さて、帰宅後自宅内を探しても財布は見つからず、いよいよ山で落としたことが確定。
警察に電話して逸失物の届け出をしましたが、今のところ自分の財布を拾得したという届けはないとのこと。
今日、登山口付近に停まっていた車と出会った人たちを思い出すに、自分を含めて5人ほどが今日のコースを歩いたとみて間違いなさそうです。
見た感じ、財布を拾ったら届け出てくれそうな人たちだったんだけど。
となると、今も財布は登山道のどこかで自分を待っていてくれるのか?
ということで、日曜日は5時半起床、6時前には自宅を出発。
道々、財布を落とした状況を考えるに、
・
パスファインダーのメイン気室にカメラと一緒に入れた。
・登山の途中で頻繁にカメラを出し入れした。この時うっかりチャックを閉め忘れて気室が大きく開いた状態のまま歩いていたことがある。
・おぼろげながら登山道の比較的最初の部分で既にメイン気室にはカメラしかなかった記憶がある(財布は別の場所に入っていると思っていた)
といったことを総合すると、財布を落としたのは登山口付近でパスファインダーからポロリとこぽれ落ちたんじゃなかろうか?
ということならば、登山道のわかり易い所に落ちている可能性もあります(楽観的過ぎ?)。
そうは言っても道の横の叢なんかに落ちていたら見つけるのはかなり難しいなー
などあれこれ考えているうちに大原湖北端に到着。
ちょうど夜も明けて狭い山道も問題無し。
滑集落を過ぎて三本杉に向かう最後の案内板から先でまずは昨日見損ねた三本杉を探します。
(そんな余裕あるのか~?)
一部舗装の部分になっていて目を付けていた鉄橋の横に車を停めて橋の近辺をよく見ると、三本杉の案内板を発見。
(Click!)
もうちょっと道から見つけ易い所に設置してくれないと。
三本杉は森の巨人百選に選ばれているだけあって見事な巨木です。
気に掛かっていた三本杉も発見したし、この勢いで財布も発見するぞ!と意気込んで登山口駐車場に到着。
念のために昨日車を停めた周囲を確認後(無いっ!)登山口に向います。
と、
登山口手前の案内板
そのやや手前の地面に見慣れたモノが!
あまりに感激したので写真を撮るのを忘れて飛びつきました。
そうか昨日案内板を読んでいる時に落ちちゃったのか(←マヌケ)
多分昨日は自分が最後に案内板を読んで入山したみたいです。
山から降りてきた時は、案内板なんか見ずに自分の車に戻るのが普通。
しかも財布の色は地面の色に近い薄いこげ茶。
ってことで、自分も含め誰も財布がここに落ちていることに気付かなかったみたいです。
それにしてもあっさりと財布が見つかったのでホッとしました。
(これを読んでいるそこのあなた、「なーんだ」とか思ってません?)
しかし、今日は最悪飯ヶ岳をもう一回登って捜索することを想定しており、このまま帰るのもつまんないので山に登って帰ることにしました。
ですが今日は森林セラピーのイベントで飯ヶ岳の団体登山があるとの情報を掴んでおり、、財布が見つかった今となっては団体登山とガッチンコする可能性のある飯ヶ岳は避けたいところです。
と言って、下調べもしていない、地図も無いって状態で未踏の山は登れません。
さて?
(つづく)