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2012年02月23日

笠戸島縦走(3)

白浜の広場の片隅には、7年前の台風によって船が座礁し、犠牲になったインドネシア人の慰霊碑があります。
笠戸島縦走(3)
普段は穏やかな瀬戸内海で近年にこのような事故が起こったとは信じられない気持ちです。
自然の力は侮れません。

12時近くになっていたので、海岸方向に少し下った所にあった東屋で昼食にしました。
今回は山専ボトルのお湯でカップうどん+パンです。
笠戸島縦走(3)

昼食が終わったら、いよいよ後半戦に突入。
笠戸島縦走(3)
ちなみに登山道には「スカイ○号」という名前が付けられています。
・尻高山登山口から頂上を経て高壷山の途中までが「スカイ5号」。
・そこからトイレと間違えた地蔵峠堂までが「スカイ4号」
・地蔵堂から白浜までが「スカイ3号」
・で、これから行こうとするのが「スカイ2号」(のはずなんだけど案内板は「スカイ3号」?)です。

このスカイ2号、いきなり急登です。

ヒーヒーと、急坂を登りながら後ろを振り返ると、新笠戸ドッグの向こうに越えてきたピークが見えていました。
笠戸島縦走(3)
しばらくして、頂上も間近になった頃、再び後ろを振り返ると、景色は真っ白!
「ありゃ、また雪だ」
笠戸島縦走(3)

頂上に着いたとたんに雪がチラチラと降ってきました。
笠戸島縦走(3)
ここも見るべきものは無いので、すぐに先に進みます。
どうも、笠戸島のルートって、頂上では展望とかが良くなくて、その途中にビューポイントがあるのがパターンみたいですね。

白浜山を降って行くと、いくつか標識の立っている分岐に到着。
ここは、これまでどおりスカイ2号を行きます。
笠戸島縦走(3)
と、すぐに尾郷地区の畑の裏手に出ます。
笠戸島縦走(3)
が、またすぐにスカイ2号の案内板。
笠戸島縦走(3)
ここからがまた急な登り。
疲れた脚には、ちょっと堪えます。

ここでも登りの途中に疲れを癒してくれるビューポイントが。
笠戸島縦走(3)

ここから10分ほどで、やや開けた場所に出ます。
笠戸島縦走(3)
ここがスカイ1号と瀬戸遊歩道の開始点(=分岐点)です。
スカイ1号でも瀬戸遊歩道でも、ルートこそ違え、どちらでも笠戸島を縦走したことになります。
今回は摺鉢山頂上にこだわって左側の瀬戸遊歩道をチョイス。
笠戸島縦走(3)
こっちの方が下山地点が車をデポしていた場所に近いというのもあります。

やがて、公園っぽい雰囲気のある「見はらしの丘」に到着。
もうすぐ縦走完了ということもあって、最後の休憩。
笠戸島縦走(3)
残りのお湯でインスタントのカフェラテを作り、ホーッとくつろぎます。

しばしの休憩の後は、最後のピーク、摺鉢山頂に出発。

しかし、摺鉢山頂って、道端に三角点があるだけの変哲もない場所でした。
笠戸島縦走(3)
結局、山頂で景色の良かった場所って最初の尻高山でした。
まあ縦走路の所々で見える景色の素晴らしさは、それを補って余りあるとは思います。

摺鉢山からの降りは、緩やかなアップダウンを繰り返しつつ、トータルではゆっくりと降っていく感じです。

笠戸大橋が見えてくると、もうすぐ縦走も終わり。
笠戸島縦走(3)
下山地点は駐車場所から200m位の地点。
笠戸島縦走(3)
無事に縦走完了!
充実した1日でした。

参考:下松市観光協会(観光パンフレット

8:43 深浦バス停
9:10 尻高山登山口
9:30 尻高山頂
10:17 高壺山頂
10:55 地蔵峠堂
11:25 給水タンク
11:48-12:24 白浜(昼食)
1249 白浜山
1309 尾郷分岐
1345 大城分かれ(瀬戸遊歩道、スカイ1号分岐)
1410 摺鉢山頂
1438 下山



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Posted by あいあん at 23:40│Comments(2)山登り
この記事へのコメント
縦走感想お疲れさまでした!!

PEAKでの眺望は少ないとのことですが、ハイキングであれば魅力あるルートです!!(自分でも、ゆーっくりと歩けば6-7時間ではいけそうな感じです。)

それにしても、最後の(?)お湯でカフェラテを手にくつろがれている後姿、中々ええ背中ですね(笑)
Posted by adversity42 at 2012年02月25日 08:53
●adversityさん
各ピークでの眺望はないですが、途中の随所に展望の開けた場所があって、その展望が的を得ているのが心憎い感じです。
特に白浜地区手前の海の色の美しさは、素晴らしいと思いました。

カフェラテの背中は...ちょっと疲労感があったので、なるべくシャキッ!とするように意識しました;(^.^);
Posted by あいあん at 2012年02月25日 22:24
 
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    コメント(2)