つれづれぐさRX

さて本日は久しぶりにアウトドア活動をレポできることになりました。

今年は桜で花見ができなかったので、春の花を求めて山に入りたいな～と思案。
この時期の花といえば、自分的にはカタクリかヤマシャクヤクかって感じです。

ヤマシャクは去年見たので、今回はカタクリにしようかな。
ってことで、周南市北部の弟見山をターゲットに選択。

一般的なルートとしては、一昨年登った北の仏峠からのルートか南の莇ヶ岳からはるばる縦走するルートが考えられます。

が、今回は昨年ヤマシャクを見るときに入り口を見つけた西側からのルートで登ってみることにしました。

鹿野から国道315号線を北上し、河内峠にかかる手前右側に案内板があります。


案内板に沿って林道を北東に進むと車6～7台置けそうなスペースがあります。
もう少し先まで車で進入できそうですが、車を止めておけるのはここだけです。

（朝は自分の車をいれて2台だったんですが。山から降りてくるとかなり埋まってました）


さて林道を歩いていくといたるところにネコノメソウがあります。

この花はこれまであまり見たことがなかったのですが、この林道の道端にはたくさん咲いていました。

それにしてもこの林道は山口県には珍しく、植林帯は皆無の自然林で新緑がきれいです。

勾配も緩やかで急登がウリ(?)の莇山系の中では珍しいノンビリ気分のルートです。
新緑の中を穏やかな気持ちで歩けて最高の気分．．．

と思っていたら出ました！

名物の急登。
水平距離200mで150mの標高をかせぐというすごい登り。

（先に行くのはほぼ同時出発して後になり先にしたご夫婦）

この急登を15分ほどで登りつめると莇ヶ岳－弟見山の縦走路に合流します。


縦走路を弟見山に向かって進むと

始まりました！
カタクリロード




こうして道端に咲くカタクリの花を見るのは2年ぶりですが、やっぱりいいですねえ。


山頂手前の展望台からの景色。


少し霞んではいますが、まずまずの視界です。
東の羅漢山から西の山口市北部の山々まで見えます。

ところで、今回はカタクリの花が主演ですが、それ以外の花々も見逃してはいけません。

イワカガミ

この花も楽しみの一つだったのですが、まだ蕾状態でした。

ショウジョウバカマ



ニリンソウ



スミレ

この種族は識別が難しいので深くは突っ込みません。


アセビ

かなり散っていましたが、山頂付近に少しだけ残っていました。


カキドオシ



色々な花々との出会い、新緑歩き、素晴らしい展望など実りの多い山行になりました。