注文の多いキャンプ場で初夏キャンプ

あいあん

2022年05月23日 20:38

うちの会社の年休の締めは6月末。
何とか法定年休数に達するべく月曜日に年休を取得し、日月キャンプをしてきました。

所によっては30℃を超えるという予報があったので、涼しそうな「らかん高原オートキャンプ場」をチョイス。
ここは昨年2回利用しましたが、やたらと注意書きが多い施設です。
良識あるキャンパーならば特に問題となることはありませんが、唯一焚き火が21時までというのが残念なところです。

ところが、今回はさらに決めごとが増えていました。
HPにはA4で5枚の注意事項(コロナ対策)が掲載されていますが、受付に行くとA4で3枚の注意事項とA4で2枚のチェックシートが渡され、車に戻って注意事項を読んでチェックシートを記入して持ってきてくれとのこと。

なかなか細々と注意事項が掲載されています。

(1枚目。2枚目以降は省略)

上で記載のとおり「焚き火21時まで」を除き、良識あるキャンパーなら特に問題とはならない事項がほとんどですが、昨年このブログでも取り上げた「焚き火用コンパネ」が500円でレンタルでなく、800円で販売になっていました。
つまり、コンパネ等を持参しなかった場合、焚き火をするためには800円でコンパネを買わないといけないということです(ドヒャー!)。

自分もここのHPで焚き火台使用しても地面に与えるインパクトがかなりあるということを知り、焚き火の時には板を敷いた上に厚手の焚き火シートを重ねて使うようにしています。
ということでその旨を申請してコンパネは買わずに済みました。


前置きが長くなりましたが設営開始。



今回はYGYのパップテントとAKASOOM(どっちもマイナーなイメージ)のTCタープです。
パップテントは例によって密林で仕入れたもの。
密林では種々のパップテントを見かけますが、これは最後発で他とちょっと変わった特徴があったので買ってみました。


幕の中にコットをセット(中が暗くて見難いですが)。


その前にメッシュを下ろすことができます。

この手のパップテントはフライの中にメッシュインナーを張るものがほとんどですが、このテントは前面にメッシュを下ろすようになってます。
と言っても、スカートの隙間は結構あるので虫の侵入を完全にシャットアウトできないという問題はあります。
まあ、今日あたりはたぶん大丈夫でしょう。

一方のタープですが、この日密林から到着したばかりのもの。
当初はこの日の夕方に到着予定となっていたのですが、なぜか午前中に届いたため急遽投入となりました(保険として別なタープも持参しました)。
ポールは240cmですが、3×3mだとちょっと高すぎでした(200cmくらいがいい感じ?)。

どちらも初張りなので思ったより時間がかかり、おやつを食べる暇もなく日が傾きかけてきました。


カッコウが盛んに鳴いています。
ここのキャンプ場は自然環境が良いんですよね。

本日の利用者は自分も含めて5組くらいかな。
サイトは分散して割り当てられているので、他人の目を気にする必要はありません。

さて夕食。


いつものごとく料理と呼べないものばかりです。


でも自分的にはこれで十分!

日没




これもまた旨し


焚き火は21時までに消火なので早めに開始



夜空には星



21時前には熾火に。


キャンプブームで立て込んだキャンプ場で見ていると、「キャンプに来たんだから焚き火だ!」というノリで焚き火をして、ひと通り焚き火をした後はそのままにして幕内に籠ってしまうキャンパーが多いような気がします。

結果、火の付いた薪が下に落ちて芝を焦がしたり、燃え残りが出てそれをそのまま捨てたりということになっていそうです。
焚き火というのはじっくり最後まで燃やし切ってこそ焚き火だと思います。
しっかり焚き火の面倒を見てきちんと熾火までもっていくと翌朝はサラサラの灰になって処分に何の問題もありません。


この夜は高原の冷え込みは全くなく、全閉状態にしたパップテント内は暑いくらいでスリーシーズンシュラフでは大汗をかいてしまいました。
しかも翌朝は4時過ぎの暗いうちにカッコウが鳴きはじめ寝不足になりましたが、羅漢山登山を決行。




羅漢山では久しぶりにアサギマダラを近くで見ることもできました。




下山後はノンアルビールを飲みながらてきぱきと(ダラダラと?)撤収作業。
プライムビデオをちょっと見て、11時半にはチェックアウト。

この時点で、テント周りをまだ片付けていたキャンパーさんが居たけど大丈夫だったかな。
このキャンプ場は時間にも相当厳しいです。


...でも高原の雰囲気は捨てがたいので、また機会があれば利用しようかな。
きちんと守るべきことを守るだけの話だし


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