金冠黒松(復興祈念登山 番外編)

あいあん

2011年03月30日 20:08

今回の登山では現地への往復に県道1号線で新岩国駅の近くを通りました。
駅の東に「金冠黒松」で知られた村重酒造があります。

県道脇の入口には「ご自由にお入り下さい」の看板。
ここには日本一の杉玉があります。

日曜日の日中なので工場も休みだし、他に見学者とかは居ませんでした。
ですが、一人で「でかいなー」と杉玉を眺めていると、なんと村重酒造の社長さんが出てこられて色々説明して下さいました。

歳のせいか忘れやすいので、覚えている限り列挙します。

・そもそも杉玉というのは、その年の新米で醸造した新酒ができたという目印として、造り酒屋の軒先に吊るすもの。
・調べてみたら、4mの大きさの杉玉が日本一ということだったので、「よっしゃ!」と思って作ったのがこの5mの杉玉。現在これが日本一の大きさ。
・作り方は鉄のフレームで直径4mの網状の球(重さ約1t)を作り、これに50cmの長さになる様に杉の小枝を刺し込んで作った。
・杉の木は、社長さんが日本製紙の関連会社の社長もしている関係上、日本製紙の持ち山から調達した。
・最初杉の木80本分もあれば足りるだろうと思ったが全然足らず、さらに80本追加したが、それでも足らず結局250本使った。
・その結果、総重量が3tになった。

 製作の状況はこちら-日本一の大杉玉「玲瓏」 

・杉玉の裏側下部に杉が挿して無い部分があり、そこから中が見える。中には神棚が祭ってある。

おぉ~確かに!

中には神棚が

・杉玉は奈良の三輪神社にゆかりのもので、ご神体である三輪山の杉から作られた「しるしの杉玉」に由来する。
・杉玉下部に吊るしてある木札には「三輪明神」「しるしの杉玉」と書かれている。

・一番心配なのは不届き者が火をつけることなので、色々対策がしてある。
  (1)杉玉下部には防炎剤が塗布してある。
  (2)人が近付いたらセンサーで照明が点くようになっている。
  (3)同時に防犯カメラで録画している。

等々たくさんのためになる話やら裏話を聞かせて下さいました。
社長さんありがとうございます。
いつもは焼酎だけど今度日本酒を買う時は村重酒造のものを買います!

と、杉玉も神様がお宿りしているということなので、ここでも祈願。
「被災者の皆さんが笑顔でお酒を飲める日が1日も早く来ますように」

あと、もうひとつ村重酒造で忘れてはならないのが「厳流井戸」です。

村重酒造の南端、県道脇にあります。
昔は無かったように思うんですが、あの社長さんが作らせたのかな?
車2~3台駐車可。

お酒の仕込みにも使っているらしい、錦川の伏流水です。
まず少し口に含むと「う、うまい!」。
いや~、ものすごくまろやかです。
看板には超軟水と書いてありましたが、まさにソフトです。
当然ペットボトルに詰めて持ち帰りました。

帰ってから芋焼酎「七窪」を水割りにしてみました。

ソフトな巌流水はフルーティすっきり系の七窪との相性も良く、とてもおいしく飲めました。

(ついにこの稿完)


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