先の土日は事前の天気予報によると両日とも晴れ。
最低でもどちらか1日は出かけたいところです。
で、23日の土曜日にかねてから行こうと思っていた飯ヶ岳 滑コースを登ってみることにしました。
飯ヶ岳は以前東側の河内峠からズルズルすべる
急登&笹薮漕ぎで登ったことがありますが、近年は西側の旧徳地町の滑地区から新しい登山道が拓かれて、沢あり自然林ありのこのコースが主に利用されている様です。
滑地区は今から15年ほど前、まだバイクに乗っていた頃、林道を走りに何度か足を運んだことがありますが、自然豊かな場所だった印象が今でも残っています。
以前何かの記事で、知名度は低いものの県内でも豊かな自然林の残る場所としては屈指で、道路沿いに続く滑峡は紅葉の名所として密やかな人気となっていると紹介されていて、納得したのを覚えています。
今回新たに調べたところによると、このあたりは
滑山国有林となっていて保護されているようです。
また、飯ヶ岳登山口近くにある巨大な
三本杉は「森の巨人たち100選」にも選出されているとのこと。
それで山口県の行き過ぎた植林政策の毒牙から逃れることができたのか!と納得。
前置きが長くなりましたが...
今回自宅出発がやや遅めとなってしまったので、滑地区に向うの大原湖北端の橋を渡ったのが10時前。
この先は離合場所少な目の1車線路になりますので、ペースを落として車を進めます。
このあたりから滑峡は始まっていて、自然味溢れる渓流沿いに進みます。
途中の駐車スペースにあった案内地図。
飯ヶ岳の登山口は三本杉の先にあるみたいです。
所々にある分岐には三本杉の案内板があって、迷うことはありません。
途中の滑集落(ほとんど廃村状態に見えました)にあったバイオトイレ。
こんなものまであるとは!
そのあたりの里山と同じような考えでちょっと道端で.....はできそうにありません。
滑集落から先は2WDの軽乗用車にはちょっとキツい未舗装林道でしたが、スローペースでなんとか走破。
こういう道はオフロードバイクが良いんだけどなあ。
でもこの道も景色は良い感じ。
途中、一部に舗装路があって、やれやれと思わせてくれましたが、すぐにまた未舗装となって、屈曲しながら登る山道。
これはそろそろヤバそうか!
と思ったところで、登山口の駐車場に到着。
あれ?
三本杉は?
どうやら三本杉は通り越してしまったみたいですが、帰りに見ればいいか。
登山口の案内板。
(Click!)
(実はこの案内板こそが後で重要な意味を持つことになるのであった)
案内板には登山道は時計回りに周回するのが順路みたいに書かれていますが、事前の調査で反時計回りの方が勾配が緩やかで、ゆったりと自然林が楽しめるという情報があったので、今回は反時計回りに登ることにしました。
(というところで、まだ山に登り始めてさえいないけど長くなったのでつづく)