三倉岳でキャンプ&登山(2)

あいあん

2012年04月09日 23:54

今回、夜はかなり冷え込みました。
寝具は、旧ダウンハガー#3+シュラフカバーでしたが、夜中に「ちょっと寒いな」と何回か目を覚ましました。
明け方は足元が冷たく感じたので、ダウンジャケットを掛けたところ、これが奏効して暖かく眠れました。

起床は6時半。
しかし、寒くて外に出たくないっ!
けれども外に出ないと、肝心の山登りの準備ができないっ!

しばらく2つの気持ちが葛藤していましたが、ようやく山登りしたいという気持ちが寒さに勝って外に出ました。

顔を洗いに炊事棟に行くと、外に置いてあった水溜の中の水が凍っています。
駐車場の車も霜に覆われていました。

この日、地理的に近く、標高もほぼ同じ廿日市の津田(岩倉温泉近く)の最低気温は-3.3度。
寒いはずです。

しかし、聳える三倉岳は朝日に輝いて呼んでいます。

よし、待ってろよ。
と、そそくさと着替えを済ませ、山屋の定番?レトルトご飯&カレーでさっさと朝食も終了。


出発は8時過ぎ。
Bコースというのを登ります。


最初は緩やかな登りですが、そのうち石段が登場するあたりから傾斜がきつくなってきます。
しかし、この石段を作るのも大変だったでしょうね。

麓から見たとおりの岩山で、登山道脇のあちこちに岩壁があります。


途中、岩場に一株だけツツジが咲いていて印象的でした。


中岳との分岐を経て本日最初のピーク、朝日岳に着いたのが出発から50分後。

朝日岳から中岳、瓦小屋山方面。

ここの景色もなかなかですが、中岳に行けばもっとよく見えるので、すぐに出発。

再び分岐に戻り、中岳に向かいます。
その先からいよいよ鎖場の登場です。

ですが、ここには鉄製の足場やしっかり張った木の根等もあるので、それらを使えば鎖に頼る必要はあまりありません。
分岐から5分ちょいでもう中岳のピークです。

中央やや左手に見える空き地がキャンプ場の広場です。
あそこから登ってきたんですねー。

ここは、北から東回りに南方向まで180度が見渡せます。

これから向かう夕日岳、瓦小屋山。


南から東方向。
(Click!)


東から北方向。
(Click!)


中岳では15分ほど展望を楽しんで、夕日岳に向かいます。

中岳~夕日岳間も何ヶ所か鎖場がありますが、クリアするのはそれほど難しくはありません。


10分ちょいで夕日岳に到着。

中岳、朝日岳方向。

あっ、朝日岳に誰か居る!(写真じゃぜんぜんわかりませんが)

下の段の岩場に降りて、頂上を見上げる。

今日は快晴です。

夕日岳で三倉の三本槍?は制覇ですが、実は三倉岳にはもうひとつ三角点ピークがあります。

夕日岳を降るとつぶれた9合目小屋があって、そこが下山路と三角点ピークとの分岐です。

ここから三角点まではほんの数分。

701.8mの三角点に到着!
しかし、ここはあまり展望が良くないので、証拠写真だけ撮って後半戦の瓦小屋山への縦走に向かいます。


あなたにおススメの記事
関連記事