昨日の虎ヶ岳登山の後に立ち寄ったのが「ゆーぱーく光」です。
確か2年ほど前にオープンしたと思うのですが、今回が初めての利用です、
っつーか、見るのも初めてです(幹線道路からちょっと入った住宅街の中にある)。
入った時はそれほど混み合った感じではなかったのですが、さすがに3連休とあって中の写真は撮れませんでした。
浴槽は「ぬるめ」、「適温」、「冷水(サウナ用)」の3つ。
塩素臭がちょっと気になりました。
料金は市民が510円、市外610円で、中国地方では標準かな。
受付の若くて好みのタイプのおねいさんが親切に色々教えてくれたので、また来てもいいかなという気分です。
ところで、この「ゆーぱーく光」ですが、色々すったもんだあって、今でも市民の間では賛否両論あるんですよね。
自分の知る限りのことを想像も交えて羅列すると、
1.最近流行の地下深くまでムリムリにボーリングして温泉成分を含む井戸水を湧出させたものではなく、泉源は自分の知る限りでは40年以上前からあった。
以前は小規模な旅館があって、その後廃業して温泉は公共の福祉施設の風呂として使われていた(と思う...)
2.最近の温泉ブームにあやかって新たに温泉施設を作ってはどうかという話になった。
能無しの小役人や議員がよくやることですが、大赤字の冠山オートキャンプ場もまさにこの流れでできたんだよな~
3.当初案は、例によって小役人の妄想によってものすごく大規模な施設を作り、どう考えてもあり得ない来場者数によって漸く黒字になるようなものだった。
これには流石に市民のみならず議会も呆れて猛反対、温泉施設自体がお流れになる可能性も出てきた。
4.こうなると自分の面子にかけても施設を作るのが小役人。
当初計画より大幅に規模を縮小して、議会のセンセイに根回しして、こっそり議会を通した。
市民には依然懐疑的な人も多かった。
5.てな経緯で、普通ならオープンの時は大々的に宣伝する訳ですが、市内ではほとんど宣伝は無かった。
オープンを知らない市民も多かった。
という感じかな。
さて数年経って、ここは赤字か黒字か?
やはり事の本質は役人というか役所の無責任体制にあるように思います。
事業に使うカネは人のカネ(税金)、でっかいアドバルーンをブチ揚げて予算をブン盗ってきた奴が偉い奴。
後の責任は取りませんって。
ヤレヤレだぜ...(承太郎)