つれづれぐさRX

山行2日目（5月2日）。

昨日とうって変わって、朝から快晴。
朝日に輝くくじゅうの山々が見えるすがすがしい1日の始まりです。


が、いきなり現実に戻り、まずは朝食。
経営難に苦しむマルタイを応援する為に、棒ラーメンに具と餅を入れてカロリーアップ！


もうちょっと味にひと工夫が欲しいと思うんだけど．．．
（次は「山の棒ラーメン」を買ってみようかな）


ところで本日の計画ですが、まずは坊がつる東方に聳える大船山（写真右のピーク）に登頂。
その後、この山の裏手に降り、大船山の東の黒岳登頂し、写真左手のくぼんだ峠（大戸越）を経由して帰着する予定です。

「山と高原地図」のコースタイムで約8時間30分というロングコースです。

ということで、7時前には坊がつるを出発。
まずは、大船山稜線にある段原を目指します。

登山道脇のスミレの花が美しい。


朝日に輝く大船山（段原直下から）


まずは大船山を制覇。


相変わらず素晴らしい景色です。


昨年よりはちょっと霞んでいるかな～

阿蘇の涅槃や祖母・大崩等は確認できました。

ところで、これからのルートですが、段原まで戻った後
米窪（中央の火口跡）の縁をぐるーっと巡って、いったん山を降り、右のほうにちょっと見えている高塚山に登ります。


まずは米窪周回。
左手は平坦な地形ですが、


右手は大船山から落ち込んだいかにも火口って感じです。


ぐるりと火口を回りこんで下降点あたりから見た火口です。

写真ではうまく伝わらないのですが、かなりの迫力です。
これを見ただけで「ここまで来た甲斐があったな～」という感じ。


さて、ここから大船山東斜面を350m降ります。

ここにもスミレが。

スミレって地味な花なんですが、色々な色や種類があってかなり興味深い植物です。

やがて目指す黒岳の主峰高塚山（左）と天狗岩（右）が見えてきました。

う～ん、登り返すのはきつそうですね。

大船山から降って来た所には「風穴」があります。


のぞいてみると、なんと！

この季節にもかかわらず、穴の中には雪があって冷たい風が吹き上げてきます。
この涼風で涼みながら、目指す高塚山登山の英気を養います。