだ後、もう一度ロープのある急傾斜を登るとすぐに山頂です。

山頂からは北東~東の山々を見ることができました。

中央は玖珂蓮華山かな?
(つづく)
最近になってようやく2005年版「山口県の山」を入手しました。
それまでの1995年版と紹介されている山が結構入れ替わっていて、近場では一昨日登った虎ヶ岳なんかも紹介されています。
さて、今日はどの山に登ろうかなと思って本を見ると「三丘ヶ岳・平家ヶ城」という近場の山が目につきました。
国土地理院の地図によると三丘ヶ岳(地図では城山)の標高は318.8mで超低山クラスの山です。
しかし、山を登って反対側に降りた後に出発点までぐるっと周回する道が歴史探訪の道になっており、なかなか面白そうなコースなので本日はこれに決定。
10時前に自宅を出発。
途中のコンビニで昼食を仕入れても30分足らずで、本で紹介された登山口に到着。
ところが、山陽自動車道脇の駐車スペースにはコーンが置かれ、なにやら駐車が憚られる雰囲気。
こんなこともあろうかと、空間磁力メッキを...じゃあなくて、別の駐車スペースも調べておいたので、山陽自動車道の下をくぐって北東に進みます。
300m進んだところで再び山陽自動車道の下をくぐった所が駐車スペース。
ここには比較的広いスペースがあるので駐車は問題なし。
駐車場所から見た三丘城山(右)と平家ヶ城(左のちょこっととんがったピーク)
周囲を見回すと「あれ?」
城山方面の標識があって、山頂方向に道がついています。
「山口県の山」紹介されたものとは別の登山口です。
「まあ登れれば何でもいいや。そんなに登山口は離れてないから、すぐにあっちの登山口からの道に合流するだろう。」と勝手に思い込んで、手近な方へ突入!
結果を先に言うと、山頂まで登山道の合流はなく、本で紹介された登山道とは別の道で頂上に到達しました。
GPSログで描いた本日のルートを先に見せちゃうと、こんな感じ。

はずせない見どころの「夫婦岩」に寄るには、「山口県の山」で紹介されたルートの方が無駄が無さそうですが、あちらは駐車スペースがコーンでふさがれていたのと、登山道の標識が全く無かったのが気にかかります。。
さて登山道ですが、近くにある竜ヶ岳と同様、砂岩質の道です。
きちんと整備されていますが、かなり滑りやすい状態の急登が続きます。
登山道には「国土調査」の杭が頻繁に打たれています。ご苦労様。
ロープで登る場所も何か所かあります。
地面が砂岩質なので傾斜のきつい場所はかなり滑る為、ロープの助けを借りつつ慎重に登ります。
やがて大きな岩のある場所に到達。
ここは北~南西の方向が開けています。
中央は徳山湾と太崋山。
右手の虎ヶ岳山系から中央は瀬戸内海(光方面)、左手は鶴羽山。
そしてここから少し進んだ岩の上が素晴らしい展望地になっていました。
北東から南方面の景観が見事です。
左から大黒山、大梅山、竜ヶ岳(中央、尖がった独特の形状です)、札ノ尾。
その後ろには高照寺山。
手前では山陽自動車道が竜ヶ岳トンネルに突入しています。
竜ヶ岳山系、札ノ尾、203mピークの右手遠方に琴石山(遠くから見てもひときわ美しい山容です)。
展望地で大休止して休んだ後、もう一度ロープのある急傾斜を登るとすぐに山頂です。
山頂からは北東~東の山々を見ることができました。
中央は玖珂蓮華山かな?
(つづく)
Posted by あいあん at 23:20│Comments(0)
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