つれづれぐさRX

さて、池の段への登りにかかります。

．．．っと？
うわっ！登山道に霜柱が立って凍り付いてしまっています。

池の段は草地の吹きさらしなので、気温もかなり低くなるのでしょう。
今朝は庄原IC付近で0度でしたから、ここは氷点下をかなり下回ったと考えられます。

滑らないように慎重に登り、遂に頂上に到達したのが8時10分。


うーーん、素晴らしい展望です。
地平線付近に雲があるほかは完全な晴天。
しかも、山頂には誰もおらず、景色を独り占めです。

また下手なパノラマですが．．．

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地平線の雲の上に大山の山頂がぽっかり浮かんでいるのがはっきり見えます。

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おそらく高野町の方向だと思いますが、盆地に霧がかかって霧の海が出現しています。

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こちらは、南方面。正面は比和町の毛無山（福田頭）。

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池の段では30分以上の大休止を取って充分に景色を堪能した後、比婆御陵に向うため頂上を降ります。
しかし頂上を降りる時って、いつも後ろ髪を引かれますね。

池の段からの降りは大きい岩の多い道ですが、ここも凍っているので慎重になります。


やがてやや平坦な道になり、樹林帯に入りました。
やはりこのあたりの樹は紅葉が終わって、葉が落ちてしまっています。


降り始めて20分で越原越（おっぱらごえ）に到着(9:08)。

夏は天気が悪かったので、ここで山を降ったのですが、今回はここから登り返します。

少し行ったところで、どう見ても70歳を越えているおじいさんがベンチで休憩しているのに出会いました。
銀マットを付けた大型ザックを持っているので、今日はどこかでキャンプするのか聞いてみると、昨晩池の段に泊まったとのこと。
国立・国定公園内で、指定された場所以外での野営はちょっと問題があるのですが、それは置いといて、あの厳寒の中たいしたもんだと感心しました。

（つづく）