つれづれぐさRX

子どもは夏休みに突入。
最後のクラブ活動も終了し、受験勉強に突入する前のこの時しかない。
ということで、先の土日で家族旅行に行きました。

ただ、今年は長女の大学進学で出費がかさみ金欠状態。
・高速1000円で行ける所
・会社の契約保養所システム使えて安く泊まれる所
との条件で、いくつかの候補の中から別府に決定。

土曜日は早朝から出発。
小倉から南下する途中にあって日本人ならはずせないポイントは、なんと言っても全国八幡宮の総本宮「宇佐八幡宮」ですね。


うーむ、流石に徳山の遠石八幡宮あたりとは規模が違いました。
拝観コースをぶらぶら歩いていたら小一時間かかってしまいました。

さて、お次は最近知名度を上げつつあるという豊後高田の「昭和の町」。
ここはあんまり期待してなかったのですが、思ったとおりでした。
昔ながらの街並みの気配はありますが、明らかに観光目当てのお店なんかもかなりあって、ちょっと興ざめ。


おいおい、千円を超える給食って．．．


お次は、本日のハイライト「熊野磨崖仏」です。
厳しい石段を登るという苦行を経ないとご尊顔を拝めないというありがたい仏様です。
２０年ほど前、バイクツーリングの途中で立ち寄った覚えがあるのですが、そんなに大変だったかなあ（まあ当時は若かったから）。

この石段の上です。


鬼が一晩で作ったと言う歩きにくい石段でしたが、山歩きに比べれば楽勝です。
子どももスイスイ登っていました（カミさんはかなりこたえたようでしたが）。

不動明王と大日如来。苦労して？登ってきただけにありがたさもひとしおです。




さて、磨崖仏拝観後、駐車場と売店のある場所まで戻ってきました。
普通なら売店で一息入れてさあ出発となるのですが、見逃してはならないのは駐車場脇に何気なく建っている「胎蔵寺」というお寺です。
お寺の境内にある不動明王と七福神の石像ですが、なんだか雰囲気が変！

よくよく見ると梵字の印刷された小さなシールがベタベタと貼られています。！！！？？？




すごい悪趣味っぽさを感じるのですが、これも一種の信仰方法なのでしょうか？
うーーん、わ・か・ら・ん！　なんとも不思議な気持ちで磨崖仏を後にして別府に向ったのでした。

つづく