立野では未明にトイレに起き出すと素晴らしい星空!
コンタクトレンズを外した目にもたくさんの星々の光が飛び込んできます。
しばし星々の競演を鑑賞した後は再びシュラフへ。
夜明と共に再び起き出して早々に朝食。
今日は十方山に登ります。
十方山はその印象的な名前故に学生時代から知っていたのですが、縁が無くて未登となっていたので期待大。
登山口に着くと、いよいよ十方山に登るのか!とワクワクです。
ところで、登山口前の駐車場所には犬連れで登山準備中のご夫婦の車一台が先に停まっているのみです。
自分達はさっさと準備してお先に登山道に突入!
本日一番乗りか?
と思ったのですが、しばらく行ったところでお年寄りのご夫婦を抜かしました。
(んん?この人たちは登山口までどうやって来たのかな?)
それはさておき、
暑い日が続いたせいか紅葉にはまだまだという感じでしたが、朝の光に緑が映える素晴らしい登山道です。
登山口から五合目表示のある中間ピークまで約1時間10分。
この後、いったん降って登り返してしばらくすると勾配が緩やかになるとともに開けた感じになってきます。
頂上付近は開放感のある熊笹の原になっています。
ついに頂上(1318.9m)に到着~。
やはり自分達が今日の一番乗りみたいです。
登山口から約2時間でした。
実は本当の頂上(1328m)はここから北に数百メートル行った所にあるピークなのですが、目立つ標識と三角点の存在からこの場所が頂上として認知されているようです。
頂上からは、山名のとおり素晴らしい展望が得られました。
南には瀬戸内海と海沿いの山々。
空気が澄んでいれば遠く四国の石鎚山まで見えるらしいのですが、今日はさすがにそこまでは見えないみたいです。
西には、キャンプ場のそばにある女鹿平山-羅漢山-吉和冠山-寂地山-安蔵寺山など西中国山地の山々が望まれます。
山頂で素晴らしい景色を眺めながら、ひと口餅などを食べつつ20分ほど休憩して下山開始。
驚いたことに下山路では出会う出会う。
20組以上のグループとすれ違いました。
登山口まで降りて、駐車場を見ると30台近くの車が停まっていました。
いや~十方山って超人気の山なんですね。
歩く距離が長くてかなり脚には堪えますが、山頂付近の開放感が良いのが人気の理由なのかな?
キャンプ場に戻った後は今日の素晴らしき山行に乾杯っ!