日立製作所 笠戸事業所 フェスティバル2011

あいあん

2011年05月21日 20:33

下松市にある日立製作所 笠戸事業所は鉄道車両の製造をしている事業所です。
新幹線はもちろん国内を走る多くの列車のみならず海外の列車の製造実績もあります。
この事業所のすぐ横を通る県道からは塀越しに製造途中の列車の上部1/3くらいが見えるので、ここを通るのは楽しみだったりします。

その工場が開所90周年記念ということでフェスティバルを開催し、内部を一般公開!
自分の会社の工場は毎日見ていますが、他所の工場を見学できる機会は滅多にありません。

ということで、家族を引き連れて行きました。

10時からのオープンに合わせて現地に行ったのですが、いやー予想以上の人出です。

やはり目当ては鉄道車両なので、工場奥の車両見学エリアを目差します。

あっ、見えてきました。
見慣れた東京メトロの車両です。
実は来週、これと同型の車両に乗る予定です(笑)。

こっちは阪急の車両。


今回のフェスティバルの最大のイベント?は何と言っても
「電車ができるまで」工場見学ツアー
です。

さすがにこれは大人気で、ちょっとしたテーマパークなみに並んでいます。
待ち時間40分。

しかし、待ち時間に先ほどの阪急電車の車両を大型クレーンで港に運搬する作業があり、間近で見ることができました。






さて、いよいよ順番が来て工場見学ツアーです。
ツアー会場入り口に置かれたこれ、

軽く叩いてみましたが、見た目によらないカンカンという軽い音。
原料もアルミで軽量化を図っています。
もうおわかりかもしれませんが、これは

新幹線のノーズの部品です。

さて肝心のツアーなんですが、残念ながら撮影禁止です。
サンダーバード第1話でフッドが使った、帽子に仕込んだ隠しカメラが欲しいところです。

工場内は、名古屋地下鉄の車両、N700系新幹線、E5系新幹線の組み立てラインでした。

普段滅多に見ることのできない車両の下回りの作りや組み込まれた装置(あれ?M菱電機製もあるぞ)などを間近に見ることができて大変興味深い内容でした。
ツアー会場外側に置かれた撮影用E5系新幹線車両。


このツアーの他には産業プラントや半導体製造装置の見学などもありましたが、これはそれほどのものではありませんでした。

見学がひと段落したらお昼になったんで、食事関係のエリアに行きました。
人出が多いので、ありつくのは難しいかと思っていた豚汁1000食無料サービスをゲット。

日立製の圧力容器のパーツを鍋代わりにして煮込んでます。


食事をしたら後は帰るだけと思ったんですが、入り口近くにあった歴史記念館。

これがしょぼい外見に似合わず、列車のパーツやら何やら鉄道マニアなら垂涎の展示物が色々あって、なかなかの見応えでした。
ここも撮影禁止なんで、お見せできないのが残念!

いやいや、無料で有意義な半日を過ごさせてもらいました。


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