ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 中国 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2014年08月26日

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

今回のコースですが、河童橋のたもとにちょうど良い解説写真がありました。

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

まず河童橋を渡って写真の左岸を奥に進むと岳沢(だけさわ)から降りてくる白い帯(正体は白っぽい岩のガレ沢)の下あたりに登山口があります。
ここから山側に向かい、ガレ沢右側の樹林帯を登って行きます。
ガレ沢が尾根の右側に回りこんで見えなくなっている向こう側に山小屋(岳沢小屋)があります(ここまで標高差660m)。
そこからが重太郎新道で、一気に約900m高度をかせいで前穂高岳に至ります。
(今回はそこまでですが、吊尾根をたどって奥穂高岳に登頂することもできます。)

さて、雨は完全にやんだので着ていたレインウエアの上をリュックにしまって出発。

まずは静かな雰囲気の岳沢湿原を通過します。

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

上高地らしい良い感じでの景色です。


さて、湿原の傍らに登山口を発見。

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

ここから山道になります。


最初は松林の中を進みます。

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る


これは?

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

雪崩の跡かな?


コース途中の風穴です。

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

岩の間から冷たい冷気が流れ出してきます。
涼しい~


やがて樹林とガレ沢が接している個所に到達。
それまでは林の中のいため気が付かなかったのですが、天気がものすごい勢いで回復していました。

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

「これは、いいぞっ!」と大喜びです。

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

時間を追うごとにどんどん晴れ上がっていきます。


山小屋が見えてきました

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る


小屋の近くで樹林帯を離れ、ガレ沢を渡ります。

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

沢の上部には雪渓があり、その上は吊尾根です。



沢を渡ってすぐに岳沢小屋に到着~

3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る

時刻は8:00
河童橋を6:00に出発したのでちょうど2時間です。


ところで本日はこの小屋泊まりです。
ここにはテン場もあるのですが、今回は1日で重太郎新道を登下降するため体力温存&スピーディな行動をする必要上、荷物を軽くできる山小屋泊としました。


さて、チェックインの時間にはまだ早いのですが、小屋の受付で予約の確認ついでに今日の混み具合を聞いてみると「今日は空いてます」とのこと。
10日ばかり前にブログで確認した時には今日は満室だったのに天気予報が悪かったせいか夜行バス同様キャンセルが続出した模様です。

小屋の親父さん曰く「天気予報はおおハズレ。予報につられてキャンセルした人は残念だったね。」
そこで、「そうですね。昨日のスタッフブログに「とりあえず岳沢まで来てから考えたら」ってあったので来てみました。」(本当の話)と言ったら、早速当日のスタッフブログのネタになってました(喜び勇んだのは自分です)。

次回からいよいよ今回の登山の本命、重太郎新道です。

(つづく)




このブログの人気記事
大原湖で秋色キャンプ
大原湖で秋色キャンプ

早春の大原湖で今年初キャン
早春の大原湖で今年初キャン

梅雨の合間の高原キャンプ 2021/06/25
梅雨の合間の高原キャンプ 2021/06/25

モンベル山口店
モンベル山口店

長雨終了!らかん高原で晴れキャンプ
長雨終了!らかん高原で晴れキャンプ

同じカテゴリー(山登り)の記事画像
GWの三倉岳キャンプ
やすらぎの山へ
来年は辰年!フライングで竜ヶ岳へ
秋色のらかん高原キャンプ
4年ぶりに北アルプスに来ています
小羅漢山頂
同じカテゴリー(山登り)の記事
 GWの三倉岳キャンプ (2024-05-04 20:29)
 やすらぎの山へ (2024-01-13 20:07)
 来年は辰年!フライングで竜ヶ岳へ (2023-12-03 17:28)
 秋色のらかん高原キャンプ (2023-10-29 19:31)
 4年ぶりに北アルプスに来ています (2023-07-28 16:18)
 小羅漢山頂 (2023-05-21 08:33)
Posted by あいあん at 22:45│Comments(6)山登り
この記事へのコメント
こんにちは。
最短ルートで穂高へ・・・
なるほど、これならその日のうちに登って早い時間に上高地に
降りてこれそうですよね。

やはり近況は小屋のブログやHPが役に立ちますよね。
そして最後は小屋で聞くのが一番ですね。
続きが楽しみです。
Posted by きたちゃんきたちゃん at 2014年08月27日 15:34
こんばんは!

天気が不安定な今年もアルプス決行され、しかも、思いのほかの好天で(?)
行かれて、良かったのでしょうかね?!?!

私はまだまだアルプスレベルには達していませんが、あいあんさんの記事を拝見しますと興味がふつふつと沸いて来てしまいます!
Posted by adversity42adversity42 at 2014年08月27日 22:12
●きたちゃん
穂高の表玄関と言える涸沢は、河童橋から出発すると穂高の裏側に回りこむため到達するのに1日かかりますが、岳沢なら2時間です。
河童橋から穂高を眺めて、このまままっすぐ登って行けそうだなと思う人も多いんじゃないかと思いますが、まさにそれに近いルートです。

岳沢小屋のブログは1ヶ月間ほぼ毎日読んでました。
登山道の状況や小屋の周囲のお花畑の情報等ずいぶん役立ちました。
Posted by あいあんあいあん at 2014年08月28日 06:43
●adversity42さん
最後の最後まで迷ったけれど、行って良かったです。
幸い天気は良かったですが、たぶん多少の雨だったとしても行って良かったと思ったでしょう。
アルプスにはそれだけの魅力があると思います。

advesity42さんは十分にアルプスレベルだと思いますので、是非行かれてください。
Posted by あいあんあいあん at 2014年08月28日 06:46
なんと前穂に行かれていたとは!

こちらも日、月曜で、白山に行ってきました。
あいあん様のように土日がベストでしたが
霧の中、花の名山を楽しんできました。
クロユリもちゃんと確認してまいりました。
標高差1500m、テント泊は多少応えましたが。。。
ついでに帰り際、伊吹山にも。
こちらにも花が多数咲いてました。

息子が6年になったら
槍に行ってみたいと思う今日この頃です。
Posted by 隣の職場人 at 2014年08月28日 20:02
●隣の職場人さん
天気が読めない状況だったのでどうかな?と思っていたのですが、やはり白山に行かれたのですね。

景色は残念な感じですが、花が楽しめたのは良かったですね。
自分も花は好きなので、今回もたくさん写してきました。

家族だと山小屋の料金はちと痛いですから、ここはテン泊が正解でしょう。

自分ももう少し長い休みが取れたら槍に行きたいと思っているんですが、なかなか...
ちなみに、自分が前穂に登頂した日に、防府の「山の店 右田」のご一行は槍に登頂してました。
Posted by あいあんあいあん at 2014年08月28日 22:34
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
3000m突破に挑戦 前穂高岳 (重太郎新道コース) (2)岳沢を登る
    コメント(6)