つれづれぐさRX

最終日は天候が回復しつつあるような感じで、時折日が射す薄曇りの天気です。ですが、山頂付近はガスがかかっている状態。


朝食後からぼちぼちと撤収にかかります。
二泊目はすえぞうさんがいなくなりサイトが半分空いちゃいました。

ソロでは大した荷物も無いのでゆっくりやっても10時頃には撤収完了です。
山を見ると山頂のガスが消えつつあります。
いつもなら撤収日に山に登ることは考えないのですが、今回はもうひと頑張りして昨日の360度ガス状態の分を取り戻すことにしました。

とは言え、3時間かけて自宅まで帰らなくてはなりませんし、混雑する夕方前には五日市付近を抜けておきたいところです。
そこで、割と短時間で登れる伊良谷山を目指すことにしました。

伊良谷山は公園センターの北方に位置する標高1148.9mの山です。
昨日登った立烏帽子山～池ノ段とは公園センターをはさんで反対側になります。

登り口は軽食堂の横にあります。出発は10:25

大山は果たして見えるのか？

昨日までとは打って変わってからりとした空気です。木漏れ日の樹林が美しい。


登り始めて45分ほどで、伊良谷山と牛曳山の分岐点に到達(11:10)。

伊良谷山はここからあと少し。

伊良谷山頂付近に咲くカワラナデシコ


さあ到着(11:20)。


山頂からの景色は昨日とは打って変わって素晴らしいものでした。
西方向以外は展望が開け、南西～南の比婆御陵から池ノ段、立烏帽子山、竜王山、
東の牛曳山など近くの山々はもちろん、南東から北にかけての遠くの山々までよく見えます。


立烏帽子山(左)、池ノ段(右)
逆光&向こうの山側は曇っているため写りがいまいちです。


牛曳山方面

そして北東(磁北より60度東)方向はるか遠くに高山の姿が．．．大山です。


残念ながら写真でははっきりわかりません。

伊良谷山頂の景色を充分堪能した後は、牛曳山へ向かう為先ほどの分岐点まで引き返します。

分岐点から牛曳山頂まではわずか300m。
でもその間にも見るべきものはありました。


桔梗（きれいですね）


シロヨメナの蜜を吸うヒョウモンチョウ
色の若干の違いはオス、メスによるものでしょうか。

牛曳山頂に到着(11:50)。

はっきりとした表示はなく、分岐の標識の下にマジック？で「牛曳山1144m」と書いてあります。

帰りはここの分岐から公園センターに降ります。
この道は途中から沢に合流し、滝などもあって飽きさせない道でした。


途中のヤブデマリの実の赤色が印象的でした。


公園センター帰着は12:40。
ちょうど2時間でした。
この後、公園センターの風呂に入り、食堂でそばを食べて帰宅の途につきました。

例によってGoogleマップです。