つれづれぐさRX

安価なCB缶が使えて、低温時のパワーダウンが少ないというウワサのSOTO ST-310を買ってみました。

既にヒマラヤで現物を見ており、デカくて重いという印象を持っていたのですが、家で実物を持ってみてもやっぱり「デカくて重い」と感じました。

そこで、手持ちのガスストーブのいくつかと重さを比べてみました、

SOTO ST-310：350g

うーむ、やっぱりこれは重いよなあ。

イワタニ ジュニアストーブ：260g

同じくCB缶を使うストーブですが、ST-310よりは軽い。

以下はOD缶を使うストーブ

定番のプリムス IP-2243：230g

プリムスを代表するロングセラーモデル（25年以上使っています）。
設計が古いだけあってOD缶ストーブの中では重いです。

プリムス P-153Ti：100g

新しいプリムス製品の中では評価の高いP-153。
これはイワタニ・プリムス20周年記念のチタン仕様モデルです。

OPTIMUS CRUX：85g

世界最小・最軽量を謳った（購入当時）モデル。
最近の山行にストーブを持参する時は、これが定番です。
ゴトクがやや小さいのが難点。
点火装置はありませんが、点火装置が付属していても故障時のバックアップにライターやマッチは必ず持っていくので、あまり関係ありません。

こうして比較してみると、ST-310の重さが際立っています。
なにしろ、CRUX＋110型OD缶の組合せ（295g）より重いです。


さて、次に大きさですが、上記の5つを並べてみました。

やはり重さと大きさって相関がありますね。

ただし、OD缶ストーブは燃料缶が脚となるわけですが、CB缶ストーブはストーブ自体が脚を持たなくてはならないので、大きく、重くなる傾向があるのはやむをえません。

また、大きくて重いことは必ずしも悪いことばかりではなく、安定性という点では有利です。

てな感じで簡単に比較してみたわけですが、自分的な結論としては、
・ST-310はデカくて重く、登山向きではない。
　キャンプストーブとしては充分使える（低温性能も期待したい）。
　燃料のコスパも良い。

・山に持っていくなら、CRUXかP-153。
　とにかく軽くて小さいのが何より。
　低温時には純正OD缶（寒冷地仕様）を使い、その他の季節は詰替え缶を使えば良いかも。

ってところかな。


SOTO レギュレーターストーブ





PRIMUS(プリムス) １５３ウルトラバーナー