中山道 妻籠宿 馬籠宿
御嶽山から下山後、木曽福島の温泉宿にもう一泊した後、せっかくだからと、中山道つながりで妻籠と馬籠を訪問しました。
途中、鈍行の車窓から寝覚ノ床を撮影。
南木曽駅からバスで妻籠へ。
平日の朝9時前とあって、観光客もまばらでかつての宿場町の雰囲気を静かに愉しむことができました。
妻籠の町を往復した後は、俵屋里久さん(右手のお店)で五平(御幣)餅をいただきます。
焼きたての醤油の香りがたまらない。
付け合わせの野沢菜の漬け物もよく味が染みていておいしい!
おなかも満足したところで、再びバスに乗り馬籠へ。
しかし単純に馬籠に行くのも芸がないと思い、途中の馬籠峠でバスを下車。
40分ほどかけて旧中山道を徒歩で馬籠に向かいます。
登山疲れで脚には相当きているのですが、峠からの降りならなんとかなるだろうとの読み。
馬籠峠の古い道標
旧中山道の雰囲気を残した道をノンビリと降っていきます
十編舎一九の狂歌の碑
「渋皮の むけし女は 見えねども 栗のこはめし ここの名物」
クスっと笑える一句でした。
それにしても驚いたのは、すれ違う観光客の多さ。
峠~馬籠までの間に50人以上はすれ違ったと思いますが、ほとんどが外人さん。
バスの便はそんなにないので妻籠まで歩くんだろうなあ(3時間ほど)。
インバウンドの観光客もメジャーな観光地に飽き足らず、体験型の観光に人気があると聴いてはいましたが、実際に見て納得です。
百名山の恵那山も間近に見ることができました。
馬籠宿
事前の調査では馬籠は妻籠の人気にあやかって作られた観光地という話でしたが、何となくそんな感じですね。
ちょっと作りすぎかな。
ということで、27日から3泊4日で木曽福島、御嶽山、妻籠・馬籠と巡ってきましたが、旧中山道の静かな雰囲気、厳しい御嶽山行など充実した4日間でした。
来年はどこに行こうかな?
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