パンダTCで薪ストーブ ~冬キャンに想うこと~

あいあん

2020年02月05日 22:02

二股化によって内部が広々としたパンダTCに流行りの薪ストーブを入れてみました。



ストーブはMt.SUMIのLocomo薪ストーブロングタイプ。
昨年の楽天スーパーセールで安くなっていたので思わず購入。
(現在は売り切れ中みたいです)



ロングタイプなので、通常の長さの薪がそのまま入る無精者向けです。
構造は2次燃焼などないシンプルなものですが、めっちゃ重いのが難点(腰にきます)。

パンダTCは前後に入口があり、しかもダブルジッパーなので特別な改造なしに煙突を通すことが可能です。
まずは本体を幕内にセット。



夜実際に使ってみた感じたのですが、ストーブの位置が中央に近くてちょっと邪魔でした。
もう少し外(テントの端)側にしても問題なかったように思います。

幕に触れる部分はGストーブ用のテントプロテクターにアマゾンで入手したスパッタシートを巻きつけたもので断熱してみました。
ストーブを焚いた状態で触れても全く問題はありませんでした。



ガードの上側に隙間ができていますが、明け方にはここから冷気が下りてきて寒い思いをしました。
カッコは悪いですが、布きれなどを詰めて隙間を無くしておくと良かったかも知れません。


夕食後にいよいよ着火。
ソロストーブに残った炭を種火にしました。



勢いよく燃えている状態だと幕内はかなりの温度になりました。
この暖かさ(というか暑さ)はかなりの誘惑ですね。


しかし思うに、この日は外で焚き火の方が絶対良かったな。
気温は、せいぜい2℃くらいまでしか下がっていませんでした。。
薪ストーブを使っちゃうと、ストーブのお守りで幕に籠りっぱなしになってしまい、開放感のある戸外で焚き火で暖を取るという
キャンプ最高の愉しみを逃してしまいました。
残念!

長いことキャンプをやってきて、冬キャンプの愉しみは
「寒さに抗うのではなく、寒さと程よくお付き合いすることにある」
と思うに至っています。

今後は、よほどガクブル状態の極寒か、強風で焚き火不可の場合以外は、薪ストーブはやめにしようと思います。
基本的にストーブは寝る前や起きがけのひと時に暖まるためで良いと思うので、点火消火が簡単なガスストーブで十分です。

キャンプスタイルは人それぞれではありますが、今回薪ストーブを使ってみて改めて悟った自分なりの冬キャンスタイルの答えです。



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